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中西輝政研究コミュの65 “妄執の歴史捏造家”工藤美代子は、札付きの“偽情報宣伝専門のロシア工作員”

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詐欺女の大量殺人が二件も起きて(北海道産34歳の「婚活」女と鳥取35歳女、2009年11月)、“女は怖い”の真実について世の男性諸君があらためて再認識したこの頃だが、怖い女の犯罪は、詐欺や殺人に限らない。外国と通謀して祖国を誤らせることを目的にした、通敵の情報工作員の怖さは、そのようなものとは較べようがない。
こんな“本当に怖い女”のひとりが、「詐欺女」ではなく「詐言女」の工藤美代子である。工藤美代子の新著『近衛家 七つの謎』(2009年5月刊、PHP)は、嘘、嘘、嘘が巧妙に散りばめられているものだが、この偽情報本の狙いは、稀代のコミュニストでスターリン/ベリヤに直属した“ソ連の工作員”近衛文麿について、そうでないかのような近衛の虚像づくりなのは言うまでもない。
工藤美代子は、チェコのプラハにあるカレル大学に留学中の2年生(20歳)の時、ソ連のためのスパイ行為が発覚して退学処分になったほど、札付きのKGB工作員である。この退学処分によって工藤は、その後、カナダのブリティッシュ・コロンビア大学に移籍した。以来、四十年間の人生を、あらん限りに祖国・ソ連(ロシア)のための偽情報宣伝に捧げた“悪魔の女スパイ”である。工藤を終身刑に判決できる偽情報宣伝防止法の立法が必要である。

1、“悪魔の女スパイ”工藤美代子の手口とは?
 詐欺女には、それ特有の詐欺と殺しの手口があるように、工藤美代子の嘘作りにも特徴がある。『近衛家 七つの謎』では近衛文麿の遺言を読者の誰も知らないのをいいことに、次のように、でっち上げる。
  
「文麿は全責任を負うとしてみずからの手でみまかった」
「近衛は(自分がなした政治の誤りを)みずから恥じ、みずから天皇に謝罪し、遺書にそれを告白し、全責任を負ったのだ」(338頁)。

 しかし、近衛の遺書には、天皇への謝罪など一文字もない。天皇への言及そのものがない。工藤の虚言癖は、日頃から殺人等の刑法犯罪に明け暮れる殺人鬼の「私はや(殺)ってません」の嘯きに近い。また、八年間の大東亜戦争を主導したその「主犯」でありながら、近衛文麿は次のように口からで任せの自己正当化の詭弁に終始する。
「蒋介石を相手とせず」(1938年1月)などあらん限りに支那事変の拡大と永久戦争化を図った近衛は、遺言では「(私は)支那事変解決を最大の使命とした」と、逆さにしている。米国との戦争を不可避とする、サイゴン占領などの南進を主導したその張本人でありながら、遺言では近衛は「日米交渉に全力を尽くした」と事実を逆さにする。つまり、近衛の遺言のどこにも「恥じ」た箇所は一文字もない。
そればかりか、近衛は遺言で、「米国が東京裁判を開廷するのは、勝てるものの行き過ぎた増長」「東京裁判は、神の法廷における正義の判決に反する判決を下すだろう」と、米国と東京裁判をただ罵倒する。そればかりか、当時の一般国民のコンセンサスであった“近衛糾弾の声”について、「誤解にもとづく流言飛語」と斬捨てる。ひとかけらの反省もない。だが、工藤美代子は、遺言でこのように「オレには責任は全くない」と開き直った近衛について、「全責任を負った」と逆さに美談化する。    注;ここで引用した近衛文麿の遺言は、共同
通信社刊『近衛日記』112頁、細川護貞『情報天皇に達せず』下巻、
磯部書房、454頁に収録されている。
工藤美代子の天性の三百代言に従えば、34歳の北海道産詐欺女も35歳の鳥取詐欺女も、「大量殺人などやってはおらず、無罪である」と言い張れよう。悪徳弁護士すらも工藤美代子に比べると顔色を失うほどの工藤の虚言術は、ソ連を祖国として生きてきた一流のスパイとしての“鉄の信念”によって磨かれている。
工藤美代子の前著『われ巣鴨に出頭せず』(日本経済新聞社刊、2006年7月)も、近衛文麿に関する嘘、嘘、嘘が洪水のように溢れている。この嘘の中でも、笑いの止まらぬ噴飯物は、1968年に初めて公表された昭和天皇の御製「みはいかになるとも いくさとどめけり ただたふれゆく民をおもひて」を(木下道雄『宮中見聞録』)、それより二十年以上も前の一九四五年十二月15日に口ずさんだという創り話であろうか(422頁)。
近衛文麿が自殺したのは、スターリン/ベリヤの命令によるものと考えられる。大東亜戦争がスターリン・ソ連が脚本したものである真実を闇に葬り秘匿するためである。熱情のコミュニストであった近衛文麿は、その信仰信条を死を通じて貫いたと解するのが、最も正しいだろう。しかし、工藤は、近衛自殺を、次のようにあからさまに真赤な嘘で粉飾する。

