Luck of the Draw をBGMにSteveがステージ右手から手を上げて登場! と同時に会場からもの凄い拍手と歓声。そして、スタインバーガーの6弦エレキを抱えて準備し、BGM 終了と共にオープニングは、Bareback というスタジオ盤では未発表の曲で、ミディアム・カントリー調の軽快な曲である。Steveは、単にメロディやコードを弾くのではなくコードにもメロディを表し、ベース音も同時にプレイするという、まさに一人多重奏のようである。そして、実にリラックスして演奏している。演奏が終わると「Thank you,Tokyo〜!」と、共にとても元気に少し長めのご挨拶。ようこそSteve!
Cactus Boogie が終わるとチューニングをし、「GOING FOR THE ONE アルバムの中から演るよ」と言い Awaken 最初のアンサンブル・ギター・パートを演奏する。10秒位演り、今度は Parallels の出だしを口ずさみながらこれも10秒位演る。かと思えば Wonderous Stories のVoの出だし部分をメロディと共に15秒位演奏。 Steveは、「これじゃない、これじゃないよ」と言い Going For The One の出だしスティール・ギターの部分を5秒程演奏。「実はこの曲でもなくてほんとはこれだよ。This is Turn Of The Century」と言い9曲目が演奏される。 イントロのあのギターワークはスタジオ盤通りで痺れもの。もちろんVo付き。歌の部分のギターはスタジオ盤とは異なり、コード・ストロークを織り交ぜて、決して上手くはないけど一生懸命歌っている。間奏の手前、"I'm sure we know" のあとに(間奏とサビのVoはカットされ、ちょっぴり残念だったが)エンディングのギター・パートへ移行する。ここもスタジオ盤通りでとても綺麗だった。私の大好きな曲なので感激もの!
今度はスタインバーガーの12弦エレキに持ち替える。 13曲目、Steveは「『GTR』レコードからの曲を演るよ」と言い Sketches In The Sun を演奏。ピックで低音部のベース・アルペジオを弾き、薬指で高音部のリード・メロディを弾くクラシック奏法だ。リフの展開が実に自然な感じで幾度も変化し、まるで何本ものギターが一緒に歌っているかのような素晴らしい盛り上がりをする。アメリカン・ツアーではアコギで演奏されているが、この曲はサスティーンを生かす意味でエレキの方が合っていると思う。まさに一人多重奏だ。ここで12弦ギターを置く。
18曲目は THE ANCIENT 中間のスパニッシュ・ギターの部分をほぼスタジオ盤通りに演奏。あの東洋的な独特のあるフレーズを聴かせてくれて、Voパートの部分は、VoリフとGリフが全然違うのだがSteveはしっかりと歌っていた。アメリカ公演と違うのは、このパートの後のバンド・アンサンブルの部分も最後まで演奏をしていた事でエレキ・リフも忠実にギターのボディをパーカッション代わりに叩きながら実に凄くてお見事だった! 因みにこのスパニッシュ・ギター部分のタイトルは Leaves of Green という。(Steveのオリジナル音源だね)
BAREBACK
DOROTHY
MEADOW RAG
MISTY
SWEET THUNDER
THE GLOLY OF LOVE
WINDY AND WARM
COUNTRY MIX
CACTUS BOOGIE
TURN OF THE CENTURY
DIARY OF A MAN WHO VANISHED
LOOKING OVER YOUR SHOULDER
SKETCHIES IN THE SUN
MOOD FOR A DAY
HERITAGE
BEGINNNINGS
CORKSCREW
exerpts from TALES FROM TOPOGRAPHIC OCEANS
CLASSICAL GAS
RARE BIRDS
RUNNING THE HUMAN RACE
SOON
RAM
MASQUERADE
SECOND INITIAL
THE VALLEY OF ROCKS
THE CLAP
BLINDED BY SCIENCE
HEAT OF THE MOMENT
CLOSE TO THE EDGE
MY WHITE BICYCLE