＜SAVE TIBET★JOINT LIVE＞コミュの公演概要

まだ暫定的な部分が多く、申し訳ありませんが、
今回の企画の概要を少しずつこちらに告知していきます。


■　　公演概要

◎企画名：＜SAVE TIBET★JOINT LIVE＞
　　　　〜はぐれ雲江戸よりラサへ空を駆け〜

◎企画発起人：神山てんがい
◎制作協力　：煉獄サアカス
★★★＜SAVE TIBET★JOINT LIVE＞★★★
　〜はぐれ雲江戸よりラサへ空を駆け〜

◎６月５日（木）
　　19:00 OPEN 19;30 START
◎国分寺Live & Bar RUBBER SOUL
東京都国分寺市南町2-16-14　第2冨士ビルB1 TEL042-328-4421
　http://www.rubber-soul.jp/
◎チャージ：　１０００円＋１drink

チベットの平和を願う、音楽・パフォーマンスの祭典！
　　多彩なアーティストによる曼荼羅的ジョイントライブ！！

■出演アーティスト
◎煉獄サアカス
　神山てんがい（演劇、ギター） ／立岩潤三（パーカッション） ／渦（サックス）
マチルダぱんだ（歌） ／kaori（演劇）　／墨之江ユキ（ヴォーカル）
サラミ（踊り） ／Sango（踊り）　／クロ（ベース） ／HIROYUKI（カリンバ）
加藤チャーリー千晴（鍵盤、バイオリン） ／豆太郎（チンドン、クラリネット）
鈴木美紀子（ギター）

◎釜谷明也（三味線）　　　◎ながしろばんり（弾き語り）　
◎幕内純平（口事）＋鈴木美紀子（ギター） 　◎猫に片思い社（弾き語り）　　
◎石川靖子（ヴォイスパフォーマー） 　◎工藤桂（弾き語り）　　　　
◎中沢建（唄・ギター・三線）＋石井たかし（バイオリン）＆根本延浩（三線）　　　　　　　　　
◎ダグラス・リー（中国琵琶、二胡、 etc.） 　◎チャッパル・カハーン（読経、マントラ）



イベント主旨　〜主催者からのことば〜
　＜出演者にむけて＞

　北京オリンピックの聖火リレー騒ぎなどで、チベットに対する中国の武力弾圧、文化侵略の実体がようやく日本の一般市民にもメディアによって伝わるようになりました。実はもう随分前から、チベットのみならず、東トルキスタンやモンゴルに対しても、中国は理不尽な民族政策、不当逮捕、思想弾圧、漢民族の移入による血縁破壊を繰り返してきました。ただ、日本のメディアは中国側に圧力をかけられており、中国にとって都合の悪い報道が出来ないという情けない状態にあります。
　もともと民族も文化も言語も違う人々に対する、あまりにもひどい政策、暴力による思想統制、文化の破壊に、僕自身胸をいためつつ、日常に流されるばかりでなんら声を上げることをしてきませんでした。

　今回の騒ぎで、より深くチベットのことを学ぼうと思い、調べていくうちに、人間という生き物の弱さ、残酷さをますます感じ、何かせずにはいられない心境になってきました。僕は運動家ではないし、自分の立ち位置が決まらないうちは慎重に考え、情念のみにかられた「熱病い」のような発言、表現はしないタイプです。
　ですが、チベットが平和的に生き残っていくために、チベット文化が一方的な腕力によって取り返しのつかない破壊行為にさらされる前に、自分の身の丈で出来る最大限のことをしようと思い立ち、熟考した後に今回の企画を思いつきました。

　このライブ企画は出演者や、お客様の考え方や生き方に対して、僕個人が一方的に何がしかの思想を押し付けたり、政治的行為を強要したりするものでは一切ありません。
ただ、現在チベットをはじめとるする中国の少数民族たちが、どのような圧力の下であえいでいるのかという実態を少しでも多くの人に知ってほしい、その上で自分なりの関心の持ち方をして、日常生活の中でそれぞれが出来ることがあれば、それぞれの立場で考え、行動してほしいと考えています。

また、参加出演者の中で完全なコンセンサスが取れるとも思っていません。それぞれが生き方も育った背景も違うのですから、表現の方法や政治観がちがうのも当たり前です。
但し、「チベットを取り巻く今の現状を少しでも改善したい。みんなに関心を持ってもらいたい」という部分は共感できるのではないでしょうか。そこが今回、出演者サイドからお客さんに投げかける、ささやかながら強いメッセージとなれば良いと思っています。

　イベント中、主催者の僕から、簡単な主旨説明をさせていただき、紙資料でチベットの現状などを紹介し、その時のチベット情勢がかなり緊迫したもので、署名活動や募金集めなど出来ることがあれば行う予定ですが、出演者の方々はあくまでいつも通りの表現をしてお客さんを純粋に楽しませてほしいと願います。
　僕自身は演劇出身ですが、演劇、音楽、ダンス、パフォーマンスなどジャンルは違っても表現者が出来ることは一つです。お客さんに喜んでもらえる表現を続けること。しめっぽいイベントにするつもりはありません。
　志を持っているからこそ、憤りや無力感で押しつぶされそうになっても笑顔でいるべきです。人前に立つ僕たちが元気がなくては困ります。

　煉獄のサックス吹きとしておなじみの渦どのが、以前アウンサンスーチーさんの話をしていました。ミャンマーの軍事政権下で民主化を唱え、自分を取り巻く環境は泣きたいほどつらい筈なのに、頭に花を飾り、凛々しく人前に立つ。
　表現者もそうでなくては、と励まされました。

　今回の企画は、お客様にまずはライブそのものを楽しんでいただき、イベント発足の主旨などを理解して頂いた上、それぞれに持って帰ってもらう、という形をとります。

　僕がこの話をネットで呼びかけたり、知人等に伝えたところ、大きな反響をいただき、僕自身も勇気づけられました。最初は怖々、小さく声を上げてみたのですが、皆さんからパワーをいただき「このイベントを成功させたい」と切に願うに至ったわけです。

　良い形でやり遂げたいので、皆さんの力を貸してください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　神山てんがい




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