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平成耳袋-本当にあった怖い話し-コミュの【怪談】お前誰と話してんの?

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久々の投稿である。

数年のブランクを経て、人脈が増えた。
それと同時に耳にした新たな怪談を、紹介していきたいと思う。

NPO活動を共にする堀田君の高校時代の体験談だ。

堀田君はある日曜日、友人達と前橋市にある前橋駅で待ち合わせをしていた。
時間の程は覚えていないというが、遅刻常習犯の彼は、その日も相変わらずの遅刻だった。
駅に続く横断歩道の手前で、「おい、堀田!」と声をかけてきたのは、友人の一人、片品君である。
「おまえ遅いから迎えに来たよ」と言う片品君と話しをしながら横断歩道を渡ったところで、堀田君は不意に老婆に声をかけられた。
品の良い老婆だったと彼は記憶している。

「すみません、何時ですか」
「○○時ですよ」
「ありがとうございます」

老婆との他愛もないやりとりを終え、片品君に向き直ると、彼はいぶかしげに言った。
「堀田、お前誰と話してんの?」
「誰って…」
堀田君は今しがた通り過ぎたばかりの老婆を振り返るが、老婆の姿はなかった。
咄嗟に身を隠すような場所もない駅のターミナル。
普通なら驚くところだが、彼には合点がいった。
(あぁ、向こう側の人か)
彼は、いわゆる見える人だ。別段珍しいことでもなかったそうだ。
彼の友人達もそのことは承知の上で、片品君も「あぁ、いつものか」と別段気に留めることはなかった。
そんなこんなで、片品君と談笑しながら駅前で待つ友人達と合流する。
「あのさ、堀田」
友人の一人が口を開く。

「おまえ誰と話してんの?」

さすがの堀田君も、その友人の言葉を咄嗟に理解できなかった。

友人の話しでは、横断歩道を渡るところから堀田君の姿は見えていたが、堀田君は彼らと合流するまではずっと一人でいたという。
まるで誰かが隣にいるような振る舞いをしながら。
思い返せば、片品君はその日に遊びに行くメンバーには含まれておらず、片品君自身も、その日は家族と出かけており、前橋駅になど立ち寄っていなかったという。

堀田君自身がおかしかったのか、それともそういう怪異に出くわしていたのか、とにかく、異常に気味の悪い経験だったそうだ。

コメント(2)

おかえりー
また楽しみにしてますよ。
>>[1]
お久しぶりです、まだまだ数年間溜めた話がありますので、順次アップしていきますよ。

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