放射性物質の危険は福島だけではない。
汚染された物質は全国を流通している。
ナニも手立てがないまま、又原発再稼働させようとしている安倍自民党政権。
大部分の国民は口を閉ざしたまま
政府の愚策は続く。
ところで、寒くなってきました。まきストーブもなかなか危ないようですね。
http://
まずチェルノブイリ〔旧ソ連〕の
前例をしっかり把握して頂きたいのですが、
***
「ペチカというロシアの暖炉」があるですが、
当時は『小さな原子炉』とよばれていたそうです。
その理由というのが、当時は森の汚染の実態を
庶民の多くが把握していなかったために、
ペチカの燃料として、汚染の実態を把握することなく
無差別に使用した結果、膨大な被ばく者が
生じました。
***
〔参考〕
被曝者数<ＷＨＯ発表>
７１０万人:
ベラルーシ:人口1060万人中230万人、(うち子供40万人)
ウクライナ:人口5190万人中360万人(うち子供20%)
ロシア:人口1億4000万人中50万人
リクビダートル(事故処理作業員)80万人:うち軍人20万人、医療班1万数千人
30km圏内からの避難者135000人。
***
その後、旧ソ連崩壊後、新たな新基準として
〔ロシアにおける木材及び木材製品中のセシウム137
に対する暫定許容基準値（ベクレル/キログラム） 〕
樹皮を含む丸材 11100
樹皮を剥いだ切断前の材木 3100
切断後の木材（板材） 3100
建設用木材 370
パルプ及び製紙用木材 3100
家庭使用及び産業加工用の木材製品 2200
包装及び食品保存用木材製品 1850
燃料用木材 1400 ←★★★
キノコ及び森林小果実（採取直後重量） 1480
キノコ及び森林小果実（乾燥重量） 7400
薬用植物及び薬用原材料 7400
樹木・低木の種子 7400
つまり、当時の一般家庭では、
薪の放射能汚染が1400Bq/kg以上だったら使用禁止。
ただ、「1400Bq/kg」といえども、暫定基準値としても
甘すぎ、その後も、被害が拡大していったのは
ご存知かと。
***
日本国内においては、
昨年11月に林野庁が流通規制した経緯は
１キログラム当たりの基準値は
木炭が２８０ベクレル、
薪が４０ベクレル。←★★★
ただ灰になると放射性物質が濃縮されるため、
灰１キログラム当たりの放射性セシウムが
一般廃棄物として埋め立て処分できる８千ベクレル以下←★
になるよう、逆算して基準値を定めたわけで。
***
ですから、
薪：４０ベクレル/kg
残留〔濃縮〕灰：８千ベクレル/kg
このあたりの数値の著しい乖離が
誤解を生じさせる因となっているようです。
つい先日も以下のようなニュースがありました。
【薪ストーブの灰から４万ベクレル超 環境省、検査促す】
http://
４万ベクレル/kgというのは、
通常ごみと同じく埋め立てられる国の基準（８千ベクレル/kg以下）
の５倍を超す値なわけですが、環境省の１月１９日発表によると、
薪ストーブを使う場合、その灰を庭や畑にまいたりせず、
自治体が集めて検査するよう住民や市町村に求める通知を、
東北・関東地方の８県に送り、放射性物質の検査結果をふまえ、
自治体または国が処分する意向を示したわけで。
なお、環境省の試算では、灰が４万ベクレル余りでも、
煙突から出る煙による周辺住民の被曝（ひばく）量は
年間０．０１ミリシーベルトほどで、「健康影響はほぼ無視できる」（環境省）。
薪ストーブのある室内の被曝量については「少量であり、灰を置いたままにせず、
人の近寄らない場所で保管すれば問題ない」と説明しているそうですが、
