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「心理カウンセラーによるQ&A」コミュの「カウンセラーの就職の大変さはどれぐらいですか?」

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 カウンセラーの就職の大変さはどれぐらいですか?


 すべてのカウンセラーの実態を調査したデータはありませんので、きちんとした回答をすることはできませんので、だいたいの目安をいうぐらいに留めておきます。
 まず、就職の大変さについですが、これは世間一般で言われる「大変さ」よりも、かなり大変であると言わざるをえません。最近でこそ、カウンセリングやカウンセラーという言葉が社会的に広まってきていますが、カウンセラーが働く場所というのは、過去に比べてそれほど増えているということはありません。反対に、カウンセラー志望者だけがドンドンと多くなっているので、ますます就職する場所が少なくなっているとは思います。
 例えば、民間のスクールでは、だいたいのところが宣伝文句として「卒業できればカウンセラーとしての仕事があります」などと書いていますが、本当に幸運な人を除いては、実際のところはほぼ卒業しても仕事はないと思っておく方が良いでしょう。
 また、臨床心理士の資格を持っている人ですら現状はとても厳しいものがあります。アルバイトやパートで週2〜3回働けるようなら、それは運が良い方なぐらいです。中には臨床心理士の資格を持っていても、臨床の仕事が出来ず、普通の会社員やアルバイトをしている人も中にはいます。いわんや常勤職・正社員というのはかなり稀になります。例えば、常勤職採用が多い地方上級公務員(心理)や国家公務員1種(心理)では、倍率が100倍にも達することがほとんどです。
 あと、カウンセラーの就職で多いのが先輩や先生からのコネです。前近代的ではありますが、これがカウンセラーの現状です。しかし、このコネも、昔から臨床心理士を養成している大学院(例えば、京大・阪大・甲南大・上智大など)では、修了生の先輩も多く、コネが回ってくることが多いようですが、最近になって出来た新設の大学院であれば、そういう先輩も多くないので、コネは少ないようです。ですから、臨床心理士になるためには現在では指定大学院であればどこを修了しても同じですが、就職率と言うことに関しては、かなりの開きがあります。
 このように臨床心理士を取っていても、就職することはかなり難しいのですが、地方に行けばまだ就職できる可能性は高まってきます。地方部では臨床心理士資格を持っているだけで、結構、スクールカウンセラーなどの仕事はあるようです。

コメント(4)

就職が大変なことと、就職がないことは別です。
カウンセラーを生業にして生きている人は大勢います。

どうもカウンセラーという言葉が安っぽく使われていますが、心理臨床の専門家としてのカウンセラーは専門職です。
だからこそ、供給に対して数が十分とは言えないにしてもニーズがあるわけです。

ただし専門職に値しない能力なら、当然ニーズもありません。
その分かりやすい目安が資格ですね。
仕事としてカウンセラーを考えるのなら、臨床心理士が最低条件だと思っていたほうが良いです。

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