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喫茶店みくしぃコミュの(同人小説)『朝』

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『朝』


自我(じが)…

それは私には無いもの、不必要なもの

いえ。

私には無いものだと思っていたもの

だけど、心の奥底に埋火(うずみび)の如く、それは在った…

初めて、それに気付き始めた時…それが何なのか、分からなかった

ただ。

その時から、私の中でも、外でも、色々な変化が生じた

いえ。

正確には、ある人によって、私も、私の支配者も「変わった」…

その変化は現在も進行している。

どんどん強くなっている。

ただ。

その変化は、とても心地よい物。

その人は強力な触媒(しょくばい)のような存在。

私も、私の支配者も、その変化に身をゆだねる。

そこには今まで抱いた事が無い感情が在った…

それは。

高揚感。

多分、この表現で正確だと思う…

朝。

いつものようにお茶をたてながら、取りとめも無くそのような事を思っていた

いえ!

取りとめも無く思う事が、私の中の大変化だった。

以前の私ならば、そのような事は絶対に無かった!

「……」

言葉には出さないが、新しい朝は、新しい体験、新しい感情、新しきモノ達への期待で心が昂(たか)ぶる刻(とき)。

そして、私の支配者も、それは同じだった。

今、私は、その点において、支配者と「同士」の関係に成っている……のかもしれない。

「ズッ」

朝日に照らされる中、お茶をすすり終えた支配者が、ほほを少しだけ紅潮させながら私に向かって言った。




「よしっ!学校へ行くぞ!茶々丸っ!」

「はい、マスター」



そして、新たなる舞台の幕が上がる。




 完

コメント(2)

(左)茶々丸       (右)エヴァ

今回は『魔法先生ネギま!』の同人小説でした。
http://www.shonenmagazine.com/works/negima/
茶々丸の独白のかたちね!
こちらはナカナカよいではないか、よいではないか♪
途中まではエヴァ(ンゲリオン)の同人小説かと思ったヨ!
モ〜ジャタン♪

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