科学的＆疫学的根拠があるかまでは分かりません。
上記のように、「林野庁」「環境省」の基本姿勢としては
共通しているとしても、
「焼却前の薪」：４０ベクレル/kg←「林野庁」の視点
「焼却後の灰」：８千ベクレル/kg←「環境省」の視点
というように、厳密に言えば、視点が異なります。
ただ、重要な事は、事故前にどれくらいの汚染が
されていたかいうと、
【 4月施行の食品新基準〔１００ベクレル/kg 〕は
事故前の『低レベル放射性廃棄物』 】
http://
でも触れましたが、
事故前には、
セシウム１３７が
「 １００ベクレル/kg 」以上
であれば『放射性廃棄物』として低レベル放射性廃棄物処理施設で
長期間、厳重に保管することが求められていた。」
〔『低レベル放射性廃棄物』〕そうです。
また、事故前の植物等の汚染度の平均
「 約０．１ベクレル/kg 」
http://
ですから、
「焼却前の薪」：４０ベクレル/kg←事故前の約４００倍
「焼却後の灰」：８千ベクレル/kg←事故前の約８万倍
ですよ。科学的＆疫学的根拠も乏しい「林野庁」「環境省」
の基準値を信じるのはご自由ですが、
「事故前の約４００倍」「事故前の約８万倍」
に相当する「放射性廃棄物」に日常継続的に晒されて
健康に影響がないと思われますかね?
学識云々ではなく、常識の問題です。
「事故前の約４００倍」「事故前の約８万倍」
というのは、そこら中にミクロ化した「エアロゾル粒子」
が充満していることになります。
強いて私的に基準を設定するならば、
「焼却後の灰」といえども、
「林野庁」の推奨する「木炭：２８０ベクレル/kg」
あたりが人体への影響へのボーダーライン
だと考えております。
・・・
放射能の環境影響を理解しないで反対してると、貴方の身体の中に既に放射能が入って来てる可能性が高いです。
どうぞ皆さんご無事で。
震災瓦礫焼却に関して皆忘れてると思うけど、又何かあったらされるので、おさらい。 『安全デマに騙されてガレキ焼却をナメてる人に読ませてあげて欲しいツイート』
⇒ http://
必見★ふろく】
20121107「がれき焼却で、なにがおきるのか」講師 山本節子: http://
震災瓦礫受け入れ問題トピはこちら→http://
汚染された物質は全国を流通している。
ナニも手立てがないまま、又原発再稼働させようとしている安倍自民党政権。
大部分の国民は口を閉ざしたまま
政府の愚策は続く。
ところで、寒くなってきました。まきストーブもなかなか危ないようですね。
http://
まずチェルノブイリ〔旧ソ連〕の
前例をしっかり把握して頂きたいのですが、
***
「ペチカというロシアの暖炉」があるですが、
当時は『小さな原子炉』とよばれていたそうです。
その理由というのが、当時は森の汚染の実態を
庶民の多くが把握していなかったために、
ペチカの燃料として、汚染の実態を把握することなく
無差別に使用した結果、膨大な被ばく者が
生じました。
***
〔参考〕
被曝者数<ＷＨＯ発表>
７１０万人:
ベラルーシ:人口1060万人中230万人、(うち子供40万人)
ウクライナ:人口5190万人中360万人(うち子供20%)
ロシア:人口1億4000万人中50万人
リクビダートル(事故処理作業員)80万人:うち軍人20万人、医療班1万数千人
30km圏内からの避難者135000人。
***
その後、旧ソ連崩壊後、新たな新基準として
〔ロシアにおける木材及び木材製品中のセシウム137
に対する暫定許容基準値（ベクレル/キログラム） 〕
