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Surfing Holiday in Sydneyコミュのはじめまして。

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「サーフィングホリデイ in シドニー」

序章

ワーキングホリデイヴィザを使って1年間波乗り修行をすることを、
「サーフィングホリデイ」と名付けることにする……


2002年7月17日、
僕は「サーフィングホリデイ」をスタートした。


出発前、一体どれだけサーフィンが上手くなるのか、胸が高鳴った。
チューブを走り抜けられるだろうか?
自分の描きたいラインを自在に描けるようになるだろうか?
オフザリップ、カットバック、もしかしたらエアリアルまでも…
想像するだけで、胸が締め付けられ、心拍数が上がってしまう。

そして何より、忘れられない波に出会えるだろうか?
答えは……


……
プロフェッショナルとしてやりたい、というわけではない。
誰かに評価して欲しい、というわけでもない。
技術的にもそんなレベルではない。
ただ、自分がどれだけやれるのかを知りたかった。
1年間、サーフィン漬けの生活。
サーフィン修行。
サーフィンの楽しさを知る人ならば、誰もが挑戦してみたいはずだ。
サーフィン。
たとえ世界チャンピオンでも、雑草サーファーでも、
ライバルは同じ。
自分自身。
波とのやり取り、
恐怖心との戦い。
舞台はオーストラリア、シドニー。
波はある。

先のことなんか分からない。
とにかくやってみないことには始まらない。

馬鹿げた挑戦だと思う。

不安。
周囲の目。
言葉の壁。

もっと自分に素直になってみないか?

「オマエハ、ナニガシタインダ?」

「サーフィンがうまくなりたい」

ただそれだけ。
理由は1つで十分だ。
さあ。
飛び出そう。
波が待っている。


……
答えは、
シドニーのビーチ一つ一つを、乗った一つ一つの波を、決して忘れないだろう。

 
 僕はワーキングホリデイヴィザを取り、7月17日、真夏の東京を発ち、シドニーに着いた。目指すはBondi(ボンダイ)ビーチ。空港からタクシーで25ドル。パキスタン人の運転手が、気さくに話しかけてくる。20分程走ると、車は大きな坂に差し掛かり、目の前に真っ青なボンダイの海が広がる。冷たい南風が吹く、南国の真冬の海。

 
 ここから僕の1年間のサーフィン修行が始まった。

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