ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

ティムール帝国コミュの★ティムール朝『生』史料案内所★

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ティムール朝関係の概説書では飽き足らず、
当時の歴史家達が書いた『生』史料を読みたいと仰る方に
ティムール朝関連の一次史料情報をご提供いたします。

最近では現地語のものだけでなく、
和訳、英訳されたものも増えてきており、
(例)間野英二先生、校訂・完訳『バーブル・ナーマ』
ますますティムール朝の世界に親しみやすくなってきております。

コメント(3)

ティムール朝関連の一次文献についてどのようなものがあるかについては、
日本語で書かれたポピュラーなものとして

島田虔次他編、『アジア歴史研究入門4 内陸アジア・西アジア』、同朋舎、1983.
間野英二、『バーブル・ナーマの研究4 研究編 バーブルとその時代』、松香堂、2001.

の二つの史料紹介ページを読んでいただければおわかりいただけると思います。

ティムール朝の原文史料は、主としてペルシア語で書かれたものが多いです。
年代記など主要史料の7〜8割程度がペルシア語文献になります。
ペルシア語文献以外にも、例えば
イブン・アラブシャーの反ティムール伝はアラビア語
ムガル朝初代君主のバーブルの『バーブル・ナーマ』は
チャガタイ・トルコ語で書かれたりと多様な言語文献があります。

ティムール朝の史料を読みたいと仰る方は数多くいらっしゃると思いますが、
多くの人にとって中東の諸言語はなかなか馴染みのないものですし、
更にこの時代のものはモンゴル時代と比較して
美文麗文体で書かれたものが多く、非常に読みづらいです。
これに対応するレベルを学習出来る場所は日本では非常に限られております。

勿論ティムール朝史料は欧州諸語に翻訳されているものも多く、
こちらの方で対応していただけるのであればそれが一番ですが、
出来れば日本語で、或いは英語で何か読める史料はないのか、
と仰る方の為に日本語訳、英語訳のあるティムール朝史料を
今後順次、ご紹介していきたいと考えております。
バーブル・ナーマの訳書は、いずれ是非読んでみたいと思っています。ところで、チャガタイ・トルコ語は言語的にはどういうものなのでしょうか。現代語のウイグル語やウズベク語に近いとは聞きましたが、母音調和などはあるのでしょうか。
(トピからずれてしまってすみません)
おすすめレビュー欄に下記の書籍を追加しました。

リュシアン・ケーレン(著)杉山正樹(訳)『遥かなるサマルカンド』,原書房,1998.

この本は、ティムール朝研究における主要一次史料の一つ
スペインのカスティリャ王国の遣ティムール朝使節クラヴィホの旅行記、

Ruy Gonzaléz de Clavijo,Vida y hazaňas del Gran Tamorlan

の二種類ある日本語訳の一つです。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

ティムール帝国 更新情報

ティムール帝国のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング