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〜革命歯科医師〜コミュの歯科医療の問題解決

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はじめまして、うどん喰いと申します。

これまで何回かトピックに書き込んだことはありますが、つっこみしかしてないので、そろそろコミュニティに貢献しようかなと思いトピックを立てることにしました。



お題は「歯科医療の問題解決」
目標は『万人が納得できる提言を一つ以上行うこと』です。
(「万人」とは利害関係を超えてという意味で、「納得できる」とは論理的な欠陥がない、または無視できるという意味と定義)


現在、歯科医療が抱えているといわれている問題には、歯科医師過剰や保険点数の低さ、医院のコンプライアンス体制の不備に技工士の低賃金など、様々なものがあります。つい最近も過剰問題に関わるトピックが立てられ、トピック歴代2位のレスがついたあたり、関心の高さが伺えます。
しかし、mixi内に限らず歯科界で言われている問題に関しては根拠薄弱で論理的な弱さの目立つ論が多い気がする、というのが私の意見です。

そこで現在の日本の歯科医療が抱える問題は何で、どういった解決策があるのかといったことを、ゼロから組み立てて提言をまとめたいと思います。
論理的かつ現実的という従来の歯科界に足りなかったであろう考えを提供し、皆さんとともにコミュの趣旨である「革命歯科医師」としての価値を提供できればと思っています。


基本的に問題解決のプロセスは
現状認識&問題発掘→仮説立案→仮説検証→解決策立案→(解決策検証)→(解決策実行)
で進めたいと思います。カッコ内はこの場では行えません。



私自身まだ未熟者であり、それを補うだけの十分な時間をとれるわけではありませんが、可能な限り貢献しますのでよろしくお願いします。




需要がなければ私が思うことなどを勝手に書きます。

−−−−−−−−−以下 お願い −−−−−−−−−−−
最低限の議論のルールとして以下の3点はお守りください。守られていないレスに関しては、優しく指摘した後、無視してください。

・根拠のない自説や想像の類は書き込まないで下さい。論理的かつ生産的に考えるようにしてください。
・人格攻撃や揚げ足取りは行わないで下さい。反論するときは対象の文の引用つきで真正面から答えて下さい。

文章でのコミュニケーションですので、正確な表現を心がけてください。真意が伝わらない場合があります。
また、わかりにくい文は読まれない可能性が高いので、自分のメッセージが何なのかをはっきり表現してください。

コメント(102)

#62抹茶さん、この辺のことについても次期改定では論議の対象になって来ます。

12月14日の中医協総会について。

この中で、
<具体的検討事項>
初・再診料の引き上げ,「もの」と「技術」の分離による技術評価を重視,タイムスタディー調査等に基づく技術の適正な評価,長年にわたり歯科医学的に認められていたのもかかわらず,前改定で評価を失った項目の再評価(齲蝕処置,咬合調整,歯周疾患基本治療および処置等)
この他,文章による情報提供の見直しやカルテ・レスプトへの記載規定の見直し,医療IT化に向けた経費の評価,齲蝕および歯周疾患重症化予防の評価,小児の齲蝕多発傾向者の見直しなどを求めた.

と言う下りがあります。

「もの」と「技術」を分離して、技術評価を重視するとあります。
ただ単に歯科材料としてある「もの」もありますが、技工物はそう言った「もの」と言う範疇だけで片付けられない「もの」であります。
歯科医師以外の歯科技工士がその「もの」を製作する場合の「技術」に対する評価はどうなるのでしょうか?気になる所です。

薬価同様、歯科材料の価格を下げて、その分を技術料へ移す、総枠は変わらないと言うことかな?技工物に関してはとばっちりが行かないように願いたいものです。保険の金属についても論議があって然るべきと思います。

ついでに、歯科医の偏在について、参考までに下の図を見て下さい。
http://gold.ap.teacup.com/a_h_w_n_n/img/1194342622.jpg
私が思うに選択可能な具体策は3つ.

1.過去の日本の仕組み

 差額診療を認める.

2.英国型

 保険医を減らし,自由診療医を増やす.

