moving （movies and musicals）コミュのロック・オブ・エイジズ

ROCK OF AGES
アダム・シャンクマン

ジュリアン・ハフ/シェリー・クリスチャン
ディエゴ・ボネータ/ドリュー・ボーリー
ラッセル・ブランド/ ロニー
ポール・ジアマッティ/ポール・ギル
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ/パトリシア・ウィットモア
マリン・アッカーマン/コンスタンス・サック
メアリー・Ｊ・ブライジ/ジャスティス
アレック・ボールドウィン/ デニス・デュプリー
トム・クルーズ/ステイシー・ジャックス
ヌーノ・ベッテンコート
デビー・ギブソン
セバスチャン・バック

80年代ロックをフィーチャーして大ヒットしたブロードウェイ・ミュージカルを「ヘアスプレー」の
アダム・シャンクマン監督が、トム・クルーズ、キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ、ポール・ジアマッティ
はじめ豪華キャストの共演で映画化。夢を追って都会にやってきた若い男女とロックのカリスマが
めぐり逢い、それぞれの運命が思わぬ方向に回り始めるさまを、80年代のロックンロール・ナンバーと
ともに描き出す。（by allcinema）

うーん、トムがぬめっとした上半身を晒してなければ
もっと好きになれたんだけど^^;
あれは生理的に受け付けない質感だわ。

トムの歌声は結構高いのね。
しゃがれてなくて、ハイトーンでもなくて、中途半端。
（ちゃんと歌えてはいました。）

ストーリーは元々期待してなかったので想定範囲内。
気に入ったのは音楽！
アレンジものも多いけど、レコード屋。タワレコ店内に流れていた
“Remember you（ skid Row）”と、シェリーがタイムカードをチェック
する場面で“Oh Shelly（Steve Perry ）”がワンフレーズほどチラっと
流れるとこが気に入った♪

アレンジものでは“Pour Some Sugar on Me（Def Leppard ）”が
オリジナルよりロックしていて良かった。
“Wanted Dead or Alive（Bon Jovi）”はいい勝負、かな。
でも“Paradise City(Guns N Roses)”はオリジナルに及ばないし、
長いから仕方ないにしてもかなり短縮バージョンになってて残念。

主人公青年の部屋に“Not fakin' it（Michael Monroe ）”の
アルバムジャケットのポスターが貼ってあったのがレアだった。
あのアルバムってＵＳＡでも発売されたんだっけ？
日本ではずいぶんと話題になってたはずだけど。

あと、マッシュアップの部分も良かったなー。

キャスト的に印象的だったのは、
史上最高にかわいい、アレックス・ボールドウィン。
“１Can't stop loving you（Van Halen）”があんな風に使われる楽しさは、
「ムーラン・ルージュ！」の“Like a Virgin（Madonna）”に匹敵するかと.。
アレックスの相棒さんも良かったなぁ。

キャサリンはＰＴＡママの筆頭株
リアルにそんな団体いましたよねーだったけど、
実は、一番格好良くロックしてたかと。

メアリー・Ｊ・ブライジのストリッパー店のアフリカ系おねーさん
も、良かったねぇ。

主役２人は可もなく不可もなくという印象。
周りが濃いんで、結局添え物になってしまった感じ。
両方とも実力はあると思うけど、個性は薄いと思われ。

あと、ポール・ジアマッティは、得意のあざとい系キャラ。
実がロングヘアってところがチャーミングでした。
しっぽついてるーって感じ
そこにロックの残骸を感じたけど、まやかしでしたね。

そんなこんなで気に入ったー。

この作品の舞台版、クリエ辺りでやらないかなー？
きっと楽しいだろうになー。
でも、チケットは、ジャニーズでも使わない限り、
売れないんだろうな^^;