ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

歌詞から妄想コミュのMr.Children/しるし

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ダーリン




その人とは合コンで逢った。

僕はそれまで恋愛に対してまじめに取り組んできたタイプではなく、どちらかといえばそのときのフィーリングでくっついたり離れたりをしていた。

彼女は合コンの場に一生懸命合わそうと、無理にはしゃいでいるように見えた。

僕は無理しているその子が気になりどうしようもなかった。

彼女は僕に対して明らかに警戒していたが、それでもなんとか後日デートにこぎつけた。

彼女は子供のようにはしゃいでいた。生まれてきた喜びを小さな体全部で表現しているようだった。

僕がノリで手を繋ぐとビクンと固まり、拒否反応を示した。

彼女には何か本能で男性を拒否してしまう部分があるらしい。
何かトラウマでもあるのだろうか?合コンで無理にはしゃいでいた事も何か関係しているのではないか?



僕としてはありえないくらいに真剣になっていた。
僕は戸惑っていた。こんなに誰かを想った事がないからだ。

ラブレターを書いてみようといろんな言葉を綴ってみた。
彼女に僕の気持ちを理解して欲しい。

僕はその手紙を読み返すと、ぐちゃぐちゃに丸めて捨てた。

どんな言葉を選んでも、どこか嘘っぽく、僕の気持ちは言葉に表現できないし、彼女にもその言葉は届かないと思ったからだ。


きっとこないだのデートでも僕の言葉は軽く、彼女は半信半疑で聞いていたのだろう。

信じて裏切られたときに、傷つかないための予防線のようだった。

だから僕は言葉で伝えるのをやめた。僕の心の声を感じてもらえるようにまじめに向き合った。



彼女を初めて抱いたとき僕は、味わった事のない幸せに包まれた。

彼女は泣いていた。僕が「どうして泣いているの?」って聞いたら「あなたこそ何故泣いているの?」と言われて初めて、自分が泣いている事に気が付いた。

僕らは重なり合って互いの鼓動を聞いていた。

始めからこうなる事が決まっていたかのようにとても自然で、落ち着いた気持ちでいた。


彼女と付き合うようになっていろんな顔を発見した。
泣いたり、笑ったり、ふてくされたり、怒ったり、几帳面だったり、大雑把だったり、親切だったり、冷たかったり。

どれもがすばらしくて、僕は愛がどういうものかを知った。



僕らは同棲し、結婚した。

そして彼女は病気になってしまった。

ドナーさえ見つかればきっと治る。ドナーさえ・・・

僕の全ての血液を彼女に与えたっていい。彼女が治るのであれば。

狂おしく願った。


君を失うかもしれないと思うと、思い出は小刻みで、狂おしく、鮮明に僕の記憶を埋め尽くして僕を苦しめた。


なぜなら、共に生きれない日が来たって、どうせ愛してしまうと思うから。


だれかが「おんなじ顔してる」って言ってた。僕らは似てるのかな?それとも似てきたのかな?

Oh My darling
これからもっともっと似て欲しい。


http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B19668




コメント(0)

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

歌詞から妄想 更新情報

歌詞から妄想のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング