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銀投資コミュのTheodore Butlerのレポート

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ソースは御馴染SilverSeekから
(11月のニュース)
http://news.silverseek.com/TedButler/1225823576.php

「銀不足の多くの兆候」と題されたこのレポートではCOMEXでの銀現物不足が深刻な事態に直面していると言い、金市場と同じショートスクイーズが起きる可能性を示唆している内容になっています。銀も金と同様に市場価格が販売価格より低い逆さや状態だからでしょう。以下に内容を端的にまとめます。

●Butlerのレポート
・10月の買い取引の殆どが現物取引で成立してしまい、650万オンスの銀現物がCOMEXから流出し、それにより恐らく殆ど銀現物はCOMEXに残ってはいない。

・SLV(銀ETF)ではわずか二日で450万オンス分の銀が売られた。恐らく高騰を見込んだ産業用途に取り崩された可能性が高い。また、ロンドンからインドへ大量の銀現物が空輸された報告がある。

●Friedmanの将来予想

・将来のCOMEX先物での銀現物取引は期待しない方がいい。恐らくCOMEXは閉鎖されるだろう。

・銀現物の供給は窮している。投資家達は現物を買い続け、鉱山と精錬所は(採算が合わないので)生産を減らしているから。

・20年後、1000オンスの銀地金はトランプタワーの二つのベッドルームのあるアパートと同じ価値を持つだろう。

・投資家達がうろたえれば、一週間で倍の価格になり、2ヶ月未満で40ドルに達し、銀現物がないという事実に直面したら100ドルに達するだろう。

・注意して頂きたい事は、スプレッドがどんなに魅力的でも、COMEXでの10000オンスの銀証書より、1000オンスの銀現物の方が価値があると言うこと。

・銀の価格が金と等価になったら売ればいい



あとは銀は工業需要が高いのと、有効なヘッジの手段が無い事が急騰の後押しをするといった内容です。ちょっと強気すぎる見解かもとは思うのですが、上がってくれるといいですねほっとした顔

コメント(4)

・一番安全なところへ飛べ
http://news.silverseek.com/TedButler/1229450490.php

毎度の事ですが、ニュアンスが分かればイイやという程度の超意訳です


・米国民達は非常に危険な財政危機の中に生きている。
 もしも貴方が、現在の金融危機に対して驚いていないならば、あまりにも感心を払っていないのだと言わざるを得ない。今の問題は深刻で、更に悪化している。財政と経済の逆風は世界経済の成長を止めて収束させる。

・このことは銀に対して何を告げているだろうか?現在の悪いニュースは銀にとっては良いニュースだ。それは産業に不可欠な必需品としての二つの役割からいえる事。経済が良いときには銀は天然資源(銅や原油)などと比較されるが、悪いときは財政危機の救命具としての金と比較される。残念な事に今は悪い時だ。

・今、質への逃避が世界中で起きている。それはマイナーなイベントではなく津波のような大きな動きだ。先週では、米国債の利回りが0%以下になった。このような事態は今まで見たことが無い。これは言い換えると、利益より安全性が主目的であるということ。

・ニュースは腐っていて、豊かさは我々の前から姿を消している。既に世界中で、市場価値が既に10兆ドル以上が失われたと見積もられている。現在の財政破綻のスケールは我々の認識を超えている。

・政府発行有価証券や金とは違って、銀の価格は今年大幅に安くなった。その低下は銀の現物が売られた結果ではない。実際、金と比較した場合、現物の不足具合や小売でのプレミアムの高さは銀の方が高い。これは銀現物が金現物より少ないという事の証明かもしれない。銀の価格低下は金と比較した場合、かなり過小評価されていることを示している。

・今の状況は金の価値を上昇させるように思われる。COMEXへの現物の要求やカウンターパーティリスクの無い事など。だが、今の金にあてはある事象は全て銀にも当てはまる事だ。そして銀は金より不足している。そんなものが金の価格の1.5%未満で売られているのだ。貴方が(上記の理由で)金を好ましいと思うなら、銀もそうでなければならないはずだ。


・世界はバーナード・マドフの500億ドルのねずみ講を知った。これは銀にとっては重要な事。世界中の大金持ちのクライアントから広く尊敬され、信頼されていた人間が行った裏切り行為は、質への逃避を更に加速させる。そして数千年もの間、金と銀は信頼された資産だった。

・私が過去20年間主張した価格操作に関する事とマドフの詐欺行為には注目すべき類似点がある。両方とても期間が長かった事や洗練されたプロが関係していた事。そしてその両方とも、そういった詐欺行為を防ぐ為の政府監査機関の目の前で起こった。