 「巣鴨に出頭しないことで護り通したものこそは、近衛の天皇への絢爛たる愛 の証しだった」(428頁)。

なんとも馬鹿馬鹿しい。「近衛が護り通したもの」は、大東亜戦争を脚本し日本にそれを実行
させたソ連の悪辣な謀略であるのは言うまでもない。つまり、工藤は、「ソ連・スターリン」とすべきところを「昭和天皇」にすり替える、偽情報プロパガンダを行っている。スターリン/ベリヤからの自殺命令を近衛文麿に伝達したのが牛場友彦であり、モスクワからのこの命令を牛場友彦に伝えたのは、バランかビッソンであろう(11月12日、ビッソン『日本占領回想記』、三省堂、25頁)。青酸カリを近衛に渡したのも、前の晩(12月15日)からずっと傍に付き添っていた牛場であろうことは間違いない。GHQは、近衛自殺の情況を牛場に限ってかなり長時間の聴取を行っている。

2、“昭和天皇殺害”と天皇制廃止に執念を燃やした近衛文麿――この事実をなぜ工藤は歪曲するのだろうか
「近衛は、東京裁判への訴追と有罪から昭和天皇を守るために自殺した」との工藤美代子
の、荒唐無稽な嘘八百は、どうゆう頭であれば、発想できるのだろう。東条英機が最期に胸を張って「総理の私が決断した」と証言したように、東京裁判が裁判である以上、これ以外で昭和天皇を守る方法はないのは、自明ではないか。しかも、工藤の、次のような創り話は、事実を百八十度ひっくりかえした悪質きわめる。

  「近衛は今なら天皇のために死ねると、と心底から思えてきた」(422頁)。

 近衛は、この自殺のかなり前から(11月中から)、「自分の自殺は、憎くてたまらない昭和天皇に自殺を促すためでもある」と、従来から一貫して昭和天皇を殺害したい妄念に生きた本心を洩らしていたからである。矢部貞治は、近衛のこの遺言を、近衛伝記で大著の『近衛文麿』で、次のように記している。

 「日本の天皇は、生きて異邦人の裁判にかかつてはならぬということを、近衛は一身をもつて示したということではあるまいか」(下巻、630頁)。

このことは、娘婿の細川護貞も事前に聞いてたらしい。共産党員の高橋紘が伝えるところによると(『天皇家の密使たち』徳間書店)、東京湾に浮かぶアンコン号で(1945年11月9日)、名うての「ソ連の工作員」バランやビッソンに厳しく訊問された近衛文麿は、そのあと、次のように細川に語ったという。

 「もう日本の皇室は駄目だ。しかし、(米国が天皇を逮捕しても)陛下が自決されえば皇室は助かる」(20頁)。

 この発言が本当だとすれば、近衛はバランやビッソンに「昭和天皇を退位させるか自殺させるかすれば、お前の命は殺さずに済ましてやる」と脅迫されたようである。だが、近衛文麿は、この脅迫のあるなしにかかわらず、元来、天皇制廃止論であり、昭和天皇を何としてでも銃殺刑に追い込みたいとの信条の確信犯であった。
 そもそも大東亜戦争は天皇制廃止のための国内革命の代用であり、天皇制廃止のための戦争であり、それに敢然と立ち向かって天皇制度を護らんとした昭和天皇こそは、近衛にとって存在を許せない筆頭であった。近衛の天皇制廃止の運動は、敗戦後すぐに公爵位の遺棄や共和制の唱導など露骨であったが、この近衛の共産革命は戦時中から開始していた。
 先の『天皇家の密使たち』は、近衛の昭和天皇退位の画策のひとつを伝えている。1945年1月に、昭和天皇に落飾していただき門跡として仁和寺に幽閉する案を、当時の門跡であった岡本慈航に打診していた(10頁)。昭和天皇が敗戦時において退位しておらられれば、GHQは簡単に逮捕し訴追したであろうは常識だろう。近衛文麿が、昭和天皇を何としても東京裁判に引きづり出してルイ十六世のごとくに辱めをうけさせようとしたのは、論を俟たない。

