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気ままに旅日記コミュの南九州ドライブ(宮崎ドライブ前編)

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 宮崎県の日南海岸。南国の木々が植えられた海岸線を走るフェニックスロード。辿り着いたサンメッセ日南に佇むモアイ像。流れる音楽はジャマイカ民謡。なのに、いまいち盛り上がらないのは曇り空のせいだ!出て来い太陽!
 
 フェリーを降りて、まずはコンビニで朝食を購入。ご当地のおにぎりを発見。霧島豚みそ焼と桜島鳥。おにぎりを食べつつ、ミッションを変速するのはかなりめんどくさい。しかし、なんとか最初の目的地、かつての新婚旅行の聖地の青島に着く。
 フェリーに張っていたポスターには、青島につながる橋が写っていた。そのせいで、島まで車で行けると勘違いし、それらしい道を探すけど当然見つからない。引き返し、ガソリンスタンドに入り給油しつつ、店のじいちゃんに情報を聞く。じいちゃん曰く、島までは車で行けないので、近くの駐車場(500円)に停めなさい。もっとも、そこを曲がったところに、銀行の駐車場があるよ。
 いい人だ。このじいちゃんは面白い人で、途中で突然英語で話し出した。もちろん、がちがちの日本語英語なので、こちらも、これでもかという日本語英語で返答する。なんとなく宮崎県が好きになりつつ、青島へ向かう。
 ちょっと寂しい商店街を抜けると、海にかなり長い石橋が続く。島の周りは、鬼の洗濯板をいう奇岩が取り囲む。島は熱帯の植物が茂っていた。

コメント(3)

 宮崎は、神話の国だ。あちらこちらに、逸話が残っている。青島神社もいわれがあるが、正直、日本神話なんて天照が岩戸に隠れたことしか知らない。しかし、大丈夫!青島神社には、日本初の神話を再現して蝋人形の館があるのだ!
 「たしか、イザナミが死んだ時、イザナギが黄泉の国に迎えに行ったんだよな?」
 「そうそう、で、見たらあかんと言われたのに、覗き見して、奥さんの怖い姿を見て逃出すんだ。」
 「追いかけられるだよな。」
 「怖くて黄泉の戸を閉めちゃうんだっけ」
 「そんなんが再現されてたら、どうしよう?」
 「・・・・・。やだ。」
 幸いなことに、そのシーンは再現されておらず、長嶋茂雄がにこやかに出迎えてくれた。なかなか、リアルな蝋人形はしろいぬには十分楽しめた。メインは海彦、山彦の話から、神武天皇の即位までだ。神様の兄弟げんかなかなか激しい。しかも、やりたい放題だ!興味がある人は、調べてみましょう。
 
 
 本殿を参拝。右手の森の奥に更に社があり、滋賀県じゃあまり見かけない狛犬?がいた。そこで杯を投げて厄を落とす。大暴投。宮崎キャンプも初日なので、そんなもんかもしれない。その後、今日は日が良かったのか、たまたま結婚式を挙げるカップルを見かけた。いい感じ。お幸せに。
もちろん、ドライブは続く。日南海岸屈指の景勝の堀切峠に感動し、道の駅フェニックスで、えびソフトクリーム!?を食し、冒頭のサンメッセ日南に辿りつくのである。モアイ像は、すごく精密に作ってあり、イースター島に行ける見込みのないしろいぬは結構うれしかった。でも、2人で1,400円は高いんじゃないかなあ。一日、子どもを遊ばせるにはいいけど、通過客にはしょうしょう辛い。さ、次は、鵜戸神社だ!

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