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天然記念物コミュの岬馬およびその繁殖地

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 宮崎県串間市大字大納

 1953年11月14日指定

 日南海岸国定公園内。
 長野県の木曽馬や北海道の道産子などとともに日本在来馬と言われ、今から2000年も前の縄文時代後期から弥生時代中期にかけて中国大陸から導入された馬がその起源とされる。
 古代から馬の生産は盛んに行われ、大化の改新でも馬の生産や管理に関する政策は重要な柱の一つであり、日本各地に多数の官営の牧場が作られた。
 特に鎌倉時代以降の武士の時代には軍馬として重要な役割を果たし、また牛とともに農業や輸送に不可欠の家畜であったために幕府直営や藩営あるいは民営の牧場が盛んに作られた。
 高鍋藩秋月家は、江戸時代の1697年に日本書紀の中の歌にも詠まれた日向の駒を集めて、今日の串間市を中心に7ヶ所の藩営牧場を作り軍馬や農耕馬の生産に励んだ。この7牧の一つ都井村御崎牧が今日の御崎牧場で、以来この牧場で生産される馬は御崎馬(岬馬)と呼ばれるようになった。
 御崎馬は牧場開設当初から、殆ど人手を加えない粗放な管理しか行われず、廃藩後の1874年、都井4組及び宮の浦を一団とする御崎牧組合の共有牧場となった後も、その粗放な飼い方が続けられて来た。そのため御崎馬の風貌や習性あるいは体型や資質は野生状態を思わせ、「都井の野生馬」と称される事となった。
 

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