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科学の知恵袋コミュの科学豆知識 地学篇(3) ボイジャーの冒険

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 地球から最も離れて今も尚観測を続けているボイジャー1号・2号。
 太陽系の惑星を次々と観測していき、ついには太陽系の縁に到達した模様だ。

 今回の報告によると、ボイジャー1号がヘリオスシース(Heliosheath)に到達した模様だ。
 ヘリオスシースとは、太陽風が太陽系外の星間物質(ガス)とぶつかる領域のことである。
 その距離はおよそ98天文単位(1天文単位は地球と太陽との距離)である。

 太陽風(太陽コロナから噴出する高速の荷電粒子の流れ)の速度が、それまでの時速112万キロから16万キロ以下に極端に落ちたことと、太陽系外の星間物質(ガス)が検知されたことで分かった。

 打ち上げから26年、ボイジャー1号は現在太陽から135億キロ離れた領域を飛び続けてけいる。
 太陽系外の星間ガスの勢いが増すへリオシース(Heliosheath)を14〜15年かけて通り抜け、今から約20年後には太陽風の影響力が尽きる太陽系と他の星間領域との境界であるへリオポーズ(Heliopause)、即ち、太陽系の果てに達する。
 太陽風の影響力が及ぶ範囲は太陽圏(Heliospher)と呼ばれ、太陽を中心に最大半径100AU(約150億キロ)まで広がっていると考えられている。

 ボイジャー計画についてはついこの間のNASAの削減計画のリストにのるなど継続が危ぶまれているが、その心配もなくなりそうだ。

*1977年9月5日に打ち上げられたボイジャー1号は、 1979年9月に木星に接近した後、1980年11月に土星に接近した。それ以後は、黄道面を離れ恒星間空間への進路をたどった。ボイジャー1号は、地球から最も遠い領域に到達した最初の人工物体(探査機)になった。



 (Science Now 2005 0524)

コメント(1)

すごいですね〜。
20数年も前に打ち上げられた衛星が未だに活動を続けてることとか、銀河の果てまで行くこととか、もう色々凄いです。

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