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ティムバーナーズリー博士コミュのT・バーナーズ・リー氏が語る--ネットに関する展望と助言

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サンフランシスコ発--WWWの発明者であるTim Berners-Lee氏が、Web 2.0 Summitの最後を飾るインタビューのために入場したとき、聴衆は立ち上がって同氏を迎えた。

http://japan.cnet.com/special/story/0,2000056049,20402327,00.htm

非常に有益な言葉を発していますね。

コメント(2)

リンク先の記事を念のために記録しておきます。


ウェブの生みの親T・バーナーズ・リー氏が語る--ネットに関する展望と助言

文:Rafe Needleman(CNET News)
翻訳校正:川村インターナショナル

2009/10/28 07:30




サンフランシスコ発--WWWの発明者であるTim Berners-Lee氏が、Web 2.0 Summitの最後を飾るインタビューのために入場したとき、聴衆は立ち上がって同氏を迎えた。

 米国時間10月22日にこの場に集まった人々の大半が同氏の発明物で生計を立てているのだから、それも当然のことだ。Tim O'Reilly氏との壇上でのインタビューでBerners-Lee氏の言葉に耳を傾けた聴衆は、同氏から展望だけでなく指針も得ることができた。話の中で明示的に求められたわけではなかったが、同氏の発言には当然、有益な助言が含まれていた。以下に紹介しよう。


ウェブに法律を組み込んではいけない。


「何が正しくて何が間違っているかをテクノロジが判断するべきではない。法の支配はウェブにも適用されるものであり、人間性の基盤である」とBerners-Lee氏は述べた。同氏は、各地域の法律を地球規模のプラットフォームにまとめあげることは適切ではないと考えているようで、法の執行を警察や裁判所といった既存の手段に任せる方がよいという。


耐障害性は極めて重要だ。


「404」ページはウェブ上の重要な発明物の1つではないかとのO'Reilly氏の質問に対し、 Berners-Lee氏は、「これは妥協の産物であり、設計上の選択だった。(しかし)素晴らしいのは、多数のリンクを(それらがすべて機能するのを)待たずに記述できることだ」と答えた。すべてが正常に機能することが保証された厳格なシステムの構築は、小規模な構成では可能だが、地球規模では不可能だ。


普及させたければ無料にせよ。


Twitterの創立者たちは、自社製品を構築する前にこのメッセージを聞いたに違いない。ウェブに課金することを考えなかったのはなぜかという質問に対するBerners-Lee氏の答えは、現実的で資本主義的なものだった。「われわれはウェブを普及させたかったからだ。すべてのページにURLをつけたかった」。そして、同氏はそれを実現した。競合する有料のハイパーテキストシステムがあったとしても、それが普及することはなかっただろう。


大企業は敵だ。


これは、Berners-Lee氏の次の発言を筆者が解釈したものだ。「わたしは、大企業であれ政府であれ、何か大きなものが参入してきて支配権を握ることを心配している」。例えば、Facebookのような大規模ソーシャルネットワークは、ほかのシステムに対して開かれていないため、コミュニケーションを過度に支配するようになる、と同氏は述べた。同氏が言うように、かつての電子メール時代には、あらゆるシステムから、誰にでもどこにでも電子メールを送信することができた。それらはすべて相互につながっていた。大規模で閉じられたシステムでは、ユーザーは管理権を所有者に譲渡することになる。


開かれた小さな企業が閉じられた大企業を倒すこともある。


例えば、小規模なソーシャルネットワークが標準規格を使って互いのネットワークを接続するように、開かれた方法で相互に接続する小規模な企業があれば、孤立して閉じられたシステムは、どんなに大きなものであっても、うまく行かないことがある、とBerners-Lee氏は考えている。
デザインは機器から切り離すべし。


モバイル機器の成長は、デスクトップやノートPCの1つの画面サイズを対象としたウェブデザインを考えていると、製品の成長がさえぎられかねないことを示す一例だ。もう1つの例は、「巨大な画面」を使うユーザーが増えていることを考慮しないことだ。そうした画面では、例えば800×600のFlashウィンドウ向けに作成されたデザインは、非常に小さく貧弱なものに見える。


コンテンツはアプリケーションとみなすべし。


Berners-Lee氏がコンテンツの規格というよりも競合するプラットフォームだと評するHTML 5のおかげで、ウェブページはウィジェットになることができ、一部のアプリケーションはウェブページと区別がつかなくなるだろう。


信頼を構築せよ。


Berners-Lee氏は「ウェブアプリケーションが全体として飛躍できるかどうかの決定的な要因の1つは、信頼だ」と述べる。ウェブアプリケーションがさまざまなサービスからデータを入手し、それらのサービスも同様にほかのサービスと連携しているときに、ユーザーや顧客、企業はどうすれば、1つのサイトを信頼できるようになるだろうか、と同氏は問う。同氏は、解決策は分からないが、これは好機であると考えている。「われわれがこの問題に対する優れた解決策を得られたら、ウェブアプリケーションは素晴らしいものになるだろう」(Berners-Lee氏)


もっと多くの人がウェブを利用できるようにせよ。


Berners-Lee氏が話したように、人類の80%に「信号が届いて」おり、ウェブにアクセスするためのツールやウェブを使用したいという意思があればその場でアクセスできるにもかかわらず、ウェブを利用しているのはわずか 20〜25%だ。ウェブの利用率が可能な値よりも低い理由の1つは、ウェブの大部分がすべての文化を対象として設計されていないためだ、と同氏は考えている。世界におけるウェブアクセスの増大を目指すBerners-Lee氏の基盤が、World Wide Web Foundationだ。同氏はこの挑戦を次のように言い表している。「これは、人々がオンラインになる時期を15年早めるために調整できる小さなことは何かを知るためのものだ」。より多くの人が接続するということは、より多くの人が力を得るということだ。そのことはまた、ウェブの発明家たちにとっては、市場が拡大することも意味している。

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