3.米国型

 皆保険から外し,民間保険でまかなう.
>馬さん(#63)
面白い資料ありがとうございます。(&いつもみな歯科ではお世話になってます。こちらのHNは全然違いますが)
自分には悪い癖がついてしまっていて、上のような中医協の資料を見ても「どこかの点数を下げるための新たな方便かな」としか思えないようになっています。本当に、歯科医師・(作成される技工物の正当な評価を踏まえた)歯科技工士の技術料の評価につながり、かつモノの価格も正当に反映されれば良いのですが…
(考え方自体妥当ではないと思うのですが、モノの仕組みがそうなってるのだから考えざるを得ないところですが)賃料やテナント料、人件費を充当する部分ってその「技術料」や「初・再診料」なんでしょうかね。
技工物以外の材料や機材の値段を下げるくらいは物流の改善やら(下のしんくるさんへのレスでも触れる)薬事法をなんとかすることで可能な気もしますが…それでも歯科材料屋さんには結構厳しいことになるでしょうね。

>しんくるさん(#65)
自分も業者さんからのまた聞き程度の知見しかないので、実際を俯瞰したような話が知りたいところです。総合的な感覚としては、結果的には国内業者保護になってるような気がします。損をしたのが研究設備を持たない輸入業者だと思います。輸入品の安全性を自前で確認した書類を改めて出さないといけないとかで、(輸出側の企業は当然現地ではそのような安全性を確認しそれを価格に反映させているわけで)その上日本でも安全性確認作業をすると余分に価格に上乗せされます。それでも売れそうな商品だけ輸入されることになるので、例えば白水貿易が扱っていたキャビットのような高価格な設定にしにくい商品は取り扱い中止になっちゃいましたね。
このあたり、患者さんも結局は世界レベルで見れば損をしているんじゃないかと思ってしまいます。
>馬さん(#63)
書き忘れました。
歯科医師偏在に関する資料もありがとうございます。
なんか一つの理屈で解説するのには無理がありそうな分布図ですね。

それにしても大阪人の自分としては、何とも表現・評価しづらい分布図やなぁ。。。
抹茶さん(←非常にヘン?って言うかイメージが・・・)、結構コメントし難い分布図でしょう?でもこれが現実なんですよね。

キャラメラーくん(←くん付けになっちまった)、診療中こんな話をしてると患者に思われたら怖いですヨ。
でも、患者さんには、患者さんに判る言葉で話すのが常識だよ。
そう言った臨床の現場では常識的な話ではなくて、もっと妄想的な話をドゾ。
あなたは、妄想が好きと言ったのだから。
改めて「革命歯科医師」のトップページを見て納得!

『 歯科医師が多い!そんな話しを大学でも町でも雑誌からも聞いてます、、。

 
 そこで、様々な分野の方たちと歯科の新たな起業展開、もしくは21世紀型の開業医について、色んな意見を言い合える場所が在ったらなーって思いから立ち上げてみました!
 

 小さいお子さんから、バリバリの社会人の方々、起業家を目指す方々まで幅広い世代でお話ししてみましょう!
 

 夢の歯医者さんが現実になるかもしれませんよ^^  』

こりゃあ、トピを汚してるのはオイラの方だった。
管理人さんにも退場勧告出されそうだな。

夢かぁ・・・・
 馬さん、論文読ませていただきました。同様の内容が昭和43年発行の歯科医療管理学会から出されていました。
 すでにその段階でモラルハザードの問題などが取り上げられ、今日の歯科医療の現状は予測されていたのですが。
 現在の歯科医療の抱える問題は、歯科医師が保険に依存し、治療報酬を経営の根幹に置き、必死になって歯を削った結果としか考えられません。

 前厚生大臣に、「なぜ予防のための検診が保険適応されないのか」と質問したところ、「個人的には必要だと思うが、そのような要望を歯科医師会でまとめて出せばいいのに」とのことだった・・・そんな動きは歯科医師会でありますか。


「武士わくわねど高楊枝」ということわざがあるが、経営について歯科医師の問答を聞いていると、患者の気持ちを無視した、医師としてのモラルは崩壊しているとしか、考えられない文言が多々あり、老婆心ながらこのような書き込みをさせていただいていると、思ってください。


 この論文の中で、「与えられる医療」から「参加する医療」へと国民の意識を変えていくことがこれからの厳しい医療財政を円滑に運営していく上で必須となると、筆者は書いているが、

 医師として生活者の健康増進に貢献した結果、経営が安定し、医療財政が円滑になると考えていただきたいものだ。

 馬さんもすでにご存じだとは思うが、「参加する医療」で生活者に支持されて、安定経営が可能な歯科医院が、かなり出てきましたね。
鬼っ子さんが言われることはもっともだと思いますが、市場原理主義の社会において、全ての歯科医師が理想や理念を追求するというのは難しいと思います。

