カセルタの世界遺産史跡めぐり 
シティ・サイトシーイングの定期観光バス運行 1997年にユネスコ世界遺産に登録されたカセルタの18世紀の王宮と庭園や
サン・レウチョ邸群などを巡る「定期観光バス」が7月末にスタートした。
運行は世界各国で赤い2階建てバスによる観光ポイント巡回を行っている
「シティ・サイトシーイングCitySightseeing」。 カンパーニア州の財政支援のもと、
カセルタ市、同商工会議所、同文化財保護局などの協力のもとに実施される。
このバスは、ヴェルサイユ宮殿を模した1200室の壮大な宮殿と78mの大きな滝を
持つ豪奢な庭園で知られるカセルタの王宮と庭園、カセルタ北西３キロの高台にあり、
王立の織物工場で有名なサン・レウチョなどの世界遺産、そしてカセルタの北東
約10キロにある中世そのままの丘の上の町カセルタヴェッキアなどを巡回する。
始発はカセルタ王宮前。1日5運行の予定。
なお、カセルタ王宮は、7月中旬にイタリア文化財省、FAI、イタリア風景建築協会などが行った「イタリアで最も美しい庭園（公園）2009」のベスト１に選ばれている。
カセルタ王宮･庭園内にある「イギリス式庭園」の大修復が完成したことが受賞の
大きなポイントになったとされている。 2010年には、2007年、2008年の受賞庭園
とともに、「ヨーロッパで最も美しい庭園（公園）」コンクールに参加することになっている
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イタリア世界遺産（JITRA) 更新情報
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