アーシアン・源氏/高河ゆんコミュの影艶とルシフェル

こちらのコミュ見てたら懐かしくなって久々にアーシアン全巻一気読みしましたー。

で、私は本編の最終回も「秘密の花園」のミカエルたちが士官学校時代verも、全部リアルタイムで雑誌で読んでたんですが、今回読み返して初めて気が付きました。

……ひょっとして影艶って、ルシフェルとミカエルの子どもですか？

（多分そうだと思うんですが……さすがにアーシアンの同人誌とかまでは読んでないので、単なる推測です。間違ってたらすみません）

あーだから本編でも何度か「影艶とルシフェルが似てる」と示唆されてたんですね。
本編では、ミカエルとルシフェルに何か特別な絆がありそうなことも示唆されてましたが、本編のガブリエルは士官学校時代のガブリエルとはどう考えても違いますし（でもラファエルの言うとおり、私も胸に情熱を秘めながらのほほんなガブリエルの方が好きです♪）、ラファエルは「影艶とルシフェルが似ている」ことに気づいてはいても、「なぜだ？」と疑問を持っていたので、これも士官学校時代の「秘密の花園」と矛盾してますよね。

つまり本編が書かれてた時代から、ミカエルとルシフェルの子どもが影艶であることは裏設定で考えられていたということでしょうか。

士官学校時代の「秘密の花園」で、ルシフェルはミカエルとの子を桜公爵家に置いてきて、ラファエルに会いに行って自殺してますよね。
ということは、ラファエルは影艶がミカエルの子だって知ってるはずなんですけど（ラファエルともあろう人が気づかないはずないし）

うーんということは、ちはやもミカエルの子どもだから、影艶とちはやはある意味これも近親相姦……うーんダブルバインド（笑）
というか、桜公爵ってどんな人なんかが気になります。ルシフェルはどうも勝手に赤ん坊を置いてきたっぽいから、桜公爵は誰の子かもわからない赤ん坊を育てたんでしょうか。

でもラファエルは、「赤ん坊を桜公爵家においてきたそうだな」と言ってるので、「赤ん坊を置いていったのがルシフェルだということを桜公爵は知っていて、それをラファエルに報告した」ということになるのでしょうか。
あれ？なんか妙ですね。ラファエルと桜公爵って実は結構仲良しさん？「ルシフェルが赤ん坊を置いてって、誰の子かわからないけど育てるよ」みたいな電話でもしたんでしょうか（笑）

ま、アーシアン本編と、士官学校時代の「秘密の花園」とはある意味パラレルストーリーのような形で読まないといけないと思うんですが、影艶は自分が桜公爵の息子と信じて疑わなかったようですし（親父はきらいだとは言ってましたが、そういう意味での「嫌い」ではないでしょう）、なんだかんだで影艶があんだけ真っ直ぐ育ったのは、ルシフェルとミカエルの血なのか、それとも桜公爵の育て方が良かったのか。

まぁでも、ルシフェルは予言した「新しい黒い天使」を自分で見ることはできませんでしたが、自分とミカエルの子がその黒い天使と幸せになったんだから、ルシフェルはそういうの喜びそうだなぁと思います。

それにしてもアーシアン全巻読み返してみると、色々と矛盾や謎が残りますね。でも寧ろそれがアーシアンの魅力なのかもなぁとも思います。未完成のまま完結するところが、というか。

アーシアン最終回は、私もリアルタイムに読んだときは「なーんだ、なんかあっけなく丸く収まったなぁ」って感じだったんですけど、今読み返したらちはやのメッセージが素直に伝わってきましたね。

少子高齢化とか環境汚染の問題とか、当時より今の方がもっと考えさせられること多いですからねー(-_-;)
でもちはやのメッセージがラストの救いに感じられたというか。だからやっぱりアーシアンの完結はこれでベストだったのだと思います。

コメント(10)

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[1] mixiユーザー 09月02日 15:43

私もアーシアン本編と士官学校時代の「秘密の花園」のガブリエル様が同一人物とは思えないと感じていたので、みんさーさんの感想、すっごくよくわかります!

あとセリフしか出てこないので勝手に想像していた本編のルシフェルと、士官学校時代の「秘密の花園」に登場するルシフェルにもギャップを感じてしまいました。
あのルシフェルじたいは好きなんですけど…。

だから私もみんさーさんのおっしゃる通り、パラレルストーリーとして読むしかないかなぁ…と思っています。

でも、どうしても心残りなのは、他のトピックでもありましたが、初期の頃の絵でラストを読みたかったなぁということですねぇ…。

[3] mixiユーザー 09月03日 12:00

>クロさん

「さくら」という友人の存在は知りませんでした。貴重な情報をありがとうございます。確かにアーシアンには、まだまだ謎な部分があって、そこが魅力なのかもしれないっ☆

「さくら」というと、源氏の「桜」を思い出しちゃいますね。
源氏は、一体、どうなったんだろう…?

[4] mixiユーザー 09月10日 14:53

＞Kanonさん

ルシフェルは私もイメージ違いました～。
本編ではルシフェル、女性口調ですもんね(^_^;)
士官学校時代のルシフェル、ひょっとしたらアーシアン中一番好きなキャラかもしれません。ちょっとガブリエルの気持ちがわかります（笑）

＞クロさん

貴重な情報ありがとうございます！同人誌は読んだことがないので非常に参考になります。
謎は多いですが、一番納得のいく解釈としては、「さくら」さんの旦那が「桜公爵」で、ルシフェルは友人である「さくら」に赤ん坊の影艶を預け、「さくら」さんは桜公爵と共に影艶を育てる決意をし、ラファエルに連絡したって感じでしょうか。

まーこの物語には、謎も多いですが、いわゆる「禁忌な愛」もたくさん出てきますよねー。
士官学校時代のラファエルを読んで、実はこの人は、ミカエルに対して常にはぐらかし続けて本気で愛を告げないことが、ラファエルの一番の愛の示し方なのかもしれない、と思ってしまいました。ある意味裁判の時のちはやみたいな感じでしょうか。

それにしても最終回後、ちはやを逃した罪で永久追放が決まってたミカエルはどうなったのかなーと考えたんですが、恐らくラファエルが、ちはやたちに撤退させられた責任を取って任を退き、「やはりあなたでなくてはこの地位は務まりませんね」とか言っていつもどおりの主従に戻ったんじゃないかなぁとか夢想してしまいました……ふふふ。

[6] mixiユーザー 09月12日 00:26

＞クロさん

ああ、なるほど。
いや、一応そっち系（どっち系ですか。笑）も考えたんですが、それなりにドリーミーな方を選んでみました。
なので大丈夫ですよ。夢は壊れてませんので。お気遣いありがとうございます。
まぁ、それはそれで愉しいですよね（笑）

[10] mixiユーザー 03月14日 01:00

影艶は、ミカエルとルーの子供ですよ～

…と言うのは、最近、同人誌の方もゲットしたから
それで見た話なんですけど。。
『THE SECRET GARDEN』にのっていたものです。

でも、本編でも、そんな感じですよね～？
私としては、『さくら』は桜公爵なのか、その妻なのか。
そっちの方が何だか気になります。。
妻かと思っていた私です(笑

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