ヴァイブレータコミュの「ヴァイブレータ」トークショー付上映会

告知させていただきます。

現在のヒューマックスシネマの前身であるジョイパックフィルム。
1975年から1989年まで、個性的な洋画の配給や邦画の製作・配給を手掛けた、その時代を知る映画ファンには少なからず親しみのある映画会社でした。
現在当館が独占リバイバルロードショー中の「オン・ザ・ロード」もジョイパックフィルムが製作した作品ですが、今回はその他のジョイパックフィルム製作作品で、フィルムが現存している4本を軸に、ジョイパックフィルムが映画史に残した軌跡を辿っていきます。
まず、第1回製作作品「オン・ザ・ロード」の成功を受けて撮られた第2弾「ウィークエンド・シャッフル」。
和泉聖治監督同様、ピンク映画の巨匠だった中村幻児監督が、鬼才・筒井康隆原作の映像化にチャレンジした異色のブラックコメディです。
続いて、「トラック野郎」シリーズなど東映出身の職人監督・鈴木則文監督の青春コメディ「パンツの穴」。舞台の巨人・つかこうへいの人気戯曲を自身が脚色、仲代達矢、風間杜夫、志穂美悦子ら豪華顔ぶれで映画化した「熱海殺人事件」。
自主映画出身の職人派・橋本以蔵が人気絶頂時の南野陽子を主演に迎えたカーレース映画「ドライビング・ハイ！」。
更に、ジョイパックフィルムの前身であるミリオンフィルム時代のピンク映画の中から、和泉聖治、中村幻児、廣木隆一、高橋伴明、井筒和幸、黒沢清、高原秀和ら後に一線で活躍する日本映画界の巨匠たちの若き日の作品を11本セレクト。
奇跡的に保管されていた35ミリフィルムで上映します。
イベント日には廣木隆一監督の出世作とも言える「ヴァイブレータ」、高橋伴明監督の最新エロス大作「赤い玉、」、高原秀和監督の話題のドキュメンタリー「セックスの向こう側　AV男優という生き方」も上映、ミリオンフィルム時代に培った演出術がどのような形で今日開花したのか、各監督をお招きして、お話を伺います。
シネマノヴェチェントが約3週間かけてお届けする超スペシャルプログラム！！
くれぐれもお見逃しなきよう！！

「廣木隆一監督篇」

開催日10月2日（日）

12時30分～「性虐！女を暴く」（1982年　35ミリ　カラー　61分　監督：廣木隆一　出演：朝霧友香、梓ようこ、佐藤靖、大杉漣、諏訪太朗）

12時35分～入替

13時45分～「覗き部屋の女」（1983年　35ミリ　カラー　61分　監督：廣木隆一　出演：西川瀬里奈、中村京子、山本まみ、美野真琴、望月六郎）

14時50分～入替

15時～「ヴァイブレータ」（2003年　35ミリ　カラー　95分　監督：廣木隆一　脚本：荒井晴彦　出演：寺島しのぶ　大森南朋　田口トモロヲ）

16時40分～休憩

16時50分～トークショー　ゲスト：廣木隆一監督

18時40分頃サイン会

19時頃終演予定

終演後、ゲストを囲んでの懇親会あり（要別途会費）

21時頃自由散会

料金（全回入替制）　「性虐！女を暴く」「覗き部屋の女」各1000円均一
「ヴァイブレータ」前売3000円　当日3500円　懇親会費4000円（フード＆指定ドリンク3杯付）
http://cinema1900.shop-pro.jp/?mode=srh&cid=&keyword=%A5%F4%A5%A1%A5%A4%A5%D6%A5%EC%A1%BC%A5%BF

会場：シネマノヴェチェント（キャパ28席）　
〒220-0051 横浜市西区中央2－1－8　岩崎ビル２F
℡：045（548）8712 FAX：045（548）8713
携帯：080（7000）5660
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