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strawberry shortcakesコミュのどんな風に菊池を手に入れた…?

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秋代の運命が気になります。

ラストの黒ベタのページ、
秋代の台詞、
あなたはどう解釈しましたか?


コメント(8)

私は、秋代が死んだと思って号泣した。
最終話のはじめ、ケータイの次のコマ(左ページ上)。
カーテンレールとか、やたらと高い場所が描かれてる2コマが気になるの。
そのコマを通り過ぎて、電話をかける。
死ぬつもりでかけてるなって思った。

「あんたが泣いてくれるなら、私いくらでも生きられる」っていうのは、
“菊池の中で生きられる”ってことだと思った。

「私が死んだら菊池は泣いてくれる」
「私が死んだら菊池は後悔する」
「私が死んだら菊池は私のことを一生忘れない」

そのことを確認するために、あの日、菊池に会って、
で、死んじゃったのかな、って。
高い場所にロープをかけたか、左手首にキズをつけた。

以上が私の解釈です。
みんなきっと、いろんな解釈で読み終えてるんでしょうね。
>りえ蔵さん

はじめまして
このトピ面白いですね。

私的解釈ですが、
泣いてくれたことで、秋代が菊池の中に自分がいる、と認識した、というのは同じ。
ただ、好きな人の中に自分が居ることを認識すると同時に、そこにいる自分が相手にどういう感情を与える存在なのかということを考えて欲しいな、と思ってしまいます。
秋代の今までの行動、思想からみるとあくまで希望的観測という気持ちもあるのですが。

私だったら(あくまでこの表現にとどまってしまいますが)、相手への復讐の意味合いを込めて死を決断するよりも、自分の心の修復、気持ちの転換によって、現実の中で菊池と関わって行く方法を思考錯誤するでしょう。
もしかしたら菊池を自分の中の存在として認識して自分も精神の中に存在してしまう、なんていう話もあるのかもしれません。

自分の存在価値を菊池に見いだしていた秋代にとって、菊池の涙が生きる活力を与えるものなのか、死という決断をしたものだったのか。
きっとりえ蔵さんのいうとおり色んな最後を想像して読者が結末を迎えてくれるように、作者はその両方の意味合いを込めてああいった表現をしているのでしょうね。
これを書いている自分も、私の内面を見透かされているような、そんな不思議な気分になっています。

何を言っても洞察力に欠ける、私的表現になってしまう、それが南喃キリコの作品の特徴なのでしょうね、きっと。
このエンディングについては
僕も解釈が宙吊りになったままでした。

実に意味深な、そして作品全体を締めくくる
象徴的なラストであり、その曖昧さから察するに
おそらく作者自身、固定的な解釈から逃れたい
という想いがあったのではないかと思いますが、
りえ蔵さんの問題提起はとても興味深いものです。

僕が考えたのも秋代の生死についてです。
りえ蔵さんが指摘する「高い場所の描写」については
完全にスルーしていましたが、何よりも気になったのは、
黒ベタに白抜き文字というデザイン。そして、
「神様 ほんとはあなたなんていない。」という言葉。
そこにうっすらと漂う、虚無的な色彩と希望の無さ。
そこから無理なく類推しうる帰結としての秋代の死。

けれど、おそらくhar*さんと同様、僕もまた
秋代には生きていてほしいと願う者であり、
そうした解釈も導き出すこともできるのではと。

「神様 ほんとはあなたなんていない。」という言葉。
これは、いわば社会的な倫理、あるいは個人的な美意識に
依存しない、ある種、目的達成のためなら手段を選ばない
というタフな人生観を表徴している言葉とも取れます。

人生設計のために「売春」という神が許さないことをする
秋代には、むしろ価値判断・行動判断の精神的支柱としての
「神」を必要とはしないほどのしたたかさがある。

これを最後のシーンに当てはめてみるとどうなるか。
菊池への積年の想いをストレートに表出した秋代が
次に繰り出した言葉
「ねぇ菊池 菊池 あたしが死んだら泣く?」

これは見方によっては「自殺」を仄めかした
菊池に対する「脅迫」の言葉とも解釈できる。

「あなたがわたしを愛してくれなければ、
 私は自ら命を絶つかも知れない…」

問題は、その後にどんな言葉が秋代の中に飲みこまれたのか。
「だから、私を愛してほしい」
そして、この抜き差しならない秋代の願いに
結局その後、菊池は応えることになるのかもしれない。

これはもちろん、明らかに「美しくない」ことです。
けれど、秋代はそこまでしてでも、つまり、
倫理や美を司る「神」に別れを告げてでも、
それほどまでに、菊池がほしかった。
そして「そんなふうに」して秋代は菊池を手に入れた。

それがたとえ希望的観測としても、
僕としてはこの後者の解釈をとりたいと思っています。
私も死んでないと思いました。

秋代は救われたんじゃないかな?と。

今まで自分の存在価値がないに等しいものだったのが菊池の一言で救われた・・みたいな。

これは私の勝手な感想ですが・・・


でもそのあとも秋代は苦しむかもしれないけど。
あたしは

「死ぬ道を選んだんじゃないかな」

って思いました。

ヒョロリが死んでしまって

あなたがいなくなるのはとてもつらい

って秋代は言ってるは

「自分」と「ヒョロリ」がかぶってしまって

でも

「あんたが泣いてくれるんならあたしいくらでも生きれる」

て笑顔で言うじゃないですか。

そのあとの

神様なんていない

きっと

秋代は

「いなくなる」

ことで菊池の中に存在し続けようとしたんだと思う。
この作品自体は5年ほど前に出会ったものだったと思いますが
最近、秋代と菊池、このやり取りとまったく同じことを経験したので書き込みします。
古いトピに横槍ですみません・・・・


私の場合、元々は恋愛関係だった相手でしたが、やっぱりセックスしたあとでも
ずっとずっと大切にして、ずっとそばにいてもらうことはかないませんでした。
どうにもならなくて、手に入らなくて、もうどうしたらいいか、わからない状況でした。

「わたしが死んだら泣いてくれる?」ときいたら「泣くよ」といわれて
「じゃあ生きてたら忘れられるだけだけど死んだら忘れられない?」といったら
「どういう意図でそんなことを聞くの?」といわれました。

秋代のように
「あたしはこんなふうにして菊池(相手)を手に入れるのだ」
この意味が、わたしはうまく解釈できません。

「あんたが泣いてくれるんならいくらでも生きれる」
秋代は本心から、そう思っているんじゃない。強がってるんだなと思いました。

神様はいないという台詞も。
手に入らないなら死ぬ、それがすべてなんじゃないかと私は思いました。


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