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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュのナツひとり

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【会場】  新橋演舞場
【公演】  2007/11/1(木)〜07/11/26(月)
【キャスト】仲間由紀恵/生瀬勝久/福士誠治/西尾まり/菊池隆則/
      三上市朗/沢田雅美/宇津井健 声の出演:森光子
【演出】  マキノノゾミ

仲間由紀恵さん、いかがでしょう。

コメント(2)

11/17(土) 昼公演 
新橋演舞場 1階 1列 センターブロック

原作、橋田壽賀子恐るべし。
うん。
これは間違いなく、日本人の心をつかむ作品です。
もうNHK「朝の連続ドラマ」です。
「渡る世間は鬼ばかり」です。
まぁ、わたしはどちらも見ないのですが、
こうやってきちんと見ると、やっぱりいいんです。
もう、ジジ&ババにはたまらないでしょうね。
客席も年齢層が高い。
わたしも両親にチケットを贈りたくなりました。

脚色・演出、マキノノゾミ恐るべし。
PARCO劇場でのシアターナインス公演「実を申せば」で心を奪われました。
心をくすぐるのがうまいんです。
泣けちゃうんです。
今回も素晴らしいです。

私の心が震えたのは…。
今の自分の身につまされるのは、やはり恋する気持ちと引き裂かれる苦しみ。
思いを寄せる二人なのに、状況がそれを許さないんです。
戦争であったり、
国籍であったり、
仕事や生活の違い(すれ違いや違和感)であったり、
病気であったり…。
事情はみんな違っても、障害という点ではみんな同じ。
原作の意図は違うのかもしれませんが、
ここではナツが男性に対して、やや依存的だなぁと思えてしまいました。
なんだか流されてしまう感じで…。
ただ、それぞれの別れの苦しみや成就しない恋の切なさは
ひしひしと伝わってきます。
特に、戦争から戻った金太の、広島の家族を失ったことを知り、
さらに、ナツが日系アメリカ兵と交際していることを知ったときの気持ちを思うと苦しいです。
そして、ずっと一人で生きてきた紆余曲折の数十年の後に、
末期癌であることを知って、ナツに会いに来るときの気持ち…。
言わないでおこうと決めていたのに、ついつい…という気持ち。
苦しかったです。
切なかったです。
ナツは病気のことを知り、別れを告げる金太に
「そんなこと知らされて、あぁそうですかなんて言えるわけないっしょ。」
と言って最後の時間を共に過ごそうと提案します。
思いを寄せ合う二人が、若くて健康なときに一緒にいられず、
年老いて死を前にしてようやく寄りそう。
切ないです。

ナツは、ずっと孤独でした。
幸せの中にいても孤独だったように思います。
幼少期に家族に捨てられた人生。
人の目を気にしながら、人に気を遣いながら、
ただ、上の人生を目指して頑張ろうとしたナツ。
人生にはいろいろありますが、それでもナツは幸せだったと思います。

生瀬さんはやっぱりいいですね。
仲間さんは、この役に合っていると思いました。
ただ、声を張れないので、あまり舞台向きではないのかもしれませんね。
沢田さん、そして宇津井健さんは素晴らしいです。
宇津井さんは、もうかなりのお歳でしょうが、いいですねぇ。
若い女優さんが演じる主人公の良き理解者という役がピッタリです。
西尾さんも上手い。

うーーーーーーーん、うまく書けませんでしたが、
とにかくいい舞台でした。
お薦めです。

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