3、工藤美代子を背後で支える、ロシアSVR(ソ連時代のKGB第一総局を後継したプーチン・ロシアの対外謀略機関)と日本共産党
日本国の経済力と若者の命をすべてソ連(ロシア)のために蕩尽することを計画し“祖国に叛逆する反日の戦争”大東亜戦争を実行した近衛文麿は、ソ連にとっては毛沢東や金日成などの“アジア共産化の英雄”以上の、偉大な「ソヴィエト英雄」であり、その自殺において「ソヴィエト殉教者」であった。だから、近衛文麿の虚像を日本国内で永遠化してあげることは、ソ連・ロシアが「ソ連人」近衛文麿に与える褒賞でもあった。
むろん、そればかりではない。近衛文麿の真像を隠蔽し続けるのは、現在に続く当時のソ連の対日工作網の実態が暴かれないようにするためであるが、加えて現在、ロシアのために働く数百名の日本人ロシア工作員が(死後も守ってくれると)安心して活動できるようにするためでもある。
新ロシアになった一九九〇年代以降、近衛文麿の虚像維持の偽情報宣伝要員として抜擢されたのが、鳥居民と工藤美代子であった。鳥居は、日本共産党の反核運動のグループに所属する、米国の原爆投下を断罪するための歴史偽造が担当である。一方、工藤美代子は、世界的に有名なソ連の工作員(GRU所属)ハバート・ノーマンと(GRUではなく、ベリヤのNKGBに直属していた)近衛文麿の虚像づくりの二つを実行するよう、狸穴のロシア大使館の「SVR東京事務所」から命じられたようである。そして、日本共産党があれこれと細かに面倒を見ているようである。岩波書店発行の『世界』にノーマン美化論を連載したが、これは日本共産党が全面支援した。
『近衛家 七つの謎』に関しては、PHP第一出版局長の安藤卓が全面的に協力している。安藤卓が日本共産党員である可能性は極めて高いが、その調査と確定は公安調査庁その他に任せるとしよう。
工藤に関して、そのノンフィックション作品に関して、皇族に関するものが多く、そのため、工藤がさも皇室尊崇の民族系かに誤解している向きがあるが、とんでもない錯覚である。詐欺女にとって高度な擬装や騙しのテクニックを駆使するのは朝飯前だし、とりわけKGB(SVR)工作員やコミュニストは、その擬装手段として皇室・皇族問題を扱うのが常套である。
工藤美代子の皇族をテーマにした作品には、『国母の気品――貞明皇后の生涯』『香淳皇后』『ジミーと呼ばれた日』『母宮貞明皇后とその時代などがある。
なお、極左人士が、その擬装手段としていかに天皇・皇室・皇族をテーマにした作品を出版するかについて、数例を挙げておこう。
所属 作品
福田和也 北朝鮮人、アナーキスト、中核派 『昭和天皇』
半藤一利 日本共産党、党員 『昭和天皇ご自身による天皇論』
保阪正康 日本共産党、党員 『秩父宮と昭和天皇』『皇后四
代』『明仁天皇と裕仁天皇』『昭
和天皇』

4、中西輝政はなぜ、工藤美代子の正体を暴こうとしないのか
 工藤美代子は分裂前の「新しい歴史教科書をつくる会」の理事であったから、同じく理事であった中西輝政とは同僚であった。中西輝政は、自称「インテリジェンス・リテラシーの大家」であるから、工藤美代子がコミュニストでKGB工作員であるのは充分に熟知している。だが、中西が工藤美代子のこの正体に関して沈黙を守っている。その理由は、自分もまたマルキストである正体を擬装して生きている、工藤と同類だから、お互いにばらさないことにしようと、暗黙の取引でもしているからなのか。

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