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山内溥任天堂元社長コミュの娯楽の世界は一強皆弱なんて、当たり前やろ?

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山内「なぁ、横井君。そうわおもわへんか?」
横井「あ、社長。お久しぶりですねぇ」
山内「おぅ。久しぶりやなぁ。で、や」
横井「はい」
山内「そうわおもわへんか?」
横井「そうですねぇ」
宮本「あ、横井さん」
横井「おお、宮本君。久しぶりやなぁ」
宮本「お久しぶりですねぇ。ところで」
横井「ん?」
宮本「社長と、なんのお話されてるんですか? 随分、久しぶりの組み合わせにも思えるんですけど?」
横井「ああ。いつもの話やよ」
宮本「いつもの話?」
山内「せや。宮本君にも話したことあるけどやなぁ」
横井「話したことある、レベルの話じゃないでしょう。社長。(笑)」
山内「せやな。(笑)」
宮本「ところで、社長。いつもの話って?」
山内「せやせや。その話や。僕かて、横井君と宮本君がふたりで勝手に話進めてて、不安になったもんなんやで? 今やからいうけどやなぁ」
横井、宮本「社長を差し置いて、僕等ふたりで勝手に話を進めるなんてあり得ないでしょ〜」
山内「そういうレベルというか、意味合いの話してるんやないんや」
横井「ああ、なるほど」
宮本「? 横井さん。社長となんのお話されてたんですか?」
横井「いや、一時期。社長の言葉でちょっと話題になった言葉に『娯楽の世界は一強皆弱』ってあったやないか」
宮本「ああ〜 社長の言葉というか、メディアで話題になることは沢山あったけど、あの言葉は一時期ちょっと物議を醸し出しましたもんねぇ」
山内「で、や。宮本君も覚えてるみたいやけど」
横井、宮本「まさか、忘れるわけないじゃないですか。(笑)」
山内「そうなんか?」
宮本「そりゃ、まあ。いってみればあの言葉は現在のボクや横井さんを作り上げた言葉みたいなもんですし…」
山内「そうなんか?」
横井「そりゃそうですよ」
山内「そうか。それはともかく、や。ふたり共そないおもわへんか?」
宮本「『娯楽の世界は一強皆弱』とですか?」
山内「せや」
横井、宮本「(本当に社長は変わらないなぁ。僕等はなんて幸せな人と仕事出来たんたろぅ)」

コメント(4)

岩田「社長。それに皆さんお揃いでどうなさったんですか?」
山内「岩田君やないか。ふたりとも、ホンマもんの社長がきよったで」
横井、宮本「(爆笑)」
岩田「ホンマもんの社長?」
宮本「いや、このメンバーで会長のこと、社長って呼んでたんで。(笑)」
岩田「なるほど。(笑)」
横井「そもそもボクは社長より先に死んじゃってるからなぁ」
宮本「ですよねぇ。こういう時には社長をなんて呼べばいいかなぁ。死んじゃってる横井さんが岩田さんを社長って呼ぶのはスゴく違和感あるし…」
岩田「ですよねぇ… あ、横井さん。お久しぶりです」
横井「おお〜 岩田君、久しぶりやなぁ〜 その後の任天堂社長としての大活躍は聞いてるよ〜」
岩田「横井さん、勘弁してください。(笑) 横井さんに『任天堂社長としての大活躍』なんていわれると途轍もなく違和感がありますよ。(笑)」
横井、宮本「そりゃそうだ。(笑)」
山内「なんでや?」
岩田、横井、宮本「(本当にこの人にはかなわないなぁ)」
岩田「と、それは兎も角。社長を囲んで皆さんでなんの話されてたんですか?」
山内「現在の社長は君やないか」
岩田、横井、宮本「そりゃそうですけど。(爆笑)」
山内「そもそも『一時期何処かの社長やった』という事実を以てして『社長』という呼び名が成立し得るなら、横井君かてその後独立してから死ぬまで『社長』やったんやし、そんなことどうでもええ話やないか」
岩田「このメンバーで『誰を社長と呼ぶべきか?』という話は『確かにこのメンバーにとっては果てし無くどうでもいいような話ではありますよね。(笑)」
横井、宮本「確かに。(爆笑)」
横井「でも、それは謂わば『時空を超越したような場所が、もしあったとしたならって仮定での話だからなぁ。実際的にボクは社長より先に死んじゃってるわけだし…」
山内「そんな仮定の話はどうでもええやろ。どうせ仮定の話なんやし、そもそも会社がどうこうという話なら、ボクが会長で岩田君が社長という前提で話をすればええだけの話やないか」
横井「社長を会長と呼んで、岩田君を社長と呼べば解決する話なのか。(笑)」
岩田、宮本「(爆笑)」
岩田「じゃあ、この中に今西さんが混じったとしたなら…」
横井「社長を会長と呼んで…」
宮本「今西さんは室長?」
岩田「でも、室長って呼ぶなら横井さんか、少なくとも宮本さんのイメージが…」
横井「岩田君からすればそうなるのかぁー」
岩田「そりゃ、そうなりますよ」
山内「せやねんで。君らも物事ちゅーモンがようやっとわかってきたんやないか?」
岩田「と、いいますと?」
山内「当時、君らがのんびりしとった頃に、ボクがマスコミ相手するのがどんだけ大変やったか…」
岩田「ああ…」
山内「まぁ、岩田君は当時の任天堂として、任天堂社長としてマスコミというか、世の中でどうなりこうなり渡って行くのが如何に大変やったかの雰囲気はしらへんかっても、後のハル研、任天堂社長に繋がるから少しはわかるやろ?」
横井「でも、社長。『当時の君にはわからへんやったやろうけど、当時ボクがボクの置かれた立場として如何に大変だったか?』という話をし出せばゲームボーイ発売する頃のボクだって相当だよって話になりますよ…?」
山内「横井君、当時はすまんかった」
横井「いえいえ、勘弁してくださいよ、社長。ボクみたいな、そもそも機会のメンテナンス管理をずっとやってただろう一生を『企画開発として【ほとんど無限の権限を持つまでの者】』として、変えてくださったのは社長なんですから、僕は本当に社長に感謝してますよ。其れにそもそもそういう当時如何に自分が大変で不幸だったか話なんてし出せば…」
山内「せや。文字通りに『任天堂に未来なんてない』」
山内「それにや。そもそもこの『娯楽の世界は一強皆弱』なんて」
横井「本質的に『ただのそもそも論に』しか過ぎない」
山内「せや」
宮本「さらにソフト屋として、付け加え得ることが、もしあるとするならば『そもそもゲーム市場というヒットチャート』が成立しうるというのはどういうことなのか? について」
岩田「ただの社長なりの言語表現である。とさえ極論出来るかもしれませんね」
横井「そもそも論をいうなら社長は岩田君だしね。(笑)」
山内「せやで。(笑)」

