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ポール・シニャックコミュのシニャック・カレンダー

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 今朝、久々にコミュの人数を見てみたところ、ちょうど300人となっておりました。
 メンバー300人記念に何かできないかなと考え、ちょうど1月ってこともありますんで、コミュニティのトップ画像を毎月入れ替えてカレンダーにするって企画を考えてみました。今のところ1月の画像以外はノープランですが、各月にふさわしい画像をトップにできるといいなあと思ってます。
 そんなわけで、トップ画像のご感想や、この月にはこの作品がいいってご意見などをお寄せいただければありがたいです。

コメント(23)

 まずは1月、『アビニョン・朝』って作品です。『朝ぼらけのアヴィニョン
』なんて邦題もついてるようですね。制作年は……1900年前後かな。今度しらべときます。
 これまで長いことトップ画像にしていた『アビニョンの教皇庁』って作品とほとんど一緒の構図なので、画像変更に気づかない人も多いかもしれません。ご自分の参加コミュ一覧を見て「あれ? 何か違う」と思って見に来た……なーんて方がいらしたら色彩感覚が鋭いってことでしょうね。
 光源の方向から考えて、シニャックは朝の光と夕方の光の対比を描くためにこの2作品を制作したのかなと思います。どちらの絵が好きかってのも、人によって意見が分かれそうですね。
昼食後に調べてみたところ、夕景を描いた『アビニョンの教皇庁』が1900年制作、そして『アビニョン・朝』が1909年の制作でありました。
よく似た構図でありながら、二作の間には9年間の隔たりがあったんですね。9年後に再びアビニョンを描こうとした背景には何かドラマがありそうです……
2月のトップ画像には、「雪のクリシー広場」(1886年)を選んでみました。
街の雪景色を描いた作品ってのもシニャックにしては珍しいですね。遠目に見てて、シスレーの絵だよとか言われたら信じちゃいそうです。

2月には雪景色にしようと思って選んだ作品なんだけど、巷はすっかり暖冬&春の陽気ですね。次回は何かあったかそうな作品にしようかなと思ってます。
3月のトップ画像は、「井戸端の女たち」(1892年)です。
英題は「Young Women of Provence at the Well」となっていて、日米でヤングがつくかどうか違ってるようdす。フランス語は分からないけど、原題はどうなんだろう?

スーラの影響を受けまくってた時期の作品で、黄色っぽい画面が3月っぽいかなと思って選んでみました。2月のトップにシニャックっぽくない画像をのせたら若干コミュのメンバー数が減ったような気がするんだけど、今度はどうなることやら……
リー・リンチェイさん、情報ありがとーございます。
どうやら英題の方が脚色入ってるようですね……
「井戸端の女たち」、色使いがスーラっぽいだけじゃなく、構図というか画面構成の点でもスーラの「サーカス」を意識した作品だそうですよ。それがリー・リンチェイさんの第一印象に影響を与えたのかも、
4月のトップ画像には、『Antibes, the Pink Cloud』(1916年)を選んでみました。
邦題では『アンティーブ、バラ色の雲』なんて訳されてるようですが、今月だけははぐっと意訳して『桜色の雲』なんて訳したいところです。ヨットを囲む水面が、散りつもった桜の花びらみたいに見えませんか?

個人的な事情ですが、4月はちょっとばたばたしてネットから遠ざかりそうなので早めに画像変更をしてみました。ちょうど各地で桜が咲く時期にアップできたかな?
もし今後僕が無理な場合があったら、副管理人の茉莉花さんが画像を変更することって可能でしょうか?
4月の絵綺麗ですね〜目がハートこうゆうのがスキ
って今ごろ気付いて。。。もうすぐ変っちゃうんですね涙
私たけさんみたいにいい絵のストックがないんですよ〜
がんばってupしてくださいマセ
 新緑の5月は、『The River Bank, Petit-Andely』(1886年)をトップ画像にしてみました。
 邦題では『プティ・タンドリの河岸』とか『レ・ザンドリー、河堤』なんて訳されてるようです。フランス語の発音から訳すか英語読みした発音から訳すかの違いかもしれませんが、つくづく絵画の題名の翻訳って謎ですね……

