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キュリー夫人コミュの「こうして始まった20世紀の物理学」裳華房 

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 大学生が本を読まなくなって久しい。

この本を、某大学の「科学技術史」のテキストに使っているのであるが、使用している教員はわたくしだけだそうで、在庫がなくなる。

 一冊¥1400円+消費税5%」 出版社にも事情があって三年間で、300冊売れるなら、再販いたします。という。

 この本は、全て一次史料に基づいた研究によって書かれたのであるが、ポピュラー・サイエンス・シリーズということもあって、残念ながら、出展の論文が明記されていない。

 人それぞれの予備知識で読むことが出来る内容である。

 内容目次を書いておきたい。

1章:X線の発見
 1.真空放電の研究と陰極線の発見
 2.陰極線は粒子か波か
 3.エックス線の発見
 4.レントゲンの生い立ち
 5.実験物理学者として
 6.なぜレントゲンが発見者に
 7.エックス線発見の衝撃
 8.その後のレントゲン

2章 ウラン放射能の発見は偶然?
 1.エックス線発生の源
 2.ウラン放射能の発見
 3.ベクレルの生い立ち

3章 マリー・キュリーは本当に偉かった
 1.新元素の予言
 2.マリーの生い立ち
 3.ピエールの生い立ち
 4.結婚、そして発見
 5.その後のキュリー夫妻
 6.マリーの教育観

4章 原子より小さな粒子ー電子の発見
 1.トムソンの生い立ち
 2.キャヴェンディッシュ研究所教授
 3.原子より小さな粒子
 4.ローレンツの理論
 5.電子の発見
 6.トムソンの原子モデル
 7.その後のトムソン

5章 原子核発見をめぐるドラマ
 1.ラザフォードの生い立ち
 2.キャヴェンディッシュ研究所の研究生
 3.アルファ線とベータ線 
 4.放射能の研究
 5.放射性物質は壊れている
 6.放射性物質はどのように壊れるか
 7.アルファ線の正体
 8.アルファ線が反射される
 9.アルファ線の散乱の理論
 10.原子核の発見?
 11.ラザフォードーボーアモデル
 12.その後のラザフォード

 おわりに
 索引

 著者:西尾成子, 日本大学名誉教授、理学博士、物理学史 

 1997年初版 ISBN4-7853-8677-0
 

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