一同爆笑

山内「せやから、任天堂経営は無借金経営だと褒められたり、逆に内部留保を溜め込んでいると批判されたりさるけど、ああいうのこそそれこそどっちでもええ話なんや」
岩田「そうですよねぇ…」
山内「そういう『そもそも論を娯楽の世界で続けた結果、これからも任天堂が長く続いていくとするならば【いったい何が必要なのか?】」
横井「娯楽の世界が一強皆弱ならば、もし仮に任天堂が娯楽を作る企業としてどれだけ優秀だったと仮定しても」
宮本「一強になれるか階弱になるか、最大限度贔屓みめにみたとしても【二つに一つ】」
岩田「例えば、『規模の大小に関わらず、小さくてもいいから階強としてありたい』という選択肢が存在しないということですもんね」
山内「せや。そんな世界で長く続ける為に何が必要なのか? といえば現金が必要なんや。ウチが階弱になったときにしのぐ為の、逆の見方をするなら『次の一強まで任天堂が存続するには、一強のときに貯めたお金で次の一強までしのぐ必要がある』ごく当たり前の話としてしただけなんや」
横井「これは自戒を込めていうんだけれども、『娯楽を作る開発の現場』というのは『自分が当てたんだ。自分の直感、感性が娯楽を支えてるんだ』という感覚がどうしてもある」
宮本「ありますね」
横井「というか、娯楽を作る開発の現場として言うならば『俺の作った娯楽は絶対面白い。絶対ウケる』ってほとんど謎みたいな確信だとか感性だとかって、どうしても必要なんだよね」
宮本「ですよね。『自分が作った娯楽が受けるかどうかなんてぜんぜん自信がないし。ウケるなんておもえない』なんてソフト屋なんて翻って不健全ですもんね」
横井「そう。でも、自分が作った娯楽が受ける、特に大ヒットするっのって、麻薬的魅力があるわけ。『自分が考えた、自分の直感、感性が大衆的ヒットの根源を支えてるんだっていう、あえて言っちゃうけど【思い上がり】って言えばいいのかな? これは娯楽産業の開発の現場としていうならほとんど宿命的病気みたいなモノだよね」
岩田「それはありますね。特に『あの時はみんなアイツに従ったから負けちゃったけど、オレに皆が(あえて言っちゃうけど)賭けていれば『賭けに勝っていたハズだっていう思考実験には、開発の現場としていうなら」
宮本「ほとんど無限の魅力がありますもんねぇ」
岩田「特にウチらの現場のように『その技術がハイ・テクノロジーに支えられていればいる程』そのハイテクを支えてる技術屋ほど『自分たちこそがほとんど富の源泉の本質なのだ』って考えがちですしね」
山内「せやで。しかもここで何が恐ろしい程までに怖いのかというと、その観たてはある程度は正しいということなんや。実際的にウチらがやってることでのハイテク部門の占める割合というのは年々上がっていくか、良くて横ばいやからな。正し、その理屈は昨日まで、今日の今の今までは正しかったかもしれんが、ここで怖いんが『この瞬間に大衆は飽きているかもしれんということなんや』」
横井「もし、大衆が飽きていることに気付かずハイテク部門や開発の現場の意見を全く疑うことなく信じ続けるならば」
岩田「私達の例えばハード部門というものの寿命といわれるのがおおよそ6年。もし、これからが新ハードの設計とするならばおおよそ長く見積もって8〜10年でしょうか? その我々が立てているハード設計に大衆が既に『飽きている可能性があるということ』この仮定は心底恐ろしいですよね」
山内「せやねん。しかも、この仮定のそのまた恐ろしいのが、ウチらはハード設計部門だけが技術屋であるというより、何がおもしろくて大衆にウケてあるのかを、ボクを含めて『ここにいる全員、及び任天堂そのものが見誤っている可能性があるということ。何故ならボクらは大衆に何がウケているのかを判断することを含めた専門家だから』」
横井「ああ、もう掛けね無しに怖い!」
山内「世の中に絶対だとか100%というんは無いからね。今の今までの任天堂はそうじゃなかったけれど、今の瞬間、これからの任天堂はそうであるって可能性はあり得るってことや」
横井「かと言って、大衆がせっかく信じてくれているのに『こっちが勝手にもうダメだと思っても自分の身を持ち崩すということ』」
宮本「もう、そういうことを考えているだけで心臓に悪いですねぇ」
岩田「業界全体、任天堂全体が全くヒットを生み出せない、生み出す力がなくなるかもしれないない恐怖」
山内「ようするに確かなことは『未来は不確かなことであること、一寸先は闇である』ってことや」

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