moving （movies and musicals）コミュのラブ＆マーシー終わらないメロディー

LOVE & MERCY

ビル・ポーラッド

ジョン・キューザック/ 80年代のブライアン・ウィルソン
ポール・ダノ/ 60年代のブライアン・ウィルソン
エリザベス・バンクス/ メリンダ・レッドベター
ポール・ジアマッティ /ユージン・ランディ
ジェイク・アベル /マイク・ラブ
ケニー・ウォーマルド /デニス・ウィルソン
ブレット・ダヴァーン/ カール・ウィルソン
グレアム・ロジャース /アル・ジャーディン
ジョアンナ・ゴーイング
ディー・ウォーレス
マックス・シュナイダー
タイソン・リッター
ジョナサン・スレイヴィン
ダイアナ・マリア・リーヴァ
ニック・ゲールフース
ビル・キャンプ
ジョニー・スニード

幾多の名曲を世に送り出してきた伝説的ロック・バンド“ザ・ビーチ・ボーイズ”の中にあって、
その音楽的側面を一手に引き受けていた天才ミュージシャン、ブライアン・ウィルソンの波瀾万丈の
音楽人生に迫る感動ドラマ。（by allcinema）

タイトルを人の名前と勘違いしてましたよ。
ラブさんとマーシーさんの話かと思ってました（おいおい）。
ちゃんと単語を見たら、愛と慈悲ではないですか。

それはともかく、ビーチボーイズは陽気なサーフィンUSAくらいしか知らなかったので、
典型的なロックンローラーの自堕落な話かと思いきや、その部分のディープな部分は、
若いブライアンと年配のブライアンの間の出来事だったようで。

なので、スピリチュアルな精神的世界を音で具現化したような雰囲気でした。
映像がカオスになることはなかったし、

若い頃のレコーディング風景がとても面白い。
凡人には全然違いが分からない音の違いに拘ってたな。
そういうのを漠然と聞いて、いいなーって思うのが凡人の特権だな。

知っている曲は少なかったけど、暗い曲から明るい曲までとてもメロディアスで、
ひとことでまとめるとモーツァルトっぽいなって感じ。

ブライアン・ウィルソンを演じたｊジョンもポールも、どす黒い悪役をやらせたらピカイチ。
そんな個性が共通していて、今回は両者とも純粋な迷える魂を見事に表現していて、
新鮮でした。

ポール・ジアマッティはお得意のマネージャーポジション。
今回は、金持ちから搾取を狙った精神精神科医でしたが。

ブライアンと父親との確執も凄かったな。

あと、ブライアンのことを知っている前提で作られた作品という気がしたので、
予習が足りなかったなー、とちょっと反省^^;