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まちづくりの達人!集まれ!コミュのパタン・ランゲージとまちづくり(C.アレグザンダー考)

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クリストファー・アレグザンダー(Christopher Alexander)の提唱したパタン・ランゲージ(A Pattern Language)は建築や都市計画の理論として包括的にまた図や写真を多く取り入れ具体的なイメージを掴みやすくに書かれています。

         ***

パタン・ランゲージは、真鶴町のまちづくり条例、川越一番街のまちづくり規範などの参考にもされ、住民の参加プロセスが機能することや建物改築新築などの際にチェック機構として機能しているようです。

1.『時を超えた建設の道』
2.『パタン・ランゲージ ー環境設計の手引き』
3.『オレゴン大学の実験』

これが三部作で1が理論編、2がリファレンス・資料集、3が実際に行ったケースとなっているようです。
これ以前の書は、

4.『形の合成に関するノート』

がありますが、お小遣いが底をつきました、、(哀、、、大学の図書館にはあるようです。)

三部作から10年後の書は、

5.『まちづくりの新しい理論』

で、住民の意思が計画段階から反映されるようなプロセスをつくり継続的に徐々に行っていく大切さを訴えているように感じました。
このプロセスがなければ、形をまねしてみてもどうもだめのようです。

川越の「まちづくり規範」は150頁もありますが、パタン・ランゲージの形態をとり、シンプルに明確にわかりやすい表現で関連のあるところから読み進めることができ非常に美しくかつ理由付けも良く理解できるように工夫されていて、感銘をうけました。このようなものが自分のまちにも欲しかったと強く思いました。

真鶴町のものは「美の条例 いきづく街をつくる」にパタン・ランゲージと条例の相違や葛藤などの過程なども細やかに記載されていました。

私自身はパタン・ランゲージに記載されている、自然と環境という大局から、都市、街路、建築、部材や工法、個人を表す小物までの
流れと関連事項へのリンクの見事さに感銘をうけながらも、どことなく感じる「違和感」を同時に感じており、それがなにからくるものなのか、疑念というよりは不安感が拭い切れない現状があります。

みなさんからお教え頂きながらいっしょに勉強していきたいと思います。

*キーワードとしては、「パタン・ランゲージ」、「無名の質」、「都市はツリーではない、セミラティスである」「漸進的な構築」「参加プロセス」でしょうか。

コメント(8)

パタンランゲージ、懐かしい響きですね。アレグザンダーには
実物にお会いしたこともあります。10数年前、地元の公営住宅の
立て替えの際、住民が、自治体が出してきた案に対抗してアレグザ
ンダーに依頼し、彼がデザインしたものを対案としてぶつけました。

そのときの3D(ジオラマ?)も見せてもらいました。自治体案が
中高層だったのに対し、彼のものは既存住宅に近い低層のもの。
みごとなテラスハウスだった記憶があります。

当時はフツーの子育てかーちゃんをしていて、住民への広報チラシ
を作ってと頼まれたのが、彼を知るきっかけであり、まち歩きの
ワークショップなるものも生まれてはじめて経験し(しかも
その凄みを知ったのはずっとあと)、自治体がけんもほろろに
相手にしなかったプロセスを見たのもそのときが初めてでした。

tadさんが感じられる「何か」は、ひょっとしたら、彼の建築家
として、またアーティストとして、見える世界への違和感では
ないでしょうか。彼の論理に基づく、人の住まう空間への美意識が
時としてしっくり来なければ(それはアレグザンダーに限らず)、
だれもが感じる不安感になると思います。ちょっと単純でしょうか?
小龍さん、こんにちは、いつもコメントありがとうございます。

アレグザンダーさんにお目にかかることから、まちづくりデビューへとなったのですね。

違和感の第一の原因は、わたし自身が、やはりまだ深く勉強していない点にあります。『まちづくりの新しい理論』の注釈を良く読むとアレグザンダーの考え方の解釈で翻訳者達の議論の後も書かれていました。

tad
はじめまして、4月につくばへ転職し住宅建設と
ちょっとだけ街づくりの端っこに関わっています。

このエリアはつくばエクスプレスが一昨年開通し
それまで陸の孤島だったのが東京まで45分と利便性が
一気に向上し、沿線開発で8つの街づくりプロジェクト
が始まっています。

すべてのプロジェクトが完成すると3万戸の住宅と
10万人の居住が実現されるのです。

そんな大きな街づくりなのですが疑問があります。
それは木や森を切り倒したまっ平らな造成がどんどん
進んでいくことです。

そこには「環境共生」を掲げた住宅地が造られ新たに
植栽がなされます。

高度成長期以来繰り広げられた土木開発が同じように
行われ、贖罪のように樹木が植えられて行く・・・・
そんなんでいいのかなと思うのです。

アレグザンダーは15年ほど前に中埜博さんを通じて
知りました。千種の高密度低層住宅の件も聞き、開発後
の姿も見に行きました。その考え方には共感できました。

自分が街づくりに関わること隣、何か縁があった
のだなと思い、再度勉強しなおそうと思っています。

よろしくお願いします。




つくばじゅんだすさん、こんにちは。

30年前、千代田区民だったtadです。
当時筑波へは直行バス行ってました。特に帰路ですが、渋滞に巻き込まれると、、大変でした。

当時のつくばの研究学園都市は大きな4車線の主要幹線道路からいっぽ旧道にはいると6mとか4m幅員の道路になり、畑があり、小さなお宮があり、トトロがでてきそうなのどかな雰囲気でした。

