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(白い道成寺 改め) 金利恵コミュの白い道成寺と韓国伝統芸能

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民団新聞ホームページに
「ウリ民俗」という興味深いコラム集があります。
金利恵さんの「白い道成寺」は韓国民俗芸能の
エッセンスが多く取り入れられています。
その幾つかを紹介したいと思います。

1、 僧舞(スンム)
 (金利恵さんが太鼓を叩くシーンがありました。
  その元になった踊りが僧舞だと思います。)

>朝鮮朝半ばから儒教に押された佛教は知識階級に見放された庶民宗教として、匹夫や婦女子間でやっとその命脈を保っていた。

 そして萬日会、念佛契などの布教と共に佛教儀式の舞踊が盛行し、官や雨班階級横暴を風刺していた当時の民衆演技に合流し、「廣大」や妓女によって今日に継承されてきた踊りである。

 そのため過去の悲惨だった妓房生活が「恨」による妓女の踊りで表現されるように、僧舞も仮面舞と共に、上流社会に対する風刺と批判の「恨」のおどりであった。

 僧舞に用いる僧衣は2種類で黒色僧衣(長袖)に白色バジ・チョゴリ(上衣とズボン)と赤袈裟、もう一つは反対に白色僧衣に赤袈裟になっており、本物の佛家の僧衣とは異なり、妓房芸人の美観によって創造したものである。

画・文
木丁・金龍煥


コメント(5)

2 サルプリ
 (金さんは真っ白いチマチョゴリで踊って
  らっしゃいました)

>サルプリとは、南道巫女達が凶殺(ヒュンサル)と災難を除去し安心立命、皿に幸福を迎え入れる宗教的祈願を意味するウリマルで、巫舞から散調、即興舞に変化した踊りである。

 特徴は白いチマ・チョゴリに長い布切れを手に、上半身だけを動かし、決して足を上げたりしない、優雅な踊りだ。伴奏は三弦六角を用いた「シナウィ」「神房曲」のような規則的リズム曲を用いるが、これが踊りの伴奏になると「サルプリ」曲に変化するのである。

 サルプリ踊りは古典舞踊が大衆化すると共に、巫舞、能楽舞、仮面舞、僧舞等とともに民族舞踊として一般に親しまれている。

 この踊りが上腕だけを主に動かす理由は、女性の胴体は男性を支配する、すなわち赤ちゃんを生んだ聖所がある場所なので、下卑な動きを興えてはならないからだという。ちなみに「サルプリ」という名称は、舞聖韓成俊翁が1936年、自作発表会に初めてつけた名前である。

画・文
木丁・金龍煥
3、 サルプリの源流 ムーダンの厄払い舞

 サルプリの源流となったムーダン(巫女)舞
 の様子です。

 
 
 
社党輩/男寺党輩(サダンペー/ナムサダンペー)の放浪芸
 (金徳洙さんの音楽のルーツです)

出演人物が女性ばかりの流浪芸人のことを言う。これに大して男性ばかりの集団芸人を、男寺薫牌という。

 彼らの歴史は古い、韓民族の祖先が、狩猟、遊牧、農耕の過程を経ながら大陸から韓半島に定着した。このころすでに存在した社堂牌集団は、部族移動と共に流浪しながら芸人集団を形成して、定着した部族間を渡り歩いたのだと言われている。

 彼女らのレパートリーは、社堂法鼓舞(小型太鼓舞)と、ソリパン(打令調の民謡)、綱渡りや才談(掛け合い漫才)が主だ。

 しかし1930年代以後、社堂牌は男寺薫に吸収されてその存在はなくなり、彼女らの持ち芸はそっくり男寺薫に受け継がれた。
5、 ソリ(唱)
 (朴ジョンホさんの哀切感あふれる歌声には
  震えが来ましたね。ジョンホさんは将来
  を嘱望される若手唱者です)

>「ソリ」をそのまま日本語に訳すると「声」になるが、韓国では古典歌謡の歌、「唱」の意味にもなる。パンソリなどが、それである。

 ソリにはソウルを中心とする京畿雑歌、北の平安道、黄海道地方に伝承する西道ソリがある。

 うら悲しく声を長く引っ張って詠嘆調に唄うあの平壌愁心歌は有名で、湖南地方の南道ソリの「ユクチャベキ」と共に、韓国民謡の双璧をなしている。ナンボン歌、夢金浦打令、山念仏などの黄海道民謡や、孔明歌、赤壁歌、楚漢歌や漢詩を詩吟調に唄う関山戒馬などがある。

 京畿雑歌には、陽山道、バンア打令、倡夫打令、コンボ打令などがあり、このような打令調の唱は、唱手が立ち並んで手に持った小太鼓を打ちながら唄うので、立唱といい、雑歌の方は、座って長鼓の伴奏で歌うので座唱ともいった。

画・文
木丁・金龍煥
6、(東海岸別神)クツ
 (ケンガリを叩いていらっしゃった金さん
  はこのクッの奏法伝承者です。
  途中「ヒューヒュー」という口音を出していらっしゃいま  したが あれはクッの中での「死霊の声」ではないかと
  勝手に想像してました。)

>3面を海で囲まれた韓国の沿岸地方には、豊漁祭という祭が各地で行われている。東海岸のあの有名な別神クッもそのひとつである。この祭は、毎年行う洞祭とは異なり、314年に1回づつ洞祭が行われる同じ日に、海岸などの広場に舞台をあつらえ、近隣各地から集まった大観衆で賑やかに行われるのが普通だ。同じ日に行う洞祭が、数人の男だけの祭官によって真夜中に村はずれの祭堂で密かに行われるのに対し、巫女が中心の別神祭は窮極的には洞祭と同じ信仰的な儀式でありながら、村人大勢が集まって楽しむのは日本の村祭と同じである。

 しかし東海岸で1カ所だけ、別神祭をボムクツ(虎祭)という所がある。豊漁祭が虎祭と呼ばれるのもいかにも韓国らしいが、それは虎が多かった昔虎に命を奪われた人も一緒に祭ると共に牛の頭を地中に埋め虎患を逃れる儀式も行うからだ。

 東京からソウルに行くKAL旅客機が海から陸に上がる地点、韓国地図を兎に例えれば尻尾に当たる部分から見下ろした迎日湾の近くに、2年ごとにこの虎祭をやる江沙里という漁村がある。

画・文
木丁・金龍煥

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