ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

科学の知恵袋コミュの科学豆知識 数学篇(3) 合同式

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 さて、先日出した数学のQUIZですが、答えが出た(?)ので、解説といきましょう。

 やなぎさんが答えてくれたように、正解は、

 Aの箱に、3n+1の数字(1、4、7、・・・、100)
 Bの箱に、3n+2の数字(2、5、8、・・・、98)
 Cの箱に、3nの数字(3、6、9、・・・、99)    (nは整数)

 というふうにわけて入れていればいいのです。
 (やなぎくん、なぜ100を分けて考えたのかな?)

 すると、
 Aの箱以外からカードが選ばれたとすると、その合計は(3Χ+2)+(3Υ)(Χ、Υは整数)となり、3で割ると2余ります。

 同じように、
 Bの箱以外からカードが選ばれると、合計は(3Χ+1)+(3Υ)、3で割れば1余ります。

 Cの箱以外からカードが選ばれると、合計は(3Χ+1)+(3Υ+2)、3で割れば余りは0となります。

 こうすれば、どの箱からカードが選ばれなかったのかを知ることが出来ますね。

 このように、特定の数で割った余りを考える考え方を、合同式といいます。

 先の例では、3で割った余りを考えたので、
 例えば、

 97≡1(mod3)

 と書き、modはモードと呼びます。

 この合同式の問題は、東京大学入試試験や京都大学入試試験で有名ですね。(あれ?京大入試にも出てたよね?(^^;))

コメント(1)

ちなみに、合同式を使わなくても、QUIZの別解として、

 Aの箱に1のカードを、
 Bの箱に2〜99のカードを、
 Cの箱に100のカードを

 入れるという分け方でも出来ます。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

科学の知恵袋 更新情報

科学の知恵袋のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング