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クリエーター・マネージメントコミュのプロデューサーの考えてる事

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マネジメントの技法とか、今はたくさん本ありますが、体系的にこの業界はまだまとまっていません。
そこで、自分達のノウハウとか経験をこのスレで語っていきましょう。
あまり肩肘張ったオフィシャルなものにすると書きづらいかな、と思いまして。
質問とかもこのトピックでいいかと思います。
語りましょう。

コメント(5)

・クリエイターとはサービス系接客業である

私がいつも思っていることです。
クリエイターさんはたいてい、自分が好き勝手描いた絵を「見てくれ!」と置いています。
もちろんそれはそれで悪くないことですし、それで仕事を実際に取って、生活が成り立っている方も多いです。
ただ、それはあくまでも、たまたま時流とチャンスとクライアントの必要とするところがマッチングした為に、仕事が発生したに過ぎません。

私はいつもクライアント志向、消費者志向をクリエイターの皆さんに説いています。
仕事で絵を描くとは、好きな絵を好きに描いて、楽しく仕事をすることじゃありません。
むしろ、あまり知らない担当者や、向かい合う市場の事を考えて、ガチで勝負する頭脳の肉体労働です。

誰でもできることならあなたじゃなくてもいい、あなただけの強みは何?
私が、クライアントがあなたに仕事を頼むのはなぜなのか?
私は今後のあなたに何を求めているか?
市場や消費者はどういう商品を求めているか?
私は常にクリエイターさんに「考えることを促す」ようにしています。
これを理屈っぽいとか鬱陶しい、という方ももちろん居ます。
しかし、広告業界ではブレーンストーミング(ブレスト)と言って、特にプランナーやディレクターにはこういうものが求められます。

私は一人一人のクリエイターさんが、一歩先に進み、自分で考え、自ら提案をしたり、批評やマーケティングができるような人になってほしいと考えます。
プロデューサーとして、クリエーターをクライアントに紹介するとき、なぜこの人をクライアントに紹介するのか?
私は胸を張って彼を推薦しますと言いたい。
そして、その人とパートナーとして仕事をしたい。
ただの中間マージン搾取者なら、それこそ「どこの誰がプロデューサーでも問題ない」わけです。

プロデューサーは、クリエーターとクライアント、どちらにとっても良きパートナーでありたい。
そう考えるが故に、私はいつも、メッセンジャーなどでクリエーターさんとよく、他愛もない話、世間話をします。

ただ突っ走るだけではない、その人の方向性や、指向性、市場とのギャップを埋めたり、等々が私の仕事です。
そして、いかにそれをスムーズに、わかりやすく伝えられるのか、今の私の課題です。

クリエーターは、接客業の最前線であると思います。
但し、接客をするのはその人が紡ぐ言葉や絵、作品そのものです。
私達がデパートや飲食店などで、とても心地よいサービスを受けたとき、店員さんを尊敬したり感謝したりするでしょう。
私達はその満足するサービスを受ける為にお金を払っています。
そして、あなたの絵にお金を払うお客さんは、あなたのサービスを望んでいます。
それは、あなたが「自分勝手に押しつけるサービス」であってはいけません。
お客様が満足してもらえる、そんなサービスを提供せねば。
その為には、お客様が求めるものは何か、市場(消費者)が求めるものは何か、それを意識して作品を創ることが大事です。

クリエーターがクリエーターとしてこの世界に生き残るために必要なこと。
それは少しでも高い満足と、品質を追求すること。
そしてプロデューサーは、同時にマネージャーとして、彼らを一流の接客業に育てることが求められると考えます。
・プロデューサー(マネジャー)は必要なのか

さて、今回は少々自己批判を展開してみようかと思います。
これほどインターネットが発達した昨今、果たしてプロデューサー(マネジャー)は必要なのでしょうか?
かつてと違い、データベース化されたインターネットの海に、クリエーターの方は星の数ほどおられます。
実力のあるアマチュア、円熟のベテラン、抽象画、写実画、広告デザインにポップイラスト、あらゆるジャンルをそのキーワードで検索すれば、フリーランスの作家はいくらでも見つかります。

クライアントの立場で考えてみます。
まさに私達は発注する側であり、あらゆるものが選り取りみどり、という素晴らしい環境にあります。
さて、そこでクライアントである私は考えます。

「私が欲しいのは新しいコーヒー豆の販売の広告と販売促進。
 新しいコンセプトのカフェは既に建設が終わっている。
 広告費用はそれほど無い、チラシとWebデザインをして欲しい」

