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moving (movies and musicals)コミュのたかが世界の終わり【memo/music】

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映画Juste la fin du monde

ペンこの作品に使われている音楽に関するメモ。
音楽そのものではなく、音楽が使われている場面に関してのあれこれ。
音源はYouTubeより。
メモ内容は、本編のネタバレです。

ムードCamille _ Music Hole _ Home is where it hurts
https://www.youtube.com/watch?v=E5goc_uJiDY&index=1&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR

オープニングで使われている曲。

この曲がかかる前に、ルイのモノローグ(12年ぶりに実家に戻る心境)と
暗い機内で後部座席の子供からイタズラを仕掛けられる場面があって、
空港からタクシーで実家に向かう場面でこの曲がかかる。

オープニングが目的地=“家”に向かうという場面という構成は、
「トム・アット・ザ・ファーム」と同じ。

ただ、「トム」の方は、人気のない農地を自家用車で進んでいく孤独な雰囲気の場面
だったことに対して、
「ルイ(=たかが世界の終わり)」の方は、賑わっている街中をタクシーが通っていき、
ルイに視線を向けたり、何かアクションをしてきたり、それぞれ何かをやっていたりと、
体温を感じる雰囲気というところが対照的。

そして、母親が作っている色鮮やかな食事(おそらくオードブル)を作っている場面
がカットバックで入って、家ではルイを待ちかねている雰囲気も伝わる。

そして、家の鳩時計(時間をイメージするキーアイテム)がPM1時を指したところで
音楽がプツっと切れる。

この使い方、かっこいいよなー。


ムードblink-182 - I Miss You
https://www.youtube.com/watch?v=s1tAYmMjLdY&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR&index=4

ムードLost Frequencies - Are You With Me (Official Music Video)
https://www.youtube.com/watch?v=VjHMDlAPMUw&index=9&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR

ムードGrimes - Genesis
https://www.youtube.com/watch?v=1FH-q0I1fJY&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR&index=5

この3曲は、シュザンヌの部屋で、ルイとシュザンヌが会話している場面でかかる曲。

兄妹らしい距離感を演出しようとするシュザンヌと、
(メイクを落として、目の前で服を脱いだり、着替えようとしたり)
距離をおこうとするルイ。
(ベッドに座らないで立ったままだったり、シュザンヌが着替えはじめると
 ぼんやりと外を眺めてみたり)


ムードO Zone Dragostea din tei Video Clip Oficial
https://www.youtube.com/watch?v=s9YbICd43Mc&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR&index=3

これも印象的な曲。

実家に到着後、リビングでカトリーヌと、シュザンヌの部屋で彼女との会話する場面の後、
キッチンで家族が何気に集まっている場面でかかる曲。
(アントワーヌは、部屋の外から声をかけてみたり、ルイの後ろの窓側に行ったりと
 ウロウロ移動しているけど。)

母親がいつものように「日曜日」の想い出を話し始めて、
実は迷惑なのにちゃんと聞いているフリをするカトリーヌ。

そして、突然、マルティーヌがラジオの曲を大きくして流れてくるのがこの曲。

この曲でマルティーヌとシュザンヌはエアロビか何かを踊った記憶があるらしく、
曲に合わせて踊り出す母親。・・・変な踊りw
それを見かねて、シュザンヌも「こうやるのよ」と一緒に踊りだす。

ルイの方を向いて踊る母娘。
ウケる周囲の人達。
カトリーヌも、鼻をつまむところだけ真似したりしてね。

で、笑ってるルイにあきれてるアントワーヌ、この2人の目がふと合って、
ルイがアントワーヌに向かってウインクをする。
アントワーヌアは、ちょっと焦って目をそらす感じかな?

