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演劇舞台■観劇した思いを語ろうコミュの紙屋町さくらホテル

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【公演日程】2007年 4月29日(日)〜5月5日(土)【会場】  六本木・俳優座劇場 
【出演】  辻萬長/中川安奈/木場勝己/森奈みはる/久保酎吉
      栗田桃子/河野洋一郎/前田涼子/大原康裕
【作】   井上ひさし 
【演出】  鵜山仁

昭和二十年、五月、広島。

紙屋町ホテルは、名優丸山定夫とスター女優園井恵子を迎えた。そして、女主人をはじめ宿泊客までが、まるごと移動演劇隊「さくら隊」に入隊することになる。公演は2日後。演し物は「無法松の一生」。しかしかれらの前途には山のような困難が待ち受けていた。

役者はみな素人。しかも薬の行商人を装う男は、じつは海軍大将。傷痍軍人もじつは陸軍省の密偵。さらに彼ら全員を、特高刑事が監視している。
はたして。「さくら隊」はぶじに芝居の幕をあけることができるのだろうか。

大日本帝国存亡のときに、全国を行脚した天皇の密使。
海軍大将長谷川清が、広島で邂逅した、あのかけがえのない三日間。

原爆で逝った愛しき人びとの歌声が、青空のかなたから、いまも長谷川の胸に、清らかに響く。

コメント(5)

うーーーーーーん。
ちょっと渋いからなのか、食いつきが悪いですねぇ。
私は明日、俳優座劇場に行ってきます。
観てきました。
六本木のど真ん中にある俳優座劇場。
通りにはスタイルの良い綺麗なお姉さんが闊歩しているのに
この劇場の中だけはまるで別世界。
だって、ほとんどの方がロマンスグレー(失礼かな?)。
やっぱり年齢層が高いなぁ。
私なんか、まだまだヒヨッコです。
で、これが「こまつ座」の雰囲気なんでしょうねぇ。
法被を着たスタッフの皆さんも、木訥としていて優しい感じ。
まぁ、多少「やぼったい」感じ(これまた失礼ですね。悪意はありません。)で、
劇場の前を歩いている方々とは違う人種。
六本木でここだけが「ほんわか」している感じです。

さて、お芝居について。
いやぁ、素晴らしかったです。
井上都さん(こまつ座制作部)がおっしゃっていた
「このカンパニーは、仲が良くて息が合っている。」
というのが良くわかりました。
ファミリーな雰囲気が伝わってくる感じでした。
また台詞が美しいんです。
劇中劇があるのですが、その「劇」に臨む姿勢を語る台詞が素敵だし、
戦争によって苦しんだ人たちのことを語る言葉が、ずっしりと重いし、
心にしみる言葉がたくさん詰まっているお芝居でした。
井上ひさし、恐るべし。
前回の「私はだれでしょう」といい、今回の「紙屋町さくらホテル」といい、
太平洋戦争から目をそらさずに、唯一の被爆国である日本の使命を
我々に強く訴えかけてくれている気がします。
こういう芝居は、ロマンスグレーの方々だけではなく、
日本の若者たちに観てもらわなければいけないと思います。
あぁ、中学生に見せてやりたいなぁ。

役者さんについて。
やっぱり木場勝己さんはいい。
この人の涙のシーンはたまらない。
今日も、今までに見たことがないほど顔を真っ赤にして泣いていました。
鳥肌が立ちます。
大きな口を開けて「ガハハ」と笑う笑顔も最高。
また久保酎吉さんも渋い。
大好き。
女優陣も素晴らしかった。
森奈みはるさんは写真よりずーーーーっと美しくて惚れちゃいました。
中川安奈さんも長身でスタイルが良くて鼻筋が通っていて、二世役にピッタリ。
栗田桃子さんにはKOされましたね。
スパーンと放つ台詞もキレがあって気持ちが良いし、
涙のシーンも表情が豊かです。

ということで、内容の濃い、完成度の高いお芝居で
じっくりとその世界を楽しむことが出来ました。
大満足です。
もう一つ感激したこと。
劇場に入ると、どこの会場でもチラシを渡されます。
ものすごい量で、二つ折りにした紙で挟んであるだけのもの。
あれを落として必死になって拾う姿を見たことありませんか?

こまつ座さんは今回、チラシをクリアファイルに入れて配布されていました。
あれならばチラシをバラバラと落とすことはありませんし、
きれいに持ち帰りたいと思う人にも有難いはずです。
そして何より、制作者側のチラシに対する思いや姿勢が伝わってきます。
作品(舞台)は、このチラシによる広報からすでに始まっているのですね。
会場で「ロマンス」のチラシをじっくりと見ている方や、
チラシから会話を弾ませている方を見ると、それを実感いたします。

思いやりや優しさ、そして作品に対する真摯な姿勢を感じました。
2日に観ました。
あまり人気ないのかな(^^ゞコメントないですね・・・

確かに年齢層高く、しかも男性が多いのは、出演者のせいでしょうか?井上ファンというより、「こまつ座」ファンなんでしょうね。

正直・・・前半は入り込めず、間違ったかなー?と思いつつ、ど真ん中で、丁度目線が役者さんと同じ位の席、ばしばし目が合ってしまう状況で、睡魔との闘い・・・やばい!!!
でしたが、15分の休憩でこのメニューは何?何時頂けるの?ッて感じの売店?で、コーヒーを頂き、気分一新わーい(嬉しい顔)
後半は、すばらしかったです。(ッて、前半もすばらしかったんだと思います)どんどん惹きこまれていきました。
もちろん役者さんは皆上手いのですが、この作品に関しては、「井上ひさし、恐るべし」でした。

終演後のことですが、客席で泣き声が(@_@。
「子供???」『・・・何が起きたの??」と思って見回したら、多分80歳代のおじいちゃまが、嗚咽していらっしゃったんです。
私でさえ、あの内容は今改めて複雑な気持ちになったのだから、リアルタイムで生きていらした方には、かなり辛いノンフィクションなんでしょうね・・・

あの、クリアファイル、大感動です!!

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