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飛騨*美濃*尾張∞火と水の調和コミュのアシリ・レラさんの言葉 〜アイヌの聖地、沙流川からのメッセージ

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北海道の日高地方、沙流川添いの二風谷で生まれ育ったレラさん。
いつかお会いして、ゆっくりとお話を聞いてみたいです...





 文明は自然には勝てない
 http://www14.plala.or.jp/AsiriLela/bunnmeiha.htm


 大川も小川も、今日は静かに流れている。先月挿し木した木が、根がついたのか、しっかりと立っている。
 木を切り続ければ、このおだやかな川の流れが、ひとたび大雨や台風が暴れ出すと、恐ろしい黒龍のごとく暴れ回り、ドロ水の生き物となり、田・畑や人家や木を押し倒し、人の命をも奪う。
 龍のごとくうねり狂う流れは息を呑む。何度も子供の頃から見て来たが、いつ見ても恐ろしい。川に流れの様子を見に来たが、手も足も出ない人間の愚かさを知る。
 立っている所も、崖が見事に崩れた。一瞬のうちにドドッと落ちてゆく。足がすくみそうな自然の力を感じた。上流のコンクリートで堤防にした所より下流に押し出し、キャンプ場は崩れ出し、一瞬に川の形は変わってしまった。
 男が三、四人で押しても転がらない大きな切り株が、いとも簡単に流れてくる。コンクリートの土手は、蛇行している自然の流れを一直線の急流に変える。人間の造る堤防は、逆に洪水を大きくする。
 人は、森や川や海に、どれだけの恩恵を受けてきたことでしょう。その大切な資源の一つ一つが壊されてゆくのに気づいていない。
 今や冶山産業の手遅れの中、刈る量の三分の一にもならない植林事情で、どれだけの回復が求められるのか?情報が飛びかい、実行のない現状では、地球の危険は助けられない。少数の気付いた人達が、たとえ一年に何十本、何百本植えたとしても、刈る量には勝てない。人間のエゴ、あさましい生き方は問われる。金銭開発は開発とは言えない。
 汚臭と薄茶のよどみのダム湖表・・・・・・。川を殺して何が生まれた。自然は壊された分の十倍の報復を必ずする。
 自然が壊れたら開発・建設は仕事になるが、階級社会ののりは、直接たずさわる下請け業者は苦労する側で、農協の下でドレイ化される農家と変わらない。儲からないから人夫をいじめて出面を少なくし、人数以上に働かすか、手抜き工事も余儀なくされる。
 地球上に文明という名のもとで、人間の作ったゴミやコンピューターが、最後にどうするんだろう。やがて文明は、足音を立てて地球を破壊してゆく。文明は破壊しても、自然が復活すれば、人は生きられる。勿論全ての動・植物の生命体も甦る。
 世界中の民族の生き方は、地球を救う智恵を持っている。文明と同化と共に、動・植物や民族の智恵が滅びてゆけば、やがてやって来る食糧難にはどう対応して生きのびられるのかが心配だ。
 幼い頃の木の実や植物の芽や、山菜の食事は、病気を忘れさせる。今は、その漢方が見直されつつあり、健康食品や、病気治療に役立っているのに、アイヌ文化を伝承すべきアイヌの子供達は、義務教育の中に取り囲まれて、大切な生命の条件は与えられることがない。
 山菜の数十種類の食べ物は、今やアイヌ料理とかで、少し勉強会程度だが、山奥や田舎の人達位になった。
 アイヌの子弟で、アイヌの言葉や文化を知らない子が多く、同化されたなぁとつくづく思う。かたわら、アイヌ文化を伝えている言葉の大切さを知っている民族もいる。同化される者とされない者のギャップに危険を感じているのは考えすぎだろうか。
 権力と取引するアイヌ新法は、アイヌ民族を最後には危険な所に立たせることを知っているのだろうか。心配な私は、自然保護とアイヌ問題や世界中の民族の智恵が滅びませんようにと心から願っている。
 機織り用の木の皮をはぐのにも、一回の機織りをみたす量にも十万円取られて織るようでは、アイヌ文化の伝承は通りません。権利を放棄すれば、やがては滅び行くものと生き残る者が出てくる。危険な取引をしたものだ。
 そんな中で、自然との共存なんて難しい。だから、骨抜きにされたアイヌ民族は、これから先、お金が出なくなったら、もっと困窮する。自立から引き裂かれる時が来るのです。
 ともかく、地球を敬うことから始めよう。自然が無くなると、智恵があっても生きられない。まず森から救出。地球SOSに手を差延べたいです。

 アシリ・レラ





すべての問題に対し、アイヌの叡智を受け継いだレラさんの言葉の中からは、非常にたくさんの学びがあることに気づかされます。


レラさんは「沙流川を守る会」の代表でもあります。
この木曽川水系でいえば長良川河口堰と徳山ダムがあるように、沙流川には二風谷ダムと平取ダムの問題があります。

1997年、「二風谷ダムは、先住民であるアイヌ民族の文化を不当に無視ないし軽視して建設された、違法なダムである」という判決が確定しました。
現在、二風谷ダムの上流約20km、沙流川支流の額平川には、平取ダムの建設計画が進められています。

北海道は遠いし関係ないことでしょうか?
これはアイヌ民族の問題だけではありません。
きっと我々にもつながると思いますので参考までに...


二風谷ダム - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%8C%E9%A2%A8%E8%B0%B7%E3%83%80%E3%83%A0

国土交通省 - 沙流川総合開発事業
http://www.mr.hkd.mlit.go.jp/mrken_works/chisui/sarugawa_sougoukaihatsu/sarugawa_sougoukaihatsu/index.html

建設が自己目的化 沙流川水系の二つのダム−JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/area/0804/0804104623/1.php

まやかし 排砂ゲート方式採用 北海道・平取ダム−JanJanニュース
http://www.news.janjan.jp/area/0804/0804124758/1.php

未来に伝えるもの 沙流川二風谷ダム・平取ダム問題と、地域文化を考える
http://mirai00.hp.infoseek.co.jp/nibutani02/

沙流川を守る会
http://www14.plala.or.jp/AsiriLela/sarugawao%20mamorukai.htm


...

コメント(5)

再び、レラさんの言葉を引用します。





 すべては神のもの、人間のものは何も無い
 http://www5c.biglobe.ne.jp/~izanami/kaminohado/004ashirirera.html


 日高地方は北海道の中でもアイヌの人たちが一番多く住んでいるところです。
 沙流川流域では昔は毎年、鮭が溢れるように昇ってきて川が銀色に光り輝いていたということです。
 少し山に入れば春には山菜、秋は栗やブドウ、コクワの実、マツタケなどがふんだんに収穫できました。熊笹や黄檗(オウバク)、さるなし(マタタビ)などの薬草の宝庫でもありました。
 私たちアイヌはこの二風谷の自然を聖地として昔から大切に守り育ててきたのです。

 1997年、その二風谷にダムが建設されてしまいました。
 私はそれを黙って見過ごすことができずに反対運動のために立ち上がったのです。
 最初の頃は同じアイヌの人々からも過激派などというレッテルを貼られ嫌がらせも受けました。
 川は人間で言えば血管です。それをせき止めればどうなるか言わなくても判るはずです。
 しかし今では、みんな私の言うことが正しかったと判ってくれて、ダムの水門を開ける運動に参加してくれています。
 しかし、もう二度とあの美しかった自然を取り戻すことはできないのです。


...
ずいぶん前に書き込んだつもりですが見当たりません(どこかに重複してたらすいません)。
まだ署名用紙を持ってます。
お会いできる方は、私に声かけてください!!!


アイヌの聖地、沙流川を守る署名にご協力お願いします
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28850923&comm_id=57182

〜以下、転載です。


今、アイヌの人たちのもっとも多くすむ二風谷の沙流川に、平取ダムというダムが建設されようとしています

沙流川流域は古来からアイヌの人たちの生活の場であり、聖地でありました。
その川に二風谷ダムというダムができていらい、今ごろになってふたたび平取ダムというダムが建設工事がはじまろうとしています。
その予定地は、まさにアイヌの人たちの祈りの聖地、「チノミシリ」が数多く確認されてる場所です。
建設反対の請願署名に、どうかご協力お願いします。

今二風谷の山道アイヌ語学近くの沙流川流域に再びダム計画がもちあがり問題になっています。
ダム建設の再開とともに、「アイヌモシリ一万年祭」周辺の森が伐採されています。

ちょうど今年の七月に洞爺湖G8サミットと、それにあわせて札幌でも先住民サミットが行われます。
日本国内各地でも、音楽やエコをふれこむ大小のイベントをはじめとして、地域の話し合いも含め、いろんな草の根の交流の場がつながろうとしている今は、
ほんとうはみんながしっている真実をそのまま国に届け、よりベターな社会をつくってゆくまたとない機会でもあります。

今日本は、大きな転換策をとらなければいけないときがきています。
温暖化政策や、持続可能なエネルギー政策、本当に生活に必要な公共政策をとる必要があるときに、
私たちの税金、車税・ガソリン税・郵貯・年金・など、もともと私たちが預けているお金が、本当に一部の人のみの利益にしかならない「公共事業」と原子力発電所や核廃棄物処理工場の整備そしてアメリカを経由して戦争につかわれています。
情報を公開する、情報を届ける、その上で、話し合いの場を設ける、話し合いの結果を届け、具体的な政策にうつし実施する、その基本的な義務も国は怠っています。国を構成してるのは、わたしたちなのに、国はかってにわたしたちの財布の中身を使い、さらに生活を束縛し荒廃させているのが現状です。
私たちに必要なことにお金をつかってもらう、そのためのルートをつくることも必要です。

今のところは、この「請願署名」「(国会・地方議会)議会に請願して議題にする」(議会に陳情」)などがあります。


 もう一度、戦争ではなく、本当の「チャランケ」、話し合いの場をつくり、問題を解決していくために、
ご協力をお願いします。 
 署名協力してくださる方、ご連絡ください

連絡「沙流川を守る会」 055-0101
北海道沙流郡平取町字二風谷79−8 山道アイヌ語学校 TEL 01457−2−2061・FAX 01457−2−3338  
またはわたしまでmixiのメッセージください


〜以上(署名全文は省略)

詳しくは↓
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28850923&comm_id=57182


...
10月20日(水)
尾張旭市の森林公園で13:00から行われる「グランマザー祈りの輪」に、
アイヌのグランマザー、アシリレラさんもいらっしゃいます!!!

いのちの環・あいち 『13 grandmothers in Aichi 2010』 〜7世代先の未来のために 13人のおばあちゃんが愛知へやって来る〜
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=56983630&comm_id=3180326
10/18-20 名古屋 13人のグランマザーinあいち 〜世界を癒すグランマたちによる円卓会議、祈り これからの7世代と、さらに続くこどもたちへ〜
http://mixi.jp/view_event.pl?id=56812603&comm_id=3180326
こんにちは。

お会いしたことがないけれど、きっと知っている方のように思います。
で、このページ、私のミクシー日記にリンクはらせてください。

ちなみに奄美大島での13人のグランマザー国際会議in JAPANも引き続きよろしく♪
http://motherspirit.org
> chuckさん

情報的に古いかもしれませんが、日記にリンクよろしくお願いします。

奄美での13人のグランマザー国際会議のご成功を祈ります。
また、昨日からの豪雨による災害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、大変な状況の中で準備しているスタッフやこれから向かうグランマのご心労が早く安らぎますようお祈りいたします。

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