 実のところ、シニャックがこの作品を描いたのは夏のことだったそうです。夏には毎年海辺でバカンスを過ごすのが習慣だったけど、この夏だけは第2回アンデパンダン展の準備のためにパリから離れられず、パリ郊外のセーヌ河畔で過ごしたんだとか。
 だから描かれてるのは新緑ではなく夏に生い茂ってる草木なんですが、22歳のシニャック青年にとってはこの時代そのものが若葉の季節だったように思います。1884年にアンデパンダン展の旗揚げ作業の中でスーラと出会い、共に新印象主義を立ち上げていこうとしていた時期の作品なんですね。新たな技法を得て活き活きと自らの表現を追求していく姿勢が伝わってくるようです。

 シニャックはこの後、「井戸端の女たち」(1892年)のような天才スーラの強い影響を感じさせる作品を数多く制作していくことになります。シニャック独自の画風が確立されるのはスーラの夭折とそのショックからの快復を経てからのことになるようですが、例外的にこの時期の作品にはシニャックらしさが漂っているような気がして、シニャックを好きな人にはぜひ知っていただきたいと思ってます。一昨年のオルセー美術館展で本物を見られた時には嬉しかったなあ……
6月のトップ画像は『パラソルを持つ女』です。
制作年代やモデルについてあれこれ書こうかなと思ったんですが、ちょいとバタバタしてるのでとりあえずタイトルだけ。
ていうか皆さん、予備知識なしでこの女性が誰だか当ててみませんか? シニャックのほかの作品にも出てる方です……
7月に入ってだいぶ過ぎちゃいましたが、今月のトップ画像は1931年作の水彩画『バルフルール』です。
『サントロペ』ってタイトルと一緒で、シニャックが気に入って住み着いた土地なので同じタイトルの作品がいっぱいありますが、この作品は虹が描いてあるのが特徴ですね。この光景みたいに雨雲が割れて梅雨が明けることを祈って……
八月のトップ画は、1896年作の「Moulin D'Edam」です。
各地から梅雨明けと猛暑の報が届く中、大きな扇風機で涼んでいただければと……
毎月のTOP絵更新を楽しみにしております。
シニャックの絵は一度しか見たことがないので、
いつかもう一度生で見てみたいと思います。
いやー、マイミクさんから指摘されるまで九月の更新をすっかり忘れてました。
皆さん「あれ、変わってないぞ」と思ったら書き込みよろしくね……

で、九月の画像は1902年の作品『オーセールの橋』です。緑の木々がちょこっとだけ黄葉してる感じが初秋っぽいかなと。
箱根のポーラ博物館所蔵だし、巡回展で日本じゅうを回ったので実物を見たことある方も多いかもしれませんね。
だいぶおそくなりましたが、十月のトップ画像は『ポン・デザール』、1925年の作品です。
パリのセーヌ川にかかる橋の中で、シニャックはこのポン・デザール橋を何度も描いてます。ちゃんと勘定したことはないけど、ポン・ヌフよりポン・デザールの方が好きだったようですね……
11月のトップ画像は1928年作の『ポン・デザール』です。10月の『ポン・デザール』と比べると、同じ橋でもずいぶん雰囲気ちがいますね。
横長のカンバスは橋を描くのにぴったりで、実物は画像よりはるかに迫力と輝きに満ちてました。2008年に東京都美術館に展示された際にはパリの大きな地図もどーんと展示されて、橋の位置関係も把握できて楽しかったっけなあ。
11月の『ポン・デザール』を所蔵してるのはこの橋の右岸にあるカルナヴァレ美術館。シニャックというと左岸にあるオルセー美術館のイメージがありますが、ポン・デザールを渡って二館をはしごしても楽しそうですね。
12月のトップ画像は、『フェリックス・フェネオンの肖像』です。
制作年度は1890年。旗揚げ間もない新印象派を応援してくれた批評家を、新印象主義の技法を駆使して描いた作品です。派手な背景がクリスマスっぽいかなーと思って12月の画像にしてみました。

……てなわけで、これで一応、12回にわたって画像を替えてきたカレンダーも一段落。さすがに来年もやるのはしんどいので、今後はなんかの話題のきっかけがあったらトップ画を替えるってことにしていこうかと思ってます。
今日から管理人のネット環境が悪くなるので、トップ画像を変えておきました。
これまで何度か話題になった「ポン・デ・ザール」。ちょっときれいめの画像を手に入れたので……

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