・マドフの詐欺にあった投資家達は悲しい事に、既に遅すぎた。だが、銀の投資家に関しては全く違う。価格操作は銀価格を急落させたが、この詐欺に関しては素晴らしい将来が戻ってくれると約束できる。むしろ銀投資家にとって本当に危険な事は、貴方がどうやって銀を保管するかと言う事。貴方は自分自身で保管して欲しい。決して購入したディーラーに預けるようなことはしてはいけない。
6月16日のレポートです。分かりやすくまとまっていると思ったので翻訳しました。
毎度のように超意訳なんで、しっかり読める方は原文を読む事をオススメしますあせあせ



"Making The Case"
http://news.silverseek.com/TedButler/1245173905.php


現在行われている銀(および金)の価格操作について、その話の前提を伝えるために、
私はいつもは言葉を多く用いて説明している。しかし、今回はそれを少し変えて、より視覚や聴覚のツールに頼るつもりだ。

Carl Loebのおかげで、私はCFTC(*1)から得たデータをまとめた、全てのコモディティ市場における米国の銀行達が抱えている、空売りポジションの総数を示す2つのグラフを提示する。
(*1:米商品先物取引委員会。米国政府の先物市場監査機関。金・銀の価格操作に関する監査には非協力的なので非難されている)

また、King of King World NewsのEricのおかげで、この話に関する私のインタビューを以下のリンクをクリックする事で聞く事が出来る(*2)
(*2:毎度の事ですが、ヒヤリング出来ないので…。分かる人はどうぞ)
http://www.kingworldnews.com/kingworldnews/Podcast/Entries/2009/6/12_Ted_Butler.html

以下の2つのチャートは、COMEXにおける金と銀について(商品市場)全体から把握した上で、どの位の集中した空売りポジションが存在するか、と言う事を示している。

一つ言いたい事は、金と銀は他の様々なコモディティと比べて別格だ、と言う事が視覚的に分かると言う事だ。全てのデータはCFTC自身から得られたものであり、2009年6月2日のBank Participation Reportから得られたものである。
http://www.cftc.gov/dea/bank/deajun09f.htm


名前が示しているように、このレポートは国内と国外の銀行の区別をしたうえで、全米の規制された先物市場において、銀行が持っているポジションを測定できるように設計されている。

私はあえて米国の銀行達が何らかの理由で抱えている(コモディティの)空売りポジションだけを取り上げてみた。

もしも、私が主張していたように、空売り筋による金・銀での市場操作が存在すれば、米国以外の国の銀行達があまり多くのポジションを持っていない事から、米国の銀行達が悪事を働いている事が分かる。

さらに私はロングポジションに関しては言及していない。
それは単純に、銀行は十分なマネーを持っていて、彼らの保有しているポジションを引き出したり貸し出したりする事が出来てしまうからだ。私は全ての金融商品と為替、そして全てのタイプの全てのスワップを除外した。本当にコモディティだけをグラフに表示させた。

最初のグラフでは、米国の銀行達が抱えている空売りと先物市場全体との割合について表している。データはBank Participartion Reportから直接取られた、全く数字を変えていないものだ。そうすると、グラフは米国の銀行達が金と銀の市場において抱えている本当の割合が分かる。全てのスプレッド(さや)を除外する事が出来れば、ここで示された割合より50%は多くなるだろう。

二つ目のグラフは、Bank Participation Reportにリストされている契約数を
取引上の標準的な単位に変えた上、それらを世界の年間生産高と比較したものだ。


これらのグラフは、以下のような疑問を呼び起こす。
なぜ、米国の銀行達だけが金と銀についてここまで巨額の空売りポジションを抱えているのだ、と。

しかし以前からこうだった、という訳ではない。

2008年7月のBank Participation Reportでは、現在の空売りポジションの4分の1未満だった。金においては現在は16倍も増えている。実際、2008年7月の段階では、大手の米国銀行は金のポジションをロングで抱えていた。言い換えると2008年7月から現在まで(わずか1年程度)で膨大な空売りポジションを抱え込んできたと言う事だ。

私はこれらのことに関してCFTCはベア・スターンズを買収したJPモルガンの為である
というだろう事は分かっている(*3)しかし、第一に、ベア・スターンズはこれだけ巨額な空売りポジションをどうしていたのか?より重要なことは、合併されたからと言ってさらに空売りする理由にはならないと言う事だ。

(*3:過去のレポートで紹介したように、巨額の空売りポジションを抱えて銀市場の価格を押さえ込んでいたのはベア・スターンズであり、破綻した上でポジションが解消されれば銀価格そして金価格が高騰し、ドル下落を招く事態に陥っていた為、急遽、米政府が乗り出しJPモルガンに合併させたのが実情だという話です)

