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詩と思想コミュの第21回詩と思想新年会

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1月14日の、成人の日、東京、九段下にあるホテルグランドパレスで、21回目になる詩と思想新年会が開催されました。詩と思想新人賞も兼ねた宴です。

当日は、お昼前から大雪となり、参加の方々もホテルまでの道のりに四苦八苦されたようです。それでも、会場には百名近い方々が集い、華やかな宴となりました。

今回の新人賞受賞者は、永方ゆかさん、作品は、「からくり」。応募総数226編からの受賞となりました。応募総数は、今回が最多となるそうです。入選者は、藍川外内美、石川厚志、島田奈津子、渡ひろこ、の4氏。

選考委員選評では、森田進氏のスピーチが印象深かったです。

「大和言葉の持っている、優雅は響き、内容、を上手く使い、読み手に漂ってくるものがあった。できれば、その大和言葉で、もっと激しさや批評性を深めることができないか。そうすることで本作品のもつ社会性の部分がもっと迫ってくるだろう」

永方さんご自身による受賞者挨拶でも、言葉に対しての真摯な思いが散りばめられていました。フランスの書店で手にした「古事記」との出会いから、日本の古典文学への魅力に取りつかれた留学時代。帰国して後の大学院での古典研究。大きな転機は、一昨年の東日本大震災後に体験したボランティア活動だったそうです。この体験が、彼女にとって「書く」ということの本質を再確認させてくれた。

思いがけない大雪とも相まり、永方さんにとっては忘れられない新年会になったのではないかとお察ししました。

永方さん、ご受賞おめでとうございます。

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