しっかりとした経済基盤がなければ、よりよい医療を供給することも難しいと考えるのが妥当ではないかと感じます。

ここのコミュで発言されておられる先生がたは「何とか市場原理主義に基づいて、どのようなインセンティブが導入できるのか?」と言うことを話し合っています。

スティーブ・レベット氏は「やばい経済学」という著書の中で「専門家はー犯罪者から不動産屋までー自分の情報優位性を自分の目的のために利用する。」と述べています。つまりその情報の優位性を社会においていかに小さくするかが、歯科医療の透明性につながるのではないでしょうか?そして不正治療や妥当性のない治療を出来ないようなあるいはしたくなくなるようなインセンスィブを導入することが、モラルについて理想を語るより現実的だと思います。

インチキするヤツはどんな業界でもいて、いなくはならない。いかに抑制するかと言うシステムが重要であると思います。
川村マーさん

 考え方の視点が違います、医療を一般ビジネスと同様に市場原理で考えている限り、歯科医院の経営や医療保険が持続可能な状態になることは不可能だということです。


 全ての歯科医師が理想や理念を追求するから、そこに医療の存在理由があると考えています。

 理想を追求するからこそ、そこに持続可能な歯科医療の在り方が構築できるのはありませんか、すでにかなりの人試行錯誤しながら、実践していますよ。

 私も今の保険は不必要だと考えます。予防と弱者救済のための保険を整備したほうが、負担も少ないのにね。たぶんそうなっていくんでしょうね。


アメリカのHMOのような
予防→治療で自己負担率が増えていくシステムが
デンタルIQの向上に必要だと思います。

この方法は確かに一理あります、その方向へ保険制度も動き始めるのでしょう。

 でもデンタルIQの向上とはいえないかもしれません。デンタルIQの本当の意味とは何なんでしょうね。

 ブランドに高額な費用を払う人の口腔内は劣悪であるなど笑うに笑えない話がたくさんあります。これってデンタルIQが低いんですよね、誰の責任でしょうか



 。

>しんくるさん

キャップ制は歯科医師の利益を確保する手段であって、不正を抑制する有効な手段であるとは考えにくいと思います。
もしそういったシステムを構築するのなら、スウェーデンのように医療の妥当性がない治療を行った場合、査問委員会にかけられ医師免許を剥奪されることもある、というような抑止力になる機関(スウェーデンでは大学が行っている)が必要となるのではと思います。

それよりも市場原理を利用出来るような日本という社会背景を考えたシステム作りが必要なのではないかと思います。
僕個人としてはイギリスのようなシステムを用いて、プライベート(自費および民間の保険による高度医療)とパブリック(国による保険制度)に病院のカテゴリーを分けてしまう方が良いのではと考えています。
そうすることで国の医療負担も軽減できるのではないかと考えています。
民間の保険会社と歯科医院には利害関係が生まれるので、しっかりとした治療の妥当性を評価する検査評価機関が必要となると考えられます。
さらにそれに予防検診の設備を付与できれば理想的なインセンティブが導入できるのではと考えられます。
保険治療はボランティア活動だからね〜!

世界の先進国はもちろん、発展途上国より安い治療費でどうしようというのですかね。

みんな頭が保険治療になってますね。

変でしょう!海外に行って銀歯なんて入れてるのは日本人だけじゃないですか?

大きな声で『治療費が安すぎる!!』と言えばいいのですよ。

「国民に理解を求める」なんてアホな意見ですね。

ほんとうのことを言いましょう。
「国民を洗脳する」というのが正しい答え。

界面活性剤の入っている洗剤は体に悪い。でも、朝から晩まで宣伝しているから売れています。厚労省も認めています。←天下りしたいから。歯磨き粉には台所用洗剤の倍は入っています。

医療費の大半は薬代なんだから、薬を世界標準の処方の仕方と値段にすれば、医療費の一部負担金なんて無料にすることが可能なんだけどね。技術代を倍にしても。

二酸化炭素発生装置を作っている会社で有名な自動車会社は本当は電気自動車を作れるのだけれど作らない。しかし、エコロジー企業ということになっている。

石油を使わんと儲からん会社があるからね。

車に何百万も使って、歯に100万も使わないのは、宣伝力の違いだけですね。

そういえば、某車会社の社長が「保険点数を1点9円にすればいい」といったのに、その会社の車に乗っとる歯科医がいるからね〜!

