アーサー・リー率いる西海岸サイケの雄、ラヴの未発表音源集がサンデイズドよりリリース。『FALSE START』に続くアルバムとしてコロンビアからリリースされる予定だったという1971年録音の14曲が収録されています。後にARTHUR LEEのソロ、『VINDICATOR』(1972年)に収録されることになる"SAD SONG"や"HE SAID HE SAID"などのオリジナル・ヴァージョンを聴くことが出来ます。この時期のアーサー・リーはジミヘンからの影響を隠そうとしないブラック・ロック・サウンドへとシフトしており、ラフ&ファンキーなアンサンブルの中に独特の歌心が感じられる、ファンならずとも興味深い内容です。