中埜博さんの著書「パタンランゲージによる住まいづくり」は読んでおりました。著者ご自身はUC・バークリーに個人が施主として意志決定出来ることに主題がおかれていたと思います。

さて、アレグザンダーは、プランニングの時点から利用者や住民の参画を主張されていましたが拙速性を重視した開発では難しいのかもしれません。

でも、なにかできないでしょうか、、ねえ・・・・

tad
千種台の建て替え後、住民のキモチが変化してしまいました。

何より子どもに冷たくなってしまいましたよ。とほほ。。。

テラスハウスだったころは、じいちゃんばあちゃんも、あちこち
出没してはどこかで声がしていたものだけど、今はケアハウスの
ワゴンでどこかに行ってしまいます。

住宅の中にあった「すきま」がなくなって、子どもたちは
住まいの近くで遊ぶことはできなくなってしまっています。

千種台を見学に来られる方は「公園」みたいですね、とか
「きれい」ですね、とか言われるけど、「汚かった」時代の
方が、子どもも年寄りも、もうちょっと元気があったように
思うのです。

ま、15年たってしまったので、当時ほど今の子どもが
元気あふれて、というわけにはいきませんし、声高に世間話を
していた年寄りも、めっきり老け込んだだけなのかもしれませんが。

(アレグザンダーの話とはずれましてすみません)
すべてをまっさらにして進める都市計画のアンチテーゼ、
的な印象を受けます。日本の開発で必要な部分じゃないでしょうか。

村落的な部分がもっと都市に残れば、
郊外における都市計画はうまくいったのかもしれないなあ、
って若林幹夫の本を読みながら漠然と考えていました。
>中埜博さんの著書「パタンランゲージによる住まいづくり」は読
>でおりました。著者ご自身はUC・バークリーに個人が施主として
>意志決定出来ることに主題がおかれていたと思います。

途中抜けてましたすいません。

著者ご自身はUC・バークリーに行かれてアレグザンダーに師事されていましたが、この本のなかでは、個人が施主として意志決定出来ることに主題がおかれていたと思います。

に訂正。



小龍さん、こんにちは、

「どこにも老人」はパタン・ランゲージの何番のパタンでしたでしょうか?(笑)そうゆうのがあるんですよね。

http://www.myjo.org/plan/0202.htm

狭い通りであそぶ子供達にはかつては大人の目が行き届いていたようです。

ケアの方向が違っていたのでしょうか。
今の就業形態が制約条件になっていて現在のサービスになったのとも思います。
お年寄りの多くは元気です、これからのまちづくりのお話しを聞くとよくおこられたりしましたが、これも参加のパタンなのでしょう。もちろん優しい人達も沢山います。


4 4 0 5さん、こんにちは、

>村落的な部分がもっと都市に残れば、
>郊外における都市計画はうまくいったのかもしれないなあ、

これを阻害する要因はなんでしょうね、キモチとコストでしょうか。

必用とわかっているけど、できないでいる現状がある。望みながら別のものになっていく。

法的にしばりを設けるのがいいのでしょうか。
野放しにしている行政プランナーだけがわるいのでしょうか。

tad
tadさんこんにちは

>著者ご自身はUC・バークリーに行かれてアレグザンダーに師事されていましたが、
この本のなかでは、個人が施主として意志決定出来ることに主題がおかれていたと思います。

そうなのでしょうね。近々に中埜さんに会いたいと思っているので本人にも聞いてみますね。このコミュニティがあることをとても喜ぶと思います。


小龍さんこんにちは

>何より子どもに冷たくなってしまいましたよ
>じいちゃんばあちゃんも、あちこち 出没してはどこかで声が
>住宅の中にあった「すきま」がなくなって、
>「公園」みたいですね、とか 「きれい」ですね、とか言われるけど、

やっぱりそうなんですかあ〜〜予感が実感になってしまいました。
悲しいことですね。

私は
「子供にあったかい街」を作りたいのです
それは「多世代で」「子供中心で」「微妙な距離で」

それが「つくば」でできる可能性があります、
まだまだ「可能性」だけですが。
だからつくばに来たのです。

4405さんこんにちは

>村落的な部分がもっと都市に残れば、
郊外における都市計画はうまくいったのかもしれないなあ

阻害する要因は「経済合理性」です。行政や都市機構は借金を減らす
ことが最優先課題なので「早く」「高く」売ることしか考えていません。
民間大手は「ユーザー受けする範囲」でしか実現しようとしません。
一般的なユーザーは見栄えが「公園みたい」「きれい」だったら喜びます。

実はつくばでこのことを実現しようとしているプロジェクトが
あります。中根・金田台地区の開発(通称:なかこん)です。
ひとつの宅地区画に緑住農の要素をセットするという新しいコンセプトを持っています。
そしてこの開発をリードしているのは「地権者」つまり地主です。
これは前例の無いとても面白い仕掛けです。

下記URLのなかで少し紹介されています
http://cms.city.tsukuba.ibaraki.jp/071000/modules/wordpress/index.php?p=42



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