無知ということはどうにもならん。
返信が遅れまして申し訳ありません。

>>nullさん(#55)
ご自身で調べられたということですか?
できれば調査方法と数字を教えていただきたいです。

>>ゆう2さん(#58)
>その為に私は活動しているつもりでおります。
その活動に賛同し、応援いたします。ただ、適正な価格というのは患者と歯科医師の同意があるのはもちろん、政府とその財源を賄っている国民との関係で決まるものであると考えているので、政治過程について書きました。

そしてその下に書いたのは私個人の率直な考えであり、明確な根拠はありません。
あえて「求められる能力は低い」と書いた根拠を考えるのなら、2点挙げられます。
1点は資格取得に必要な能力。
大学偏差値もそうですが、私は在学中の学習量と、最終的に必要な知識の量において圧倒的な差があると感じています。
もう1点は業務を行うのに必要な能力。
まず、医療者がその価値を生むのは、その専門的医学知識を用いて診断を下す時と、同じく専門的医学知識を用いて処置を行うときだと思います。
しかし、医科と歯科を比べると、患者が抱える疾患の多様性と不確実性の点に大きな差があるように思います。
つまり、一人の歯科医師と医師が一生に出会う疾患の量には差があり、診断を下すのに必要な能力にも差があるのではないかと思うのと、患者が持つ疾患の将来予測に関しても歯科の方が容易に将来を予測できるのではないかと思うのとで、臨床に際し必要とされる能力に差があるのではないかと思っています。

ただし、これらはあくまで、歯科医師という特性すらもたない、一個人の考えです。今後臨床を知るにつれて変わっていくだろうし、ささいなことでも変わりうる性質のものです。うどん喰いという一国民はこう考えていた、とお捕らえください。


>>鬼っこさん
>歯科医師が増加し、歯科への保険の給付が増大しているにもかかわらず、日本人の口腔内の健康状態が劣悪であり、DMFT指数が増加している現実をどう感じますか?
DMFT指数については解釈の問題が残りますが、全体として率直には「情けない」 と感じています。すいません、深い考察は持っていないです。

この問題に関しての考えとのことですが、原因も考察できていないのでまだ解決策は考えることができません。申し訳ないです。


説得力のある案にするには、その案が問題の本質を捉えたものであることと(本当に問題が解決するのか)、なぜその案でなければいけないのかが明確にわかること(他にもっと良い案はないのか)、といったことを満たしている必要があると考えています。性急な論の展開は解の選択肢を狭め、本質的な問題を逃してしまう可能性があります。
そうならないためにも、明確な現状認識を行い、その原因についての仮説設定と検証を行うという操作が必要だと思っています。

「この案がいい」と突発的に出てきても、それが本当に一番良いのかといったことや、本当に問題の本質を捉えているのか(そもそも何を解決しようとしているのか)、といったことは部外者には判断がつかないので結局は独りよがりなものになってしまうのではないかと考えています。

ということで案の提示はもう少し待ってください。
しんくるさんへ

 保険で守られていながら、市場原理がどうだこうだと経営を論じること自体が、歯科医療の問題点ではありませんか。
 保険がなくなって、多くの歯科医院が経営不振になれば、本当の意味で市場原理が働くのではないですか。

 治療中断者が日本の歯科医院ではかなりありますね、それこそ、その歯科医院の治療技術に投げかけられた、患者の無言のメッセージではないのですか。それを未来院請求で補てんできるなんて話は、ほかの業界では考えられないですね。

 こんないい方をすると失礼かもしれませんが、自由競争のさらされ、技術格差が歴然として、廃業する歯科医師が相当数でたほうが、国民の健康にはいいのかもしれませんね。

 本当に治療技術で自信のある人は保険なんかやめて、どんどん自費で治療をして自由競争の世界に乗り出せばいいんじゃないですか。

 そこで初めて歯科医療がどれだけ恵まれているか、ありがたみがわかるんではないでしょうか。保険で助かっているのは患者だと思っていたら大間違いだということかもしれませんね。
>鬼っ子さん
保険がなくなって一番困るのは本当は国民ですよ。
安くて適当は治療を受けられる機会がなくなりますからね。

治療中断は歯科医の責任じゃなくて、患者の責任でしょ。たまたま、患者の財布の一部を握っているから補填されるだけです。100%自費ならもっと厳しい取立てになるだけです。専門業者もできるでしょうし。

自由競争になれば、技術格差ばかりで競争するわけないじゃないですか!むしろ本来の目的を離れて競争するから、質の悪いものが手練手管で残るかもしれない。

一般社会がそうでしょう。マクドナルドのバーガーは取り立ててうまいわけじゃないけど、はやってるがな。ガソリン自動車は電気自動車に比べ質は悪いけど残っている。

それにしても、先進国では最低の治療費をもっと上げてほしい。せめて時給1000円ぐらいにしてほしい。(今は700円以下)


