探偵小説が好き！！コミュのクリスティーを語ろう!!

　早くももう11月です。来月には今年最後の月、12月。
　12月といえばクリスマス。クリスマスといえば、そう。
「クリスマスにはクリスティーを」
　があまりにも有名。

　ということで、皆さんがクリスティーに対して思っていること、思い出、作品、細かくは限定しませんので自由に語ってください!!

コメント(6)

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[1] mixiユーザー 11月06日 00:46

　読んでいる本が少ないのですが、私のクリスティーに対するイメージは読者に対して、いかに驚かせるか？　に力を注いだ作家ということです。

　現在はクリスティー文庫がありますが、私は、早川ミステリー文庫の「エッジウェア卿の死」だったと思うのですが、その巻末にクリスティーの作品を発表順に書いてあったので、それを読んでいこうと思ったのですが、結局は「牧師館の殺人」で止まってしまい、復活したのが「そして誰もいなくなった」でした。

　ですから、初期のクリスティーしか読んでいないのですが、作品の幅が広い作者というイメージもあります。「秘密機関」、「茶色い服の男」、そういった作品やそれに連なる「ビッグ４」。いわゆるサスペンス小説・冒険小説ですね。

　あと、最近気づいたんですけど、アクロイドよりビッグ４の方が先なんですよね、ポアロの長編で３作目が「アクロイド殺し」だったとは、今回クリスティー文庫を集める際に知ったことでした。

　まだまだ読んでいない作品がたくさんあるので、ぼちぼち読んでいこうと思います。

[2] mixiユーザー 11月28日 21:28

クリスティが自分の作品で最悪だと思っていたのは
「青列車の秘密」だそうです。
海の物とも山の物ともつかないので大嫌い！だそうです。
私も青列車はあまり印象に残らない作品だなと思いましたが、
同時期にあの名作「オリエント急行の殺人」があるから
仕方ないのかな？とも思います。

クリスティ自身のお気に入りは、「ねじれた家」とか
「終わり無き夜に生まれつく」とかの後期に書かれた物が
多かった気がします。

後期に書かれたものでは私は「象は忘れない」「親指のうずき」等が
好きです。小説家の力量を感じさせる作品って感じで。

[3] mixiユーザー 11月30日 01:01

Christie_Skさん
　良かった、Christie_Skさんならいつか書き込んでくれると思っていたのです。ありがとうございます。青列車の話、初めて聞きました。そうだったんですか。
　青列車はポワロ物の5作目ですね。次が邪悪の家だから、余計に目立たなかったのかもしれませんね。
　早川の昔の方では延原謙さんが翻訳していて、あー、シャーロック・ホームズの翻訳していた人や。という違った意味で印象深い作品なっています。

[4] mixiユーザー 11月30日 15:56

　はじめまして。

　最初に読んだクリスティ作品は『ハーゼルムアの殺人』角川文庫、でした。米版のタイトルでしょうか、創元・早川版では『シタフォードの謎（秘密）』です。
　早川ミステリ文庫が創刊される前なので、創元推理文庫版を読んだあとはポケミスで読むことになり、印象に残っているのはそのころ読んだ作品です。
　ノン・シリーズの『死が最後にやってくる』
ポアロ物では『ヒッコリー・ロードの殺人』『鳩の中の猫』
マープルでは『バートラム・ホテルにて』『カリブ海の秘密』
などでしょうか。

　まだ読んでいない作品がいくつかあるので、これから読んでいこうと思っています。

[5] mixiユーザー 11月30日 22:14

なかじまさん
　こちらこそ初めまして、よろしくお願いします。

　私が初めて読んだクリスティーはスタイルズで、確か新潮社だったと思います。別の方はクリスティではなく、クリスチィとなっていたのでこちらの方にしました。
　探偵小説といい、私は言葉や文字表記に変にこだわるところがあるみたいです。

　私もほとんど読めていないので、ともに読んでいけたらうれしく思います。今後ともよろしくお願いします。

[6] mixiユーザー 12月10日 07:39

　クリスティー文庫の「ハロウィーン・パーティ」の解説（長谷部史親）を読むと、「春から初夏までに書き上げた新作の草稿を出版社へ渡すのを習慣にしており、それが年末を控えたシーズンに本になって店頭へ並ぶため、クリスマスにクリスティーを」というフレーズが生まれた模様。

　何かの本で、別の解説に書いてあるのを読んで覚えていたのですが、新たに読んで一応、報告しておこうと思い、書き込んでみました。

　この作品が1969年の作。私が生まれる2年前です。クリスティー作品は黄金時代のイメージがあるので、少し驚きました。似たようなことは、同文庫「象は忘れない」の解説（芦辺拓）にも書かれています。そちらでは横溝正史の「田中さんには及びもないが、せめてなりたやクリスティー」ということを、1975年のお正月にひそかに誓ったということを書いてありました。

　なんか、いいですね。

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