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Emma Thompsonコミュの『父の祈りを』【映画】

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いきなりトピック立ててすみません(^^;) もし不適切でしたら削除してください。
別のコミュでこのパターンでトピ立てましたので、こんな感じでエマの映画の情報がたくさん集まればいいなあ、と期待を込めて。独断と偏見の映画評ですが、よろしくお願いします。

IN THE NAME OF THE FATHER
1994年/イギリス・アメリカ/133分
制作総指揮:ガブリエル・バーン
制作・監督・脚本:ジム・シェリダン
脚本:テリー・ジョージ
音楽:トレヴァー・ジョーンズ
出演: ダニエル・デイ=ルイス、エマ・トンプソン、ピート・ポスルスウェイト、ジョン・リンチ ほか

舞台は1974年の、イギリス領・北アイルランドのベルファストから始まる。主人公のジェリー・コンロンは街で仲間とこコソ泥?のようなことをしているが、IRAには属していない。ある日、街を巡回する英軍装甲車との小競り合いを起こし、IRAににらまれたが、父のとりなしでしばらくベルファストを離れ、ロンドンのおばを訪ねることにする。

ロンドンに渡る船で、友人のポールに出会ったところから、彼の人生の歯車は思わぬ方向に転がりだす。享楽的な生活を送るもつかの間、イギリスのテロ対策法(=疑わしきは拘束できる)の成立後すぐに、ジェリーとその友人、そして、父のジュゼッペやおば一家までもがその法律によって拘束され、拷問や精神的・肉体的な圧力によって有罪判決を受け、冤罪による長い服役が始まる。

絶望からなげやりになっていくジェリーと、同じく投獄されながらも、最後まで希望を捨てずに静かに戦う父ジュゼッペ、そして二人を中心に、彼らを取り巻く人々の変化を、当時の社会状況や政治的変化を織り交ぜながら丹念に描き出している。

エマ・トンプソンは、そんな父子の冤罪を信じ、独自で調査して決定的な証拠をつかむ、典型的な知的イギリス女性弁護士を演じている。彼女のひとつひとつの静かな動きや、決して多くはないセリフの中にも(=彼女の落ち着いた声は、とても安心感があり好きである)、人間の持つ「強い意志」と「良心」を感じさせてくれる。

133分、と長めだが、時間を感じさせない傑作だと思う。特にイギリスとアイルランドに興味のある方は、是非見てほしい映画です。

コメント(2)

あー、この映画好きですよ。
内容、起用俳優、音楽すべてがいいと思います。
特に音楽、オープニングとエンディングは秀逸です。前者はU2のBonoとGavin Friday、後者はSinead O'Connorでしたね。サントラ探して買っちゃいましたよ。

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