「医療費が高い」といって医療機関や歯科医師会、医師会が標的にされますが、本当は『薬』が高すぎるのが問題なのよ。薬害肝炎問題でもわかるように、厚労省の官僚たちは自分たちが天下るために薬業にはメチャクチャ甘い。マスコミは薬業業界から宣伝費をもらっているからね。

薬を世界標準価格にして、中央薬事審議会がもっと速やかに薬を認めれば、医療費の問題はすぐに解決する。同じ薬を東南アジアでは安く売ってるのにね。

世間(マスコミと政府)の常識にとらわれてはいけません。

日本政府の赤字は本当はいいことです。

日本政府の赤字が大きいほど、子孫は喜びます。

何故?

日本政府が誰からお金をかりてるのよ!日本国民からお金を借りているわけです。金利の分(国債対策費20兆円の大半)だけ国民に入ってるわけ。実際は銀行が儲けているわけやけどね。

国民から借りているからいつでも返せます。お札を刷れば良いんだから。国民にとって何の問題もないのに、「政府は国民一人当たり700万円の借金があります」なんてわけのわからんことを言って税金を上げようと思うわけです。


レスポンスが大変遅くなりました。
個人的に忙しい時期がようやく終わり、自由にできる時間が増えたので今後も議論を続けていきたいと思います。

>>抹茶さん(#62)
>こちらの方が(徳島・新潟といった地域を念頭におけば)大きな問題ではないかと思います。
同意いたします。地域偏在について医科と比較するため、都道府県別の医師数と歯科医師数を使用して変動係数を比較してみました。
(変動係数=異なる標本の分散を比較するのに使う指標。標本平均を1とした時の各標本のバラツキの平均。標準偏差を平均で除したもの。)
結果は(医師)=0.178、(歯科医師)=0.181で、歯科医師の方が都道府県ごとの人数のバラツキが大きいという結果がでました。
以前厚労省の人の話を聞いたときに、医科についての科別の偏在とともに地域偏在も問題視されてたので、この事実は是正の必要性をアピールできるものだと思います。

>>地域的な部分
地価や平均賃金については各省から公表されてますね。海外との比較も行えるものと思います。
医業費用を抑える方法としては、機材の共同購入やグループ開業、歯科医療機器メーカーへの業界要望からさらに踏み込んで株式共同購入までさまざまな方法があるように思います。
私は、小規模診療所、それも個人立の診療所は資本生産性、労働生産性ともに悪いのではないか、と思っています。2人の歯科医師がそれぞれ医院を持つより、一つの医院を設立した方が必要とされるスペースも機材も少なくて済みますし、必要とされる人員も少なくて済みます。
理由は他にもありますが、初期投資の借金が歯科医院経営のネックならば投資効率を上げることは検討に値するのではないかと思っています。
>>しんくるさん(#65)
いまいち論点がわからないのですが、引用された法令を読む限り、医療機器の質は直接医療の質に関わるものなので、当然のことしか書かれていないように思います。
つまり、経営に影響があったとしても、過去の制度が不備であっただけなのではないでしょうか。

>>nullさん(#66)
それは何を目的として何をするための具体策ですか?
>>たかぼんさん
>発展途上国より安い治療費
具体的なデータを指し示していただければ幸いです。

>「国民を洗脳する」というのが正しい答え
表現は何だっていいですが、どっちにしろ国民が納得しなきゃ何も変わらないわけなので、国民が納得するようなメッセージを出さなければいけないと思っています。

>界面活性剤
現在の歯磨き粉の使用方法で実際に考慮すべき害はあるんですか?
「界面活性剤」にもいろいろあるし、「害」にもいろいろあるので、問題はその点だと思います。

>薬代
厚労省発表資料によると薬剤比率は21.5%(H16)ですね。
残りの文は根拠を示していただかないと判断のしようがありません。
少なくとも「世界標準の処方の仕方と値段」というものはないので。

>電気自動車
「作れる」ということと「事業化可能」ということには隔たりがありますよね。少なくとも、作れるのならば採算度外視で作らなければいけない、とは誰も思っていないだろうと思われます。
石油云々の話はかなりの飛躍です。

>宣伝力の違い
確かに大きいと思います。だけではないと思いますが。
>>しんくるさん(#79)
本筋から外れるのでコメントは避けます。
もちろん歯科医師になったら変わるのかもしれませんが、少なくとも現時点で選挙権をもった自分はこう考えているということを書きました。

