★Ａｎｉｍａｌ　ＮＥＷＳ★コミュのイノブタ愛称は「イブの恵み」…和歌山

イノブタ愛称は「イブの恵み」…和歌山・すさみ、来年から本格ＰＲ
読売新聞(12月11日12時46分)

すさみ町で飼育されているイノブタ

全国から応募８２４通
　和歌山県のすさみ町商工会などでつくる「イブ王国活性化委員会」（森光夫委員長）が、イノブタ肉の特産品化に向けて募集していた愛称が、埼玉県朝霞市の金剛明夫さん（４５）の「イブの恵み」に決まった。

　全国から８２４通の応募があり、同委員会が審査。「ぼたん」（イノシシ肉）や「さくら」（馬肉）に対抗するように、「もみじ」「つばき」「はまゆう」などと植物名が多い中、金剛さんのネーミングは「イノシシとブタの良いところ（恵み）をとった肉で、安心・安全のイメージにぴったり」として選んだという。

　同委員会では今後、イメージポスターや認証シール、イノブタ料理の取扱店のパンフレットなどを作成するほか、レトルトカレーの試作にも取り組む。また、専用のホームページ（ＨＰ）を開設し、来年２月には「イノブタフェア」を開催するなど、本格的なＰＲ活動に乗り出すという。

　すさみのイノブタ肉は、雌ブタと雄のイノシシを交配した一代雑種（Ｆ１）にこだわっており、同委員会では「あっさりした風味と甘さ、適度な歯ごたえが最高。これからは『すさみＦ１イノブタ・イブの恵み』と呼んでください」と話している。問い合わせは商工会内の同委員会（０７３９・５５・２２９３）へ。

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