樹皮を含む丸材 11100
樹皮を剥いだ切断前の材木 3100
切断後の木材（板材） 3100
建設用木材 370
パルプ及び製紙用木材 3100
家庭使用及び産業加工用の木材製品 2200
包装及び食品保存用木材製品 1850
燃料用木材 1400 ←★★★
キノコ及び森林小果実（採取直後重量） 1480
キノコ及び森林小果実（乾燥重量） 7400
薬用植物及び薬用原材料 7400
樹木・低木の種子 7400
つまり、当時の一般家庭では、
薪の放射能汚染が1400Bq/kg以上だったら使用禁止。
ただ、「1400Bq/kg」といえども、暫定基準値としても
甘すぎ、その後も、被害が拡大していったのは
ご存知かと。
***
日本国内においては、
昨年11月に林野庁が流通規制した経緯は
１キログラム当たりの基準値は
木炭が２８０ベクレル、
薪が４０ベクレル。←★★★
ただ灰になると放射性物質が濃縮されるため、
灰１キログラム当たりの放射性セシウムが
一般廃棄物として埋め立て処分できる８千ベクレル以下←★
になるよう、逆算して基準値を定めたわけで。
***
ですから、
薪：４０ベクレル/kg
残留〔濃縮〕灰：８千ベクレル/kg
このあたりの数値の著しい乖離が
誤解を生じさせる因となっているようです。
つい先日も以下のようなニュースがありました。
【薪ストーブの灰から４万ベクレル超 環境省、検査促す】
http://
４万ベクレル/kgというのは、
通常ごみと同じく埋め立てられる国の基準（８千ベクレル/kg以下）
の５倍を超す値なわけですが、環境省の１月１９日発表によると、
薪ストーブを使う場合、その灰を庭や畑にまいたりせず、
自治体が集めて検査するよう住民や市町村に求める通知を、
東北・関東地方の８県に送り、放射性物質の検査結果をふまえ、
自治体または国が処分する意向を示したわけで。
なお、環境省の試算では、灰が４万ベクレル余りでも、
煙突から出る煙による周辺住民の被曝（ひばく）量は
年間０．０１ミリシーベルトほどで、「健康影響はほぼ無視できる」（環境省）。
薪ストーブのある室内の被曝量については「少量であり、灰を置いたままにせず、
人の近寄らない場所で保管すれば問題ない」と説明しているそうですが、
科学的＆疫学的根拠があるかまでは分かりません。
上記のように、「林野庁」「環境省」の基本姿勢としては
共通しているとしても、
「焼却前の薪」：４０ベクレル/kg←「林野庁」の視点
「焼却後の灰」：８千ベクレル/kg←「環境省」の視点
というように、厳密に言えば、視点が異なります。
ただ、重要な事は、事故前にどれくらいの汚染が
されていたかいうと、
【 4月施行の食品新基準〔１００ベクレル/kg 〕は
事故前の『低レベル放射性廃棄物』 】
http://
でも触れましたが、
事故前には、
セシウム１３７が
「 １００ベクレル/kg 」以上
であれば『放射性廃棄物』として低レベル放射性廃棄物処理施設で
長期間、厳重に保管することが求められていた。」
〔『低レベル放射性廃棄物』〕そうです。
また、事故前の植物等の汚染度の平均
「 約０．１ベクレル/kg 」
http://
ですから、
「焼却前の薪」：４０ベクレル/kg←事故前の約４００倍
「焼却後の灰」：８千ベクレル/kg←事故前の約８万倍
ですよ。科学的＆疫学的根拠も乏しい「林野庁」「環境省」
の基準値を信じるのはご自由ですが、
「事故前の約４００倍」「事故前の約８万倍」
に相当する「放射性廃棄物」に日常継続的に晒されて
健康に影響がないと思われますかね?
