■FEATURED BASSISTS 1
John Paul Jones
ロック・ベースの極意に迫る
ジョン・ポール・ジョーンズ大特集
Led Zeppelin
Session&Produce Works
Solo Works
Them Crooked Vultures ...etc.
真のロック・ベースとは何か?……この壮大なテーマに答えを導くためには、ジョンジーことジョン・ポール・ジョーンズを知る必要がある。不世出のバンド=レッド・ツェッペリンでロック・ベースの雛形を生み出した彼は、セッションやプロデュース・ワークを経て、現在は話題のスーパー・バンド=ゼム・クルックド・ヴァルチャーズで辣腕を奮っている。この特集では、先日のフジロック・フェスティバルで待望の来日も果たした彼の貴重なインタビューを掲載。さらに目の覚めるようなロック・リフと卓越したフレーズ・アレンジ、濃厚なロック・グルーヴを徹底分析してみたい。そう、ジョンジーのプレイを探求することは、すなわち“ロック・ベースの極意”に迫ることを意味する!
■FEATURED BASSISTS
FLEA's Session Area
多彩なセッション履歴から探るフリーの真価
レッド・ホット・チリ・ペッパーズの一員であり、今や最強のベーシストとして君臨するフリー。ファンキーでクールなそのプレイは多くのフォロワーを生み続けているが、フリーの魅力はそれだけにとどまらない。バンドを離れたところで、彼は多様なセッションに顔を出し、数々の名演を残してもい るのだ。アラニス・モリセットの大ヒット曲「ユー・オウタ・ノウ」を始めとして、ロック、ポップス、ファンク、ヒップホップ、ジャズと、ジャ ンルを問わずキラリと光るラインを提供する手腕にこそ、このベーシストを最強たらしめる本質があるかもしれない。多彩なセッション履歴とフ レーズ群を徹底的に研究することで、フリーの真価に迫ってみたい。
■SPECIAL PROGRAM
スティーヴィー・ワンダー
素晴らしき歌伴ベースを巡る
モータウンのシンガーとしてデビューを果たし、ソウル/R&B史に数多くの名盤を残してきたスティーヴィー・ワンダー。世代を越えて愛される彼の音楽を支えるのは、やはり“名演”とも言えるベース・フレーズたちである。この特集では、スティーヴィーの歴代名曲にフォーカスするとともに、彼ならではのコード活用法やベース・アレンジ術などについて、プレイヤー視点で迫っていきたい。稀代の天才が生み出した珠玉のメロディと、それを支える素晴らしき歌伴ベース……その全容をひも解いていこう。
■FEATURED BASSISTS
Billy Sheehan(MR.BIG)
元祖“速弾きベース”の復権
MR.BIG が、ついに新作『ホワット・イフ…』を発表した。なんとコレ、スタジオ盤として9年ぶり、オリジナル・メンバーでの音源としては約15年越しの作品である。しかも、テクニカルな高速チューンから重厚なブルース・ロック、珠玉のバラードまでを濃縮した、これぞMR.BIGと言うべき傑作ロック盤に仕上がっているのだからたまらない! 当然、ビリー・シーンの天才的プレイもキラリと光り、全篇を縦横無尽に彩っている。新作のことを中心に、これまでの歩みも追いながら、速弾きベースの元祖でもあるビリーの実力に改めて迫ってみたい。国内速弾きベースの最高峰=MASAKIによる歴代名曲&新作の奏法分析も要チェック!
■SPECIAL PROGRAM
ジャミロクワイ
ファンキー・ボトムの逆襲
ジャミロクワイ──このバンド名は、ベーシストにとって特別な意味を持つのではないだろうか。ベースに強いこだわりを持つであろう首謀者=ジェイ・ケイを中心とした辣腕プレイヤーの集合体であり、かつてはスチュアート・ゼンダーというベース・ヒーローを世に送り出した名門であり、何より躍動感溢れるグルーヴィなサウンドはベース弾きを惹きつけてやまない魅力を放つ。新作『ロック・ダスト・ライト・スター』でシーンに帰還した彼らの功績を振り返りながら、ジャミロクワイの歴代ベース・ラインをたっぷりと紹介&分析、弾きごたえ抜群の特集をお送りする!
J〜ROCKを貫く“14”の軌跡―LUNA SEA, SOLO WORKS and DRIVIN' BASS!!!
■FEATURED BASSISTS
J ROCKを貫く“14”の軌跡
LUNA SEA, SOLO WORKS, and DRIVIN' BASS!!!
LUNA SEAのベーシストとして数々の名演を生み、低音楽器の存在を一気に世に知らしめた人物、J。“REBOOT=再起動”と銘打って今また新たな活動を展開している同バンドとともに、彼がいちアーティストとしても目覚ましい活躍を見せているのはご存知のとおりだ。そんなJが、2011年にソロ・キャリア14 年目に突入した。自身が大切にする“14”という数字にちなんで、今年は派手に暴れまくることが予想される! というわけで、本誌はJの軌跡と“今”をじっくりと掘り下げ、偉大なるドライブ・ベースの真骨頂を徹底分析する。
雅-MIYAVI- featuring Super Bassists!!!
TOKIE、KenKen、吉田一郎、ハマ・オカモト...and more!
低音の真価を問う!サムライ・ギタリストからの果たし状
■SPECIAL PROGRAM
雅 -MIYAVI- featuring Super Bassists!!!
TOKIE
KenKen
吉田一郎 from ZAZEN BOYS
ハマ・オカモト from OKAMOTO'S ...and more!
低音の真価を問う!
サムライ・ギタリストからの果たし状
“世界”を向こうにまわし、独自のプレイ・スタイルで存在感を放つギタリスト=雅 -MIYAVI-。近年はベースレスの編成で自らの表現を追求してきた彼が、ベース・シーンに急接近! 先日リリースした「WHAT'S MY NAME? e.p.」で、今をときめく6人のベーシストと意外なコラボレーションを果たしたのだ。まさしく多種多様の低音を味わえる“ベース盤”となった本作の真意を探るべく、雅 -MIYAVI-とともに、世代を超えた4人の参加ベーシストに集まってもらった!