>>Getaroさん
>技術があっても今も経営に苦しんでいるところがたちゆかなくなって、技術よりも商才で繁栄している院だけが残ったら
#31でも書きましたが、この場合の問題点は「患者が技術を正当に評価できていない」ということですね。
商才自体は非難されるものではないと思います。また、元々患者はそこまでの技術を求めていなくて、例として「衛生士さんが美人で先生の愛想がよかったら残りはそこそこでいい」と考えているのかもしれないです。しかし、技術を求めていたのに「誰が技術力のある歯科医師がいるのかを知らない」というのなら技術力を評価できるようにするか、評価したものを公表した方がよさそうです。
>>たかぼんさん(#83)
>「薬」が高すぎる
何かデータはありますか?
マクロなデータでいうと、薬剤費比率は高齢化も考慮すると先進国並みで、医薬品市場でいうとアメリカについで2位であるものの、一貫して国際市場のシェアは小さくなってきています。

>日本政府の赤字は本当はいいことです。
どこからこんな話が出てきたのか知りませんが、とんでもない主張です。

>金利の分だけ国民に入ってるわけ
それを払う政府の財源は税金です。国債を買う一部の人や会社のために税率があがることになります。

>お札を刷れば良いんだから。
800兆弱のお金が降ってくるとしたらハイパーインフレで日本経済は滅びますね。

また、政府の金融市場への資金需要が大きすぎると民間金融市場への圧迫が起きます。
すると景気回復局面においても民間の資金需要を満たすことができず、金利の大幅な上昇を招き、結局民間の活況は得られないということにもなります。
>>しんくるさん
>リース切れの機材に検査点検費用を請求したり、古過ぎる機材だから修理しない
私の感覚ではごく通常のことのように思います。機械は壊れるので一定の期間がすぎたら検査点検しないと危険ですし、古い製品に対するサポートがなくなるのもどこでも同じです。
ただ、それで歯科医療機器メーカーが「儲けすぎている」としたら、それは批判の対象になりうると思います。が、残念ながらprivateな会社ばかりのようで財務内容を確認することはできなさそうです。
以前、歯科の代表的企業である会社の専務にあたる方が研究開発に関する講義にこられたことがあって、その際に紹介されたのは付加価値が大きく高価な製品ばかりでした。
なので私は講義終了後に「医療費高騰と財政難を考えると社会からは高付加価値の製品より低コストの製品の方が求められてるのではないか」という内容の質問をしたところ、一応行ってはいると回答が得られました。しかし、具体的な内容は語られなかったのであまり重みをおいているわけではないように思いました。
高付加価値製品に重きを置くというのは経営を考える上での常識ですが、医療産業が半公共事業であり、社会的責任も大きく、かつそれが低コストで行われていることを考えると、企業はその流れにある製品をつくる責任があるように思います。同時に歯科医療側も保険診療を中心とするなら、それに見合った製品を選ぶだけの「目利き」が必要だと考えます。



歯科医院の経営が厳しいとしたら、その解決法は大きく3つ、価格をあげるか、数を増やすか、コストをさげるか、です。
医療機器が高いという現状があるとすれば、それを是正することができれば価格を上げることと同様の効果が得られるはずです。
夢の無い話は、ココでは書かないということで、ROMってました。
で、この医療機器のコストについては一言。

レセコンソフトなどは、ソフト単体売りや低価格化が進んでいます。その代わり、保守管理料を高く設定する傾向があります。総額で言うとそう代わらないのじゃ意味が無いと言う意見もあるでしょうが、考え方に変化が見えて来ていることは確かです。機械を売りっきりで高く売る、リースが終わればサポートも打ち切るか、対応が冷たくなる。それが、ソフトは安く、その後のメンテナンスで経営を考える所が出て来た訳です。

今年から、医療安全管理が厳しくなり、機械の点検は毎日行わなければならない決まりになりました。逆に言えばメンテナンスに今まで以上に経費が掛かることとなります。であれば、レセコン以外の機器でも同様な考え方のシフトが起こらなければならないと思います。

混合診療解禁の論議の中で、厚労省側は、現在の保険外併用療法を拡充する形で対応することを決め、この分野をドンドン入れて行くことで規制改革会議、財界の解禁圧力を抑えようと言う方針です(規制改革会議、経済財政諮問会議は引き続き解禁を主張し続けるでしょうが)。
で、新規技術に係る薬剤、機器の承認は簡素化され、その経費も軽減するかもしれません。そうすれば、機械本体の価格も下がることになる。

こう言った流れを医療経営安定のために上手く利用すべきでしょうネ。
ついでに宣伝!

