コミュ住人のホソエモンさんより、「なぜイカ釣りなのですか？」とクウェスティオンをいただきました。ゆえに、アンサーをここで示したいと思います。
あ、その前にあけましておめでとうございます。
遠出をしておりました。
あの夜、コロボックルに「おいで、おいで」をされたのでついて行ったのが運の尽き。舵が効かなくなっちまって。イカ刺身、あぶり、イカ飯、、、。可能な限りのイカ料理で栄養を蓄えて陸地が見えるのを待ちました。コロボックルは生イカよりも、多少あぶったのんが好きみたいでした。
ある日、船室で寝ていた僕は船がとまっていることに気づきました。「ついに陸地についたか！」喜びいさんで外に出てみれば、、、辺り一面は銀世界。流氷の中に取り込まれちまったのです。船べりで座ったままのコロボックルども、、、こいつらめ、、、かじってやろうかとも思いましたが、彼らがいなくなったら本当に帰れなさそうだし、僕の体がいきなり妖怪変化してしまわないとも限りません。ただでさえ人として劣っているのに、妖怪人間として日本社会に帰った日には、、、グッ。思いとどまって雪解けを待ったのです。
何日か過ぎた夜。
半月とはいえ、月光が反射した氷は明るいものです。
船から外を眺めていると、あんどんを持ったジジイが向こうにいます。近づいてみると、あんどんジジイはワカサギ釣りをしているのでした。大量に在庫を抱えているようなので、僕とあんどんジジイはイカとワカサギを交換しました。あんどんジジイが言うには、彼はこの流氷に何十年も前に閉じ込められて、ずっとこうしてすごしているのだそうです。
でも、この流氷の家は世界中を流れているらしくて、海流の都合によっちゃ太平洋に出たり、インド洋に出たりと、うろちょろしているそう。西アフリカの辺りでは大量にタコを釣ったとか。「人と話したいなー」とボヤいたところ、コロボックルがそれを聞いて、僕をここに連れてきたんだそうな。
だがあんどんジジイは、僕の船がイカしか積んでいないのを見て、明らかにガッカリした顔をしていました。ジジイ、、、。
そんなこんなで、流氷の家が南下した時に氷が溶けたので帰ってきました。あんどんジジイは家を離れないそうです。昔、杜王町にも鉄塔に住んでて出てこないオッサンがいましたが、同じ類なんでしょうかね。
それはそうと、
なぜイカ釣りなのか。
その答えはハッキリしています。
「イカ釣りをしてみたいけど、インドア派だから実行に移せないけれど、気分だけでもイカ釣りを適当に楽しみたい。」という理由です。
同様の理由で、より総合的な「釣り妄想」のコミュも設立しておりますが、こちらは完全に死滅しております。道端で乾いてるミミズみたいな感じ。
カワバンガー
あ、その前にあけましておめでとうございます。
遠出をしておりました。
あの夜、コロボックルに「おいで、おいで」をされたのでついて行ったのが運の尽き。舵が効かなくなっちまって。イカ刺身、あぶり、イカ飯、、、。可能な限りのイカ料理で栄養を蓄えて陸地が見えるのを待ちました。コロボックルは生イカよりも、多少あぶったのんが好きみたいでした。
ある日、船室で寝ていた僕は船がとまっていることに気づきました。「ついに陸地についたか！」喜びいさんで外に出てみれば、、、辺り一面は銀世界。流氷の中に取り込まれちまったのです。船べりで座ったままのコロボックルども、、、こいつらめ、、、かじってやろうかとも思いましたが、彼らがいなくなったら本当に帰れなさそうだし、僕の体がいきなり妖怪変化してしまわないとも限りません。ただでさえ人として劣っているのに、妖怪人間として日本社会に帰った日には、、、グッ。思いとどまって雪解けを待ったのです。
何日か過ぎた夜。
半月とはいえ、月光が反射した氷は明るいものです。
船から外を眺めていると、あんどんを持ったジジイが向こうにいます。近づいてみると、あんどんジジイはワカサギ釣りをしているのでした。大量に在庫を抱えているようなので、僕とあんどんジジイはイカとワカサギを交換しました。あんどんジジイが言うには、彼はこの流氷に何十年も前に閉じ込められて、ずっとこうしてすごしているのだそうです。
でも、この流氷の家は世界中を流れているらしくて、海流の都合によっちゃ太平洋に出たり、インド洋に出たりと、うろちょろしているそう。西アフリカの辺りでは大量にタコを釣ったとか。「人と話したいなー」とボヤいたところ、コロボックルがそれを聞いて、僕をここに連れてきたんだそうな。
だがあんどんジジイは、僕の船がイカしか積んでいないのを見て、明らかにガッカリした顔をしていました。ジジイ、、、。
そんなこんなで、流氷の家が南下した時に氷が溶けたので帰ってきました。あんどんジジイは家を離れないそうです。昔、杜王町にも鉄塔に住んでて出てこないオッサンがいましたが、同じ類なんでしょうかね。
それはそうと、
なぜイカ釣りなのか。
その答えはハッキリしています。
「イカ釣りをしてみたいけど、インドア派だから実行に移せないけれど、気分だけでもイカ釣りを適当に楽しみたい。」という理由です。
同様の理由で、より総合的な「釣り妄想」のコミュも設立しておりますが、こちらは完全に死滅しております。道端で乾いてるミミズみたいな感じ。
カワバンガー
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コメント(7)
＞けっちゃんさん
はじめまして。
このコミュ内では、これからのイカ釣りシップはコタツ搭載がスタンダードになりそうですよ。コタツに寝転がって、上半身だけで釣り。むしろ釣竿を側において、読書とかポータブルゲームに熱中。そんなアットホームなイマドキスタイルのイカ釣りを提唱します。
僕は釣りに対して、ある種のイメージを持っていました。
ワンカップ大関と日焼けによって鼻と頬を赤くした熟練親父たちだけの世界、、、数少ない若者さえ、漁師の息子でもう赤子の頃から釣りの仕掛けを作っていたウオキチとか、いわばサラブレッドだけしかいない。要は敷居が高い世界なのだ。
「潮は荒ぶる神さんだ。俺たちはそれに翻弄されるためだけに釣りしにきてるのさ。若いの、そんな綺麗な靴はいてここに来ちゃいけねえや。俺らは潮の前で何にも身に着けちゃいけねえって、言われてきたんだからな。オット、こいつは心の話だぜ。」
だが、このコミュは管理人がインドア派で、かつ釣りに詳しくないため、どなたでも適当に釣りをしてくだされば結構です。歓迎いたしますっす。
はじめまして。
このコミュ内では、これからのイカ釣りシップはコタツ搭載がスタンダードになりそうですよ。コタツに寝転がって、上半身だけで釣り。むしろ釣竿を側において、読書とかポータブルゲームに熱中。そんなアットホームなイマドキスタイルのイカ釣りを提唱します。
僕は釣りに対して、ある種のイメージを持っていました。
ワンカップ大関と日焼けによって鼻と頬を赤くした熟練親父たちだけの世界、、、数少ない若者さえ、漁師の息子でもう赤子の頃から釣りの仕掛けを作っていたウオキチとか、いわばサラブレッドだけしかいない。要は敷居が高い世界なのだ。
「潮は荒ぶる神さんだ。俺たちはそれに翻弄されるためだけに釣りしにきてるのさ。若いの、そんな綺麗な靴はいてここに来ちゃいけねえや。俺らは潮の前で何にも身に着けちゃいけねえって、言われてきたんだからな。オット、こいつは心の話だぜ。」
だが、このコミュは管理人がインドア派で、かつ釣りに詳しくないため、どなたでも適当に釣りをしてくだされば結構です。歓迎いたしますっす。
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