学識云々ではなく、常識の問題です。
「事故前の約４００倍」「事故前の約８万倍」
というのは、そこら中にミクロ化した「エアロゾル粒子」
が充満していることになります。
強いて私的に基準を設定するならば、
「焼却後の灰」といえども、
「林野庁」の推奨する「木炭：２８０ベクレル/kg」
あたりが人体への影響へのボーダーライン
だと考えております。
・・・
放射能の環境影響を理解しないで反対してると、貴方の身体の中に既に放射能が入って来てる可能性が高いです。
どうぞ皆さんご無事で。
震災瓦礫焼却に関して皆忘れてると思うけど、又何かあったらされるので、おさらい。 『安全デマに騙されてガレキ焼却をナメてる人に読ませてあげて欲しいツイート』
⇒ http://
必見★ふろく】
20121107「がれき焼却で、なにがおきるのか」講師 山本節子: http://
震災瓦礫受け入れ問題トピはこちら→http://
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コメント(15)
最近、反原発とは何なのか、反原発運動をしているといいながら、コレくらいの被曝は大丈夫だといいながら震災瓦礫を全国にばら撒くことに反対しなかった人、反対した人をバッシングした人たち、反対運動の中で警察に捕まった人を不当に非難した人たちが、他の局面で何を言ってきたのかと言うことを、もう一度振り返って見たいと思って、過去の記事を読み返しています。
その中で、震災瓦礫についての危険性がまとまった記事がありましたので、置いておきます。
あの時あれを見過ごした。と言うことは、又東日本大震災のような（そうでなくても中越沖地震の柏崎刈羽原発事故のときも震災瓦礫を他所で燃やしてましたけど）又同じ様なことが起きるということだと思います。
是非読んで置いてください。
震災瓦礫焼却に関して皆忘れてると思うけど、又何かあったらされるので、おさらい。 『安全デマに騙されてガレキ焼却をナメてる人に読ませてあげて欲しいツイート』
⇒ http://amba.to/TYTsLm
その中で、震災瓦礫についての危険性がまとまった記事がありましたので、置いておきます。
あの時あれを見過ごした。と言うことは、又東日本大震災のような（そうでなくても中越沖地震の柏崎刈羽原発事故のときも震災瓦礫を他所で燃やしてましたけど）又同じ様なことが起きるということだと思います。
是非読んで置いてください。
震災瓦礫焼却に関して皆忘れてると思うけど、又何かあったらされるので、おさらい。 『安全デマに騙されてガレキ焼却をナメてる人に読ませてあげて欲しいツイート』
⇒ http://amba.to/TYTsLm
焼却を許したので、焼却汚泥を合法的に現在全国拡散してるようです。
Miko @65MikoBOT 6月17日
@CBFisamu @sobtomk 秘密でも何でもなく、8000bq/kg以下は処分出来るように法律が変えられました。各県、各市(政令都市、中核都市等)に問い合わせればわかりますが、何bqあるか測定せず、空間線量のみの測定でしかやりません。私の呟きは北九州市と福岡県の公文書です
44件のリツイート 11件のお気に入り
ライダー勇 脱原発に一票 @CBFisamu 6月17日
@65MikoBOT @sobtomk まあ、実は私も埼玉の汚泥と称される焼却灰を兵庫に運んでますけどね(´･_･`)ちなみに埋め立てに使われるらしいです。東日本から汚染された物がどんどん西日本にはこばれてますね(；´Д`A
https://twitter.com/snoopymaygon/status/611556398728491008?lang=ja
Miko @65MikoBOT 6月17日
@CBFisamu @sobtomk 秘密でも何でもなく、8000bq/kg以下は処分出来るように法律が変えられました。各県、各市(政令都市、中核都市等)に問い合わせればわかりますが、何bqあるか測定せず、空間線量のみの測定でしかやりません。私の呟きは北九州市と福岡県の公文書です
44件のリツイート 11件のお気に入り
ライダー勇 脱原発に一票 @CBFisamu 6月17日
@65MikoBOT @sobtomk まあ、実は私も埼玉の汚泥と称される焼却灰を兵庫に運んでますけどね(´･_･`)ちなみに埋め立てに使われるらしいです。東日本から汚染された物がどんどん西日本にはこばれてますね(；´Д`A
https://twitter.com/snoopymaygon/status/611556398728491008?lang=ja
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