やっと今年も仕事納めです。

情念党HPで月俣先生が、今年の歯科界を一文字で表すと?っていうのを書いていました。世間的には『偽』が今年を表す一文字でした。

オイラ的に、今年の歯科界を一文字で表すと『阻』ですかネ。

「阻」と言う漢字には「阻む」と言う意味が一般的です。

辞書を牽くとこの他にこんなことも書いてあります。

そ 【阻】

けわしいこと。けわしい所。

阻し:うじはや・し、またはうぢはや・し

(1)情勢が険悪である。切迫している。
「かく―・き時に身命を惜しまずして/続紀(天平神護一宣命)」

(2)地勢が険しい。
「経途(みち)―・く寒風(かぜはや)くして雪を飛ばす/大唐西域記(長寛点)」

三省堂提供「大辞林 第二版」より

どうでしょうか?思い当たることがたくさんありましたネ。

来年はコレを打ち破る年であって欲しいものです。
みなさん、本年中は場もわきまえずお騒がせしました。
来年も宜しくお願い致しますデス。

追伸、「みんなの歯科ネットワーク」では、今年も「新春放談」と言うのをやります。
新年と言わず、今日から書き込み出来ますので、忌憚のない御意見を気軽に書き込んでみて下さい。

みんなの歯科ネットワークHP
http://www.minnanoshika.net/
へアクセスして、オレンジ色の所(「新春放談」)をクリックして頂くと、掲示板にジャンプします。
>>しんくるさん
どの部分が仮説でどの部分が事実なのか判断がつきかねるのでいまいちコメントがしにくいのですが、少なくとも#65で引用された薬事法自体には何の問題も見られません。

例えば価格の問題でいうと、価格設定の根拠は明確で「その値段で需要があるから」に他なりません。当然寡占に近い業界ということで消費者側が不利になっていることも予想されるとは思います。その部分については(業界として)交渉する余地があると思います。

日本の医薬品・医療機器の承認が遅いというのは事実だと思います。先日PMDAの方の講演を聞く機会があったのですが、限られた予算の中でも積極的に改革を進めているようです。(審査官の2倍増員等)

あと厚労省の統計データでは、患者一人当たり一日当たりの単価は6000円(平成18年度医療費の動向)で、個人立診療所一施設一日当たり約20人の来院患者数(第15回医療経済実態報告)があるということでした。
>>しんくるさん
>日本中の歯医者は困っていません
私の疑問はここにあります。日本中という観点で見た場合、本当に逼迫している状態とはいえないのではないですか?現にそのようなことを指し示すデータは一つもないですよね。
帝国データバンクの調査を見ても一年に20件も倒産してないです。しかも倒産の主因で見ると、販売不振、放漫経営、設備投資・経営計画の失敗、経営者の病気・死亡、その他の5つの項目で放漫経営が最も大きな比率(34.9%)を占めています。
しかも少ない事例しか知りませんが、倒産しても就職口はあるようですね。
少なくともこの数字はそれぞれ事実です。そして数字以上にインパクトをもち、価値観を超えて理解されるものもありません。

私の直接の知り合いの開業医やクラスメイトが歯科助手のバイトをしている医院、それに非常勤で講義に来る先生など多くの先生を知っていますが、余裕がないという先生はごく少数で新規開業でうまくいっている先生もいます。大学の同窓会のアンケートでも8割以上は余裕があるという結果がでていました。

#2でも書きましたが、二極分化しているだけだという話も聞きます。貧しい時代から豊かな社会になって価値観が多様になり、ITの恩恵をうけて情報も氾濫しているんだから、二極分化するのも時代の流れを考えると当然かと思います。

少なくとも歯科以外の業種の人たちや政策関係者を納得させるには予想ではなく根拠となる事実が必要です。
#98
うどん喰いさん、あなたらしくないデータの提示ですネ。
帝国データバンクの出す倒産件数は所謂大型倒産の件数にしか過ぎません。
実際は、かなりの数が毎年新規開業するにも拘らず、医療機関数はそんなに
伸びない。老齢、死亡による自然減以外が、開設者変更などで、入れ替わって
いたりします。新規開業の3分の1が3年以内に閉院と言うデータもあった
かと。

暗い話は書かないと言うことですが、データの取り方で恣意的な部分は、判断を
誤らせる原因になりますので申し添えます。

それよりも、新しく歯科界に入られる方にしても、開業ばかりでなく、他の分野
で活躍できる新たな道を切り開くのもひとつの方法かと。

当然、開業の方法、形態に変化を期待したり、勤務医として生きて行ける道や保険医登録制、定年制など既存の開業医側が考えなければならない面も多々ある訳です。
さっき、さんまさんが司会のテレビで、宮崎某と言う評論家?が、地球温暖化で北極海などの氷が溶けても、海面の水位は上昇しないと語っていた。これは事実であります。でもコレはファクターのひとつ(それも影響が少ないファクターです)でしかありません。では、永久凍土と言われていたシベリアの大陸の氷が温暖化で溶け出して海に出たらどうなるか?間違いなく海面水位は上昇します。こちらを言わない。これもまた地球温暖化の将来像を正しくシミュレートしていることにはならない訳です。

うどん喰いさんは、一医療機関の平均の患者数は一日20人、一人当たり治療費は6,000円とデータを示した。でも、一医療機関の平均歯科医師数は考えましたか?多分1.4人ほどだったと思います。これを加味すると、一医療機関の収支と言うものも違って来はしませんか?

では、うどん喰いさんに問題。

みな歯科Wikiに、「診療行為別点数の推移」って言うのがアップされました。
http://www.minnanoshika.net/wiki/index.php?%A1%C1%BF%C7%CE%C5%B9%D4%B0%D9%CA%CC%C5%C0%BF%F4%BF%E4%B0%DC%A1%C1

ここで、「処置」の点数が、平成12年度にガクンと落ちた。その後もあまり回復はしない。この原因は何なのだろう?オイラは、みんなを納得させられる答えを導き出すことが出来なかった。考えてみて下さい。
あけましておめでとうございます。

毎度返信が遅れましてすいません。

>>しんくるさん(#99)
おっしゃることには根拠がありませんよね。少なくとも現在わかる事実ではありません。潰れない理由にもいろいろあると思いますし、勤務医の賃金が低いというのも数字がなければだれも納得できません。特に業界の意見なんてのはバイアスがかかりやすいのは自明なのでなおさら根拠は必要です。

逆にしんくるさんが何らかの仮説をもっているのならば、それを証明するためにどのようなデータが必要か、という観点からも議論できればと思います。


>>馬さん(#100&101)
>帝国データバンクの出す倒産件数
データが掲載されていたページに定義がかかれていなかったので見落としていましたが、負債総額1000万円以上に限るのですね。ただ、どちらにしろかなり一般の中小企業と比較すると桁違いに小さな割合です。

>かなりの数が毎年新規開業するにも拘らず、医療機関数はそんなに伸びない
医療施設調査を用いて経年比較すると、開設は減少傾向にあり、廃止は増加傾向にありますが、未だ開設のほうが多く。歯科診療所の数は毎年着実に増えています。

>老齢、死亡による自然減以外が、開設者変更などで、入れ替わっていたりします。
入れ替わりの原因がはっきりしないかぎり、入れ替わること自体についての評価はできません。

>新規開業の3分の1が3年以内に閉院と言うデータもあったかと。
私は見たことないです。データ元に関してなにか情報はないでしょうか?

>データの取り方で恣意的な部分
少なくとも私は正確な事実を知りたいだけであって、意図的にデータを曲げるようなことは致しません。現状で私が得ることができるデータソースでは歯科全体で見た場合に厳しいという結論を導き出せるようなデータはでてきません。
例えばこの部分で政策担当者と価値観が違えば、どんなに議論したって納得できる答えに辿り着くはずないです。

>海面水位
私はその番組を見ていないのでなんとも言えませんが、ある仮説に対して明確にそれを否定するデータがあるのにそれを出さないのはだめですね。

>一医療機関の収支
#23でも書きましたが、医業費用の項目に給与費というものがあります。事業というのは雇用者と被雇用者に明確に分けられるので、平均就業歯科医師数1.2人の0.2人分は給与費に含まれるものと考えます。よって収支に変化はないです。
ちなみに法人の場合、雇用主は法人で、個人は全て被雇用者なので、給与費は理事長も含めてすべて給与費に計上されます。

>「処置」の点数
私にはそれを推測できるだけのデータももってませんし、その当時の考え方も知らないので判断できません。が、前回改定の際、桜井議員のところでそれぞれの変更箇所と、その変更の考え方をまとめた資料をいただいたことがあります。
もしかしたらその12年度の改定の際にもそういった資料が作られているかもしれません。もしその改定に興味がおありなら役人さん、議員さんなどにあたってみてはどうでしょうか。

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