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孤独な僕らの詩 コミュのリューマの詩〜黒Ver〜

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エイトさんから許可が出たので此処に詩を載せていきたいと思いますわーい(嬉しい顔)

ここではLOVE系とか幸せな詩ではなく、ちょっとドロドロした詩を載せていきたいと思いますわーい(嬉しい顔)
感想などありましたら、此処でも良いので書いてください笑わーい(嬉しい顔)

コメント(6)

「ポーカーフェイス」


退屈な日常に嫌気が差してきて
過激なスパイスを振り掛ける毎日です
目の前で誰か泣いていたって
素通りしてしまう今日この頃です
愛しい人が抱きついてきたって
頬を叩いて遠ざけるよ


偽りの顔を表に出したって
誰も本当の気持ちなんて知らないから
分かって欲しくもないんだ
形なき場所に空いた大きな穴は
もう二度と埋まる事はないだろう
愛しい人の情を受け取ったってすぐに捨てる


離れれば楽だろう
逃げ出せば楽だろう
キスをしている途中でも
噛み切ってしまえば良い


天使がいて僕を止めたって
そんな忠告を振り払って
もう一方の悪魔の声に耳を傾けて頷くよ


いつからか涙は枯れ落ちてしまって
上手く笑えなくなってしまった
自業自得だと自らを責めて
だけどもう後戻りは出来なくて
傷つけてきた人の痛みを
今思い知るんだ


回り回った不幸が
僕に覆いかぶさって
苦しんでいるのを尻目に
人は皆通り過ぎていく


錆び始めた人間らしくない顔を
誤魔化しながら生きていく
剥がれ落ちないように
いつからか心さえも
住み着いた悪魔に支配され
どこまでも堕ちていく
ずっと仮面を付けて生きていく
いつまでも…


「Die」


なりふり構わず生きていくなら
大胆不敵な微笑みを浮かべて
こんがらがった知恵の輪でさえ
俺からすればただの暇潰し
卑屈になってればどんなに楽だろう?
愛想笑いなんて論外
良いも悪いも関係ありゃしない
ただ自分勝手に生きて
愛を貪り食うだけ


分かってんだよ
理解してんだよ
救い様のない馬鹿だって事を
だけどあえて俺は言うぜ
この世界に向かって


いっそ皆死んだら良い
それで気付く事があるなら
だから俺もleave someone for dead
狂った理性の中でもがき苦しんでいる


いつまで頑なにその殻に
閉じこもっているつもりなんだい?
俺はなるたけ優しい声で
もう一人の俺に声をかける


段々苛々していくのが分かるんだ
なぁ出てこいよ!
早くしろよ!
一人二人役を演じているんだ


いっそ善も悪も失くなりゃ良い
無秩序な世界を期待したい
こんな俺こそequivalent to dead
血迷った本能の中でもがき苦しんでる


いっそ俺が死んだら良い
なんて勇気は無いくせに
虚勢を張って見栄を張って
弱さを見せないようにしてんだ
こんな俺だって本当は
It is scared to die.
死ぬのが怖い
壊れそうな理性の中でもがき苦しんでいる


「PHC」


冷たい部屋の中で毎日震えていた
幾度となく仲間達が出ていくのを見送ってきた日々
今度は自分の番かなぁって
そう思うと悲しくて
だけど自由にもなれる
そう思うと複雑で


仲間がまた今日も連れてかれる
もう逢う事もないんだけれど
僕は精一杯の声で別れを惜しむように泣くんだ


哀しくて哀しくて
死にゆく運命が怖くて
震え出すこの身体
温もりは包み込んでくれない


窓から見える空は
どこまでも曇っている
今にも降り出しそうな空は
僕の心境と重なっていて
気付けば部屋の中は僕だけになっていた
痩せ細った身体が時の流れを教えてくれた


最後に残った僕は明日連れていかれるだろう
もういない仲間は空から
僕の事を見ているだろうか


嬉しくて嬉しくて
自由になれる事が嬉しくて
会いたくて会いたくて
仲間がいる空に今すぐ行きたいよ


部屋の扉が開いて
鎖をかけられて
見送ってくれる鳴き声はもう聞こえないけど


今行くよ会いに行くよ
この身体だけ置いていくけど
哀しくない もう怖くない皆が待っている場所へ行けるから


嬉しいよ嬉しいよ
自由になれた事が嬉しいんだ


「From my line of vision」


毎日聞こえてくる鳴き声
聞く度胸が痛むけど
僕にしてあげられる事は何もない
流れ作業の様に命を捨てていく日々だけど
いつの間にか慣れていた自分が怖い


悲しげに見つめてる
その目に僕はどんな感じで映っているだろう?
「ごめんな」と思わず呟く


こんな僕をどうか許しておくれ
この声が届かなくても響かなくても
こんな僕をどうか呪っておくれ
この想い届かなくても伝わらなくても


「大きくなったから」
「可愛くないから」
そんな理由で此処に来たんだね
やるせない思いだけが募っていく
何も知らない方が幸せだと
そんな風に思っているけど
君は今その場所で何を思う?


未来を奪われて
自由さえも拘束されて
搾り出すその声だけ
虚しく響き渡ってる


せめて最期だけは楽にイケる様に
それが僕らのせめてもの優しさなんだ
せめて遠く離れた場所へイッたら
幸せになれるようにと願いを込めて


こんな人間(ヒト)をどうか許しておくれ
この声が届かなくても響かなくても
こんな人間(ヒト)をどうか呪っておくれ
この想い届かなくても伝わらなくても


「ペルソナ」


自慢にもならないような自慢
散らかすだけ散らかして
井の中の蛙状態だ
冷めた目も気にしていない


一体どうなってんだい?!
人間ってやつは
自分が1番可愛いのか?
「お前よりもっと大切なものがある」
なんて一度で良いから言ってみたい


そんな事を日々思う
だけどただそう思うだけで


臆病な虫がまた顔を出して
「やめとけよ」って僕に忠告する
でも出来るなら争いなんてしたくないから
握った拳はまた行き場を失ったんだ


口からデマカセばかり言うピエロ
騙し騙される世界
優しさに付け込んだ嘘は悪魔の顔を覗かせる


誰にでも親切なジェントルマン
だけど時が経てば疲れて
段々本当の顔を出すんだ
「そっちの方が楽だから」と

こんな顔を皆 持ってる
だから君だって僕だって


遠くから自分を傍観して見ると
自分さえ知らない表情をしてる
でも出来るならそのままの自分でいたいよ
やり場のない怒りは虚しく空に消える


もどかしい気持ちを抱えているのに
吐き捨てる場所がない
きっと誰もが同じ気持ちなんだろう
握った拳の矛先は今日も見つからない


久しぶりに載せますあせあせ(飛び散る汗)


「旅立ちの朝」


ボサボサ頭
痩せこけた頬
鏡の中の男が笑う…


最後の朝食はいつもの味だった
何ら代わり映えもなく


青空にも似たこんな想いは
全てを投げ出したからなのか
何もかもがどうでも良くて
妙に清々しい気分になる


虚ろな瞳
蔑む視線
心の中の悪魔が笑う…


最後に見た景色は綺麗な夕焼けだった
何ら変わり映えのない


哀しい事も辛い事も
今となれば笑い話し
想い出は今更焦った様に
頭の中を駆け巡るよ
僕は震える手で火を着けた


静かに瞳を閉じた時
小さな世界が終わりを告げる
ギュッと抱きしめていた意識を
そっと優しく離した時に
僕は人知れず旅立った


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