ものづくりユニットMONO（モノ）コミュの【MONO2005】総括

８月に立ち上げて約４ヶ月。
メンバー数も１００名となりものづくりへの興味をもたれる方が
こんなにたくさんいらっしゃるのだということを
あらためて実感しているしだいです。
このメンバーにはみなさんご周知のとおり
クリエーター、経営者、主婦、会社勤務の方、学生さんなどなど
その顔ぶれはさまざまなジャンルに及んでいます。
これはMONOのひとつの特徴であり
特定のジャンルで集まったものづくり団体とは
少し系統がちがうと思っております。

日常の生活ではいろんな局面で
ものづくりの場に直面していることと思います。
ですから参加されるメンバーの資格というものは
特に設けないで進んできました。
これからもそのスタンスは変えることはないですが
あえて参加の資格を上げるとすれば
「ものづくりを通して何かしたい。」
「表現する場所やアイデアがほしい。」
「今はまだ素人だけど将来はプロをめざしている。」
「何ができるかわからないけど自分を試してみたい。」
こういう前向きな姿勢をもっていることだと思います。
つまりMONOというのは
形にしていくものづくりの前に
「形にしたい！」
という気持ちを大切にする人のあつまりでありたいと思うのです。

この４ヶ月できる限りいろんな人と会い
MONOというユニットが実社会でどのような形で存在できるのか
あるいはネット上だけでのコミュニティで終わってしまうのか
それは立場によって意見はさまざまでした。
「幅（ジャンル）が広すぎる」「利益はどうする」
「責任はだれがとる」「１００人もどうして管理するの」…etc
そして最後に言われることが
「まぁやってみないとわからないけどね！」
という言葉だったんです。

そこなんです！
やってみないとわからないんです！

ビジネス展開を考えたときいろんな問題が山積みなのは
誰でもわかることなんですよね。
でもそれを承知で何かをうごかさなければ
新しい物は絶対できないこともわかってるんです。
だったらやってやろうじゃないか！
MONOというブランドを確立するために動いてやろうじゃないか！！
と、私は覚悟を決めました。
これが成功すれば社会に対しても
新しいビジネスモデルの見本になると思います。
こういう考えにちかいビジネス展開をされている企業も
すでにいくつか存在していることも知っています。
しかしながらその多くは
クリエーター集団であったり
女性だけの会員をメインでされていたり
かなりジャンルを絞った中での活動であるように思います。
けっしてそれらを否定しているのではありません。
参考になることもたくさんありますし
目標・お手本にさせていただきたい組織団体もあります。
しかしものづくりというのは冒頭でもお話しましたように
日常のいろんな場面にかかわってくるものなのです。
大げさな言い方すれば
われわれの生活自体がものづくりであると思うのです。
ですから年齢・性別・職業問わず
いろんな人で構成されることが当たり前だと思うのです。

実際の制作になれば
もちろんプロの手が必要になるのは言うまでもありませんが
そこにいたるまでの考えやアイデアというものは
プロ・アマ問わず
投げかけられるものが理想であると思っています。
そういう「考え方を大切にし」
「表現することの楽しさを作り上げること！」
これがMONOのスタイルとお考えください。

これからの展開に関しては
【MONO2006】でご報告させていただきます。
時間がかかってもMONOというブランドが
社会に認めてもらえる日がくるようがんばります！

まずはこれを2005年の区切りの報告とさせていただきます。
意見・感想・質問のあるかたはいつでも遠慮なくご連絡ください。

Take（竹村比呂臣）

【アンケート結果】
今秋メンバーが７０名近くのとき
アンケートをお送りいたしましたが
回答者が８名という結果でありました。
これをどう参考にするかは少しむずかしいので
キーポイントだけお伝えします。
最大のポイントはビジネス展開することは
賛成・反対ということを聞きたかったのです。
８名全員展開の流れもあるが賛成という意見でした。
そのうち本名を公開してお願いしたいという方が６名でした。
１割しかない回答ではありましたが
ビジネス展開するのであれば本名を出してしっかり取り組みたい！
とい考えの方が大多数であったと理解しております。