そして、曲の音が大きくなって、「日曜日」の過去映像が始まる・・・。

ルイとフレーム外にいる父親が愛車を洗っている場面。
ドライブの場面。
後部座席に乗って煙草をふかしている上半身裸でスキンヘッドな青年アントワーヌ。
その隣にいる少年ルイ。

次に、野原みたいな場所で、アントワーヌがルイを「たかいたかい〜」って感じで、
空に向かって持ち上げる。
ルイの上に抜けるような青空が広がっていて、
ブランケットが空をふわふわ流れていって、
ランチと敷物の映像があって、
草原をどこまでも駆けていくルイの後ろ姿が映って、
・・・そんな映像。

懐かしい、『日曜日』。
その場面で流れている音楽がこれ。


ムードExotica - Une Miss s'immisce
https://www.youtube.com/watch?v=sMeRXE8tVc0&index=6&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR

これも印象的な曲。

シュザンヌと話した時に、
「にーさんのモノは全部地下の倉庫に保管しているのよ」と聞いたからか、
ガーデンでのランチの後の休憩時間に、地下の倉庫に向かったルイ。

ルイのものと思われる、立てかけてあるベッドマットに頭をつける時に、
一瞬ベッドマットに吸い込まれるように映像が揺らいで、
そして、ルイの過去映像が始まる。その時に流れる音楽。

高校生くらいなのかな、ルイは。
そして、ブロンドストレートロングヘアの美青年の恋人が窓からやってくる。
2人でベッドインしたり、ドラッグをやったり、煙草を吸ったり、ワルイコのルイ。

そして、明け方に彼は窓から去っていく。
窓ガラスに手をつけて、撫でると体温で白い線が浮かんで、
そして中指を立てて、Fから始まる“愛してる”ってジェスチャーして、
ルイも同じく中指を立てる。

この場面で流れるのがこの曲。

その後、彼とルイの関係がどうなったのかは不明だけど、別れてはいたようで、
アントワーヌとのドライブの後に、彼が死んだことをアントワーヌから知らされる。

この知らせはルイにとって、衝撃でもあり安堵でもあったかもしれないな。


ムードNatural Blues. Moby.
https://www.youtube.com/watch?v=JNWhOJSzZ0M&list=PLuyjV7L6xa2IvoX6HOX6eRVwHp2_w1fmR&index=2

エンディングでかかる曲。
ルイが誰もいなくなった家を背にして、床に落ちた小鳥(恐らくルイをイメージする幻想)が
大きく息をして息を吐いて動きが止まったところで、この音楽がかかる。

この音楽がかかった途端、『あー、もう終わっちゃった』と思うのは
いつものことで(結局、何回観たんだ?)。

この曲がかかるタイミングも絶妙。
最初の音が心に突き刺さる感じ。

ところで、この曲、字幕から想定する単語を全然聞き取れないので、
勝手にフランス語かと思っていたけど、タイトルが英語だった(驚)。
調べてみたら、英語の歌詞だった(汗)。
歌詞を元に聴き直すとちゃんと英語だった(苦笑)。

あのー、・・・エンドロールに載ってる歌詞の字幕は、
意訳し過ぎではないでしょうか(言い訳)。

そして追加で。

ムードFoals - Spanish Sahara
https://www.youtube.com/watch?v=YaVE4WVlsDQ&list=PL6yeeNNRNkDQmP28Rhht2mNxmMY3UwThl&index=7

やっと、聞き取れました。
さすが、UPLINKは音のバランスが良いv

これは、アントワーヌとルイがドライブする場面でカーステレオで流れている曲。
ずっと、何か流れているのは分かっているけど、どの曲か聞き取れなかった曲。

この場面、ルイとアントワ−ヌのすれ違いが切ない。
この2人、根本的に思考回路が違うんですよね・・・。
それなのに、ルイはアントワーヌに対して盲目的に慕っているので、
お互いに意思疎通が出来ていると勘違いしている。
アントワーヌの方は、ルイより単純思考の人物ではあるけど、
少なくとも自分はルイのことを理解出来ないということは分かっている(笑)。

ということで、結局口げんかになってしまう2人。
アントワ−ヌだって、ルイの事が理解できなくても、嫌いな訳ではないのに、
兄弟という近さから気遣いなくズケズケ言って後悔してしまうんだな。

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