どうもフランクは間も無くバンドを離れた様で、
1980 年のライヴにはもう姿が見当たらない。
Subterranean Records からのコンピレーション LP “Live at Target”
では、元スクリーマーズのポール・ローズラーが新たに加入している。
その結果、ナ−ヴァス・ジェンダーは四人のシンセサイザー奏者を擁する。
そして一時ドラムスを担当していたのが、当時 8 歳のスヴェンであった。
この編成によるライヴを収めたものに、現在ナーヴァス・ジェンダーのサイトで
販売されている CD-R “Live at the Whiskey A Go-Go 1980” がある。
さて“Live at Target” での演奏はブライアン・イーノのファースト・ソロを
パンク・モードに変換した様な、プログレッシヴ・ポップの感触を持つ。
それに対し、”Live at the Hong Kong Café 1979” の演奏はダークで
何よりもストイックなものだ。
振り返ってみると、ナーヴァス・ジェンダーの歴史の中で特異なポジションに
在る点が何とも面白い。
さてナーヴァス・ジェンダーの映像は、
YouTube において結構なクリップを見ることができる。
コンピレーション LP "Live at Target" の入手は困難であるものの、
ナーヴァス・ジェンダーの演奏部分はちゃんとネットに保持されている。
若年ドラマー、スヴェンの熱演も収録されているからとにかく見物だ。
http://jp.youtube.com/watch?v=qrQGP8Gf2UI
他にも、ドン・ボールズ参加のセッションも魅力と言えよう。
'New Boy Bill' with Don Bolles
http://jp.youtube.com/watch?v=Ud_IXf15c9k
とても面白いことに、彼らがスクリーマーズの作品を演奏した
クリップが複数存在する。
いずれも比較的新しいものの様だが、お気に入りのナンバーなのだろう。
'Punish or Be Damned'
http://jp.youtube.com/watch?v=K3EUkBh5XCU
http://jp.youtube.com/watch?v=H2huM-iXgw8
ザ・スクリーマーズはジェロ・ビアフラに、
「録音を残さなかった最高のバンド」と言わしめた。
彼らはレーザー・ディスクでのデヴューを切望し、
音響ディスクのフォーマットを良しとしなかった訳だ。
その結果コンテンツはかなり重複していると思われる、
数々のブートレグ・オーディオが出回ることとなる。
それを一掃するパワーを持つヴィデオ "Live At San Francisco
September 2nd, 1978" の出版は、実に嬉しいものであった。
そして現在でも、その DVD ヴァージョンをボーナス付きで入手できる。
DVD は Target Video のスタジオでのクリップも収めていて、
これが本当に素晴らしい (ライヴと対をなすという意味で)。
ザ・ドリーム・シンジケートの最新アルバムは、2004年に出版されている。
ただしそれは、1980年代の末期に録音されたライヴ・アルバムだ。
かつては、その一部がファン・クラブ限定のアルバムとして配布されたらしい。
"The Complete Live At Raji's"は、2CDから成るその完全ヴァージョンだ。
ニール・ヤングの"Harvest"などで知られる名プロデューサー/エンジニアの
エリオット・メイザーが、アルバム・プロデュースを担当している。
デヴュー盤ではどことなく線の細かったスティーヴ・ウィンが、
ここでは辻説法師の様な迫力で見事なヴォーカルを展開している。
バンド解散の後彼はソロ活動を継続し、詩人としても評価されている。
西海岸と言えば、ワシントン州もそう。
後に有名となった Steve Fisk と Steve Peters から成る、Anonymous。
彼らのシングル A/B 面を紹介する、このクリップ。
B 面のカッコ良さは、ちょっと比較対象が無い。
http://www.youtube.com/watch?v=NpgEfWPs6Ns