金と銀の市場操作は続くだろう。彼らの空売りポジションが存在する限り、それは続く。関連した銀行もCFTCも、進んでこの問題に対処する事を望んでいないようなので、私達はこれからも彼らに圧力をかけ続けなければいけない。
●Warnings Ignored
無視された警告

http://news.silverseek.com/TedButler/1252075929.php

中国が過去10年に渡り、AIGを通して莫大な銀の空売りポジションを持っていた懸念を指摘している話です。毎度の適当にアヤシイ意訳で、色々と端折ってます。ポイントだけ。




・商品市場の世界をひっくり返すような中国の脅迫が、中国のビジネス出版物に書かれていた。中国の政府が市場から逃げるか、もしくはOTC商品デリバティブの不履行を行うと言う記事だ。
http://dealbook.blogs.nytimes.com/2009/08/31/china-derivatives-losses-trouble-ties-with-banks/?scp=7&sq=deal%20book&st=cse

・さらに驚くべきことは、中国がデフォルトの対象にするOTC商品デリバティブの選別を真剣に検討していると言う記事だ。
http://www.chinaeconomicreview.com/dailybriefing/2009_09_02/SASAC_clarifies_statement_on_derivatives_contracts.html
これらが仮に事実なら、銀は主要な候補になりうる。


・銀市場の異常を踏まえ、事実やあり得る仮定を含めて予想をする。
貴方の事実と私の推測に基づき、貴方自身に有利な決定を下してほしい。


・まず事実として以下の通り
?CFTCのデータによると、銀市場では異常に大きく集中した空売りポジションを持っている者達がいるが、彼らは4人かそれ以下の僅かなトレーダー達。
?同様の事はロングポジションに関しては存在しない。
?他のCFTCのデータでは、集中した空売りの中には1、2つの米国銀行が介在していることを示している。
?それは時々、世界生産の25%にも達している。
?このような膨大なポジションは過去には前例が無く、他のあらゆるコモディティでも見受けられない。
?CFTCから公選人へ送られたの書簡ではベアスターンズから吸収したJPモルガンがそれらの主要な銀の空売りポジションのホルダーである事を確認できるものだった。しかしこれに関して否定的なJPモルガンCEOからの正式な解答は得られていない。
?長い間CFTCに銀市場の不正操作の申し立てをしてきたが、2004年と2008年の調査結果では「不正は無い」と言う回答だった。

(訳者注:原文が分かりづらかったので、以下時系列に話を纏めてみました。上記を踏まえて見て下さい)


・10年程前(1999年?)、AIGは中国を通して中国の国営企業と銀の莫大なOTCデリバティブ契約を結んでいた。
(訳者注:当時AIGは、世界で最も大量の銀ショートポジションを抱えていた会社だったようです)
・2003年、師であり友人であるIzzy Friedmanと共に中国と銀市場の関係について記事を書いた。おおまかな内容は以下の通り
「中国はCOMEX市場で銀の空売りに着手している。恐らく理由は銀価格下落による精錬業者の淘汰、合併だろう」
http: //www.investmentrarities.com/ted_butler_comentary/07-08-03.html
・2005年にニューヨーク司法長官 Eliot Spitzerによって追求されて起こされたAIG不正会計疑惑の際に、銀(恐らくは金も)の空売りポジションをBear Stearnsに受け渡した。
(訳者注:原文にはありませんがEliot SpitzerとAIGとの接点は恐らくこれだと思われます)
・最近では2007年12月、CFTCのコミッショナーBart Chilton宛てに警告文を送った。おおまかな内容は以下の通り
「銀市場は僅か数人のトレーダー達の空売りによって価格操作されている。彼らは手仕舞いの為の銀現物を持っている訳ではない米国外のトレーダーである可能性が高い。彼らがポジションを放棄するような事をしでかすと、米国法では対処が出来ず市場が大混乱する可能性がある。これは明確な外国からの脅威である」
http: //www.investmentrarities.com/ted_butler_comentary/12-10-07.html

・2008年3月、Bear Stearnsが破綻した時(同時に、銀が最近で最も高値だった21ドルの時)、彼らの巨大なCOMEXの銀空売りポジションと、中国のOTC契約を引き継ぐ気のある者は誰もいなかった。この時、金融システムの大きなストレスのタイミングに、JPモルガンが引き受ける事になった。このことはBank Participation Report(CFTC発行)やCFTCからの色々な議員に対する連絡で明らかになった事。

・CFTCの新任議長Gary Genslerは、正しいことを行う意思があり、COMEXの銀における合法的なposition limitを調整する事になっている。中国からのレポート(脅迫)は、彼が早くそれをしなければならない事を示している。国と市場の安全性の為に、Genslerはこの警告を無視してはいけない。

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