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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの円生と志ん生

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【会場】  紀伊國屋サザンシアター
【公演】  2007/11/14(水)〜12/2(日)
【キャスト】辻萬長/塩田朋子/森奈みはる/池田有希子/ひらたよーこ/角野卓造
【 作 】  井上ひさし
【演出】  鵜山 仁

いま、全国公演で各地を回っています。
お近くで公演があるのではないですか?
調べてみて下さい。
わたしも地元で観劇予定です。

コメント(6)

10/16(火) 夜公演 
高崎文化会館 14列サイド

こまつ座の「円生と志ん生」です。
東京での公演は以下の通りです。
【会場】紀伊國屋サザンシアター
【公演】2007/11/14(水)〜12/2(日)
【キャスト】辻萬長/塩田朋子/森奈みはる/池田有希子/ひらたよーこ/角野卓造

これが全国を巡業中で、地元での公演を観ました。
通常は、興行元が演劇鑑賞会ですので、一般のチケット販売はありません。
そこで、こまつ座の井上都さん(作家、井上ひさし氏のご息女)にお願いして
チケットを確保していただきました。
持つべきものは……………ねぇ。

作品は落語家の二人の話ですが、第2次大戦後の中国大連でのお話。
そう、落語という笑いをモチーフにしてオブラートに包みながら
戦争に対するメッセージが垣間見えます。
構成は、
「あぁ、こまつ座ってやっぱりこれだよなぁ。」
と思わせてくれるものです。
生のピアノ演奏がBGMで、要所に歌と踊りがちりばめられています。
コミカルで笑えて可笑しくて…でもちょっぴり切なくて…。
でも、嫌じゃないんです。
そう、重くないんです。
それが「狙い?」「意図?」「作戦?」なのでしょうか?
さっぱりとしたお芝居でした。

疲労がたまっていたわたしと連れ。
わたしは1幕で、彼女は2幕で、ちょっと別世界に旅してきちゃいました。
スミマセン。
11/17(土)夜の部で行ってきました。

個人的には、こまつ座の舞台は『ロマンス』に続き2回目です。

始まるまで眠たくて疲れて劇場に向かいましたが、
終わった後眠気も吹っ飛び、スッキリしました。

何かホッとさせてくれるんですね。

辻さんと角野さん扮する円生と志ん生の大連での旅。
それに何役も扮して絡む4人の女優達。

終盤で志ん生をキリストの再来と勘違いしてあわてる修道女たちに
笑いを伝授して、辛い日々を乗り越えようと励ますシーンは
笑えてかつホロッときました。

随所歌われるナンバーも言葉遊びを含め奥深い歌詞で、
井上先生の温かさが感じられます。

そんな時代を駆け抜けて芸を追求していった
三遊亭円生と古今亭志ん生の落語も
あらてめて聴いてみたくなりました。

こまつ座の次回作『人間合格』も楽しみです。

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