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シカの列車事故急増
紀伊民報(08月01日17時00分)

 和歌山県内のニホンジカによる農作物被害が増える中、JR紀勢線で電車との衝突事故が増えている。2007年度は、過去最高とみられる約400件に上り、前年度の1・5倍に急増した。JR西日本和歌山支社は「対策はしているが、目に見えた効果はない」と頭を抱えている。

 同支社によると、動物事故の9割以上をシカが占める。シカと電車の事故は04年度約200件、05年度約210件、06年度は約260件と右肩上がりに増えており、県内のシカ捕獲匹数と同様に増加している。本年度の事故もここまで、前年度並みという。

 シカとの事故の発生場所は紀南地方に集中しており、特に串本町の田子駅、和深駅やすさみ町の江住駅周辺で多い。事故は春と秋に多く、1日に6回起こることや、1列車に3回ぶつかることもあるという。シカにぶつかると、電車が破損したり、事故処理に長くて1時間近くかかったりすることがあり、乗客にも影響が出ている。

 同支社はこれまでに、シカが線路に入らないように、肉食獣のライオンの糞(ふん)の水溶液をまいたことがあった。効果はあったものの、雨が降ると流れてしまい、持続性がなかったり、臭いがしたりしたことなどから、取りやめたという。

 3年前からは、多発区間の線路沿いに順次、防護柵を設置し、シカが嫌うといわれるプラスチック板を付けているが、目に見える効果は出ていないという。今回、事故件数が大きく増えたことを受け、多発区間で徐行したり、警笛を鳴らしたりするなどの対策も考えたいという。

 同支社は「県が昨年度からシカの有害駆除の上限を撤廃したことで、シカの生息数を抑える効果を期待したい」と話している。同支社は昨年6月、県に早急なシカ対策を要望した。

 県農業環境保全室は「県内のシカ個体数を減らそうと、ニホンジカ特定計画を策定しているところ。適正な生息密度に戻すことで、線路内に入るシカの数を減らし、事故軽減につなげられれば」と話している。

シカの生息、沿岸部に集中

 昨年、県が紀南で行った調査では、沿岸部の生息密度が山間部よりも多かった。

 シカに詳しい田辺市ふるさと自然公園センターの鈴木和男さんは「JRの事故の数字と県の調査から見ると、県内で均一に増えているのではなく、沿岸部で急増しているのでは。原因としては沿岸部にシカにとって魅力的な里山が多いと考えられる」と話している。

http://news.biglobe.ne.jp/animal/km_080801_1214174928.html

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