プロデューサー(マネジャー)を通せば、これは彼らの給与や手間賃を取られる事になります。
だからこそ、こんなネットの発達した時代、自分で探せばいい。
そうすればコストも下がるじゃないか、何の問題がある?
……誰もがこう考えられることでしょう。
しかし、そのような方に私ははっきり言わせていただきます「そんな考えでは誰に頼もうと同じ」です。
私のような若僧がこういうことを言ってはいけないのかも知れませんが、こうしたものには一種の法則や決まり事があり、ベテランであれば顧客の思うとおり、つまり、クライアントが「怒りもしないけど絶賛もしない」何とも無難な広告が完成します。
無論それを逸脱すればインパクトが取れて良いというわけではありませんよ。
それを守りつつ、その殻を破るにはどうしたらいいのか?
フリーランスのクリエーターも一人一人が無論それを一生懸命考えています、それで成果を出している素晴らしいクリエーターもいます。
しかし、顧客のあなたが選んだクリエーターは、本当にそういうクリエーターなのでしょうか?
実績が多いから素晴らしいんだ。
僕は彼の個性が気に入った。
もちろん結構な事です、しかし、それだけで本当にあなたの思い通りに全て動くのでしょうか?

餅は餅屋、ということわざがあります。
コーヒー屋さんはコーヒーの専門家であって、クリエイトの専門家ではありません。
私たちはコーヒーの事はせいぜいブルーマウンテンが高いとか、ジャワコーヒーは酸味がある、ブランドにはネスカフェやオガワやキーがあるなどはわかっても、それ以上の事はわかりません。
私たちは、専門家の意見を仰ぎ、彼らの提供する一流のサービスを感じるのです。

私たちプロデューサー(マネジャー)は、どうあるべきか?
クリエイターとクライアントの関係を円滑にし、最大限の効果を引き出せるということ。
お客様の考えを形にすることも大切です。
そしてそれを共に考え、提案し、お客様に適切にお伝えすること。
それを形にするための様々な方法や手段を見せられること。
クリエーターの皆さんはお客様とのコミュニケーション、業者との折衝が極端に苦手な場合が多々見受けられます。
そして、それを知っているが故にイエスマンにならざるを得ない方や、いつしか「クライアントの無難な満足を得る事に始終し、そこで完結してしまうクリエイター」、こんな方がたくさん出てきます。

私たちはクリエーターさんには安心してその創造の翼を広げてもらえる広いフィールドを。
クライアントの皆様には、その翼を広げることを理解し、そして、共にそれを創るということを知っていただく。
最終的にそれを見る消費者の方々が最も満足する商品を提供する。
私たちは縁の下の力持ちであり、舞台をもり立てる為の黒子であり照明であり音響であり演出家なのです。
そしてそのステージでスポットライトを浴びるのはお客様と、クリエーターです。

また、私はよく、プロデューサー(マネジャー)をバーテンダーにたとえます。
カルーア、ベイリーズ、カシス、パッソア、ペシェ、様々なリキュール類は、多くの個性を持つクリエイター、一人として同じ味が無い。
お客様を見て、私たちはその時に最も必要とされるものを判断し、最高のカクテルをお出しする。
そして、それらカクテルを最高の状態に保つ事のできる、最高の味に熟成することのできるバーテンダー。

プロデューサー(マネジャー)はただのピンハネ業ではありません。
ネットが発達したところで、消えることもありません。
とんがった個性、丸い個性、赤い個性、青い個性、それらを上手く取りまとめるというとても大切な仕事です。
私たちは、プロフェッショナルなのです。

私は一人のプロデューサー(マネジャー)として、やっと1つのスタイルを確立できてきたと思っております。
各種クリエイターという最高のリキュールと、それを求めて足繁く通って下さるお客様。
今後とも、さらなる満足を提供するにはどうしたらいいのか、考えていくつもりです。
初めまして。
私はフリーですが、たぶん同じようなことをやってると思います。(ほとんど何でも屋ですが)

自分はもともと”物づくり”の方でした。
でも今は”事づくり”の方です。
事づくりと物づくりがあってクリエイティブが生まれるわけで
プロデューサー(エージェント)は必要ですよ〜。

だけどその前にそもそもクリエイターとは何か、
私は良く考えます。まだ説明がつく言葉がうまく見つかりません。
アーティストとデザイナーの違いは説明できます。
その話をよくデザイナーと呼ばれる人たちにはしますが・・。

最近はオペレーターと呼ばざるえない自称クリエイターが
多いような気がします。

コミュニティに参加させていただきます☆
宜しくお願いしますm(__)m
揚げ足を取るという意図は、微塵もないことをご理解して頂いた上で・・・

プロデューサー(マネージャー)もしくは、プロデューサー(エージェント)という表示を目にして、少々、困惑しています。

僕の知る音楽業界では、マネージャー(エージェント)という表現は、成立しますが、プロデューサーとマネージャーは、全く違う立場ですし、仕事の内容も違います、事実、プロデューサーがマネージャーを抱えていることも多くあります。

プロデューサーは、制作者(予算と制作の管理)、マネージャーは、プロデューサーを含むクリエーターのビジネス面(スケジュール、料金交渉)の管理人と考えています。
ちなみに本来は、日本の芸能界で云うところの多く(ほとんど)のマネージャーは、「付き人」もしくは、「パーソナル・アシスタント」という分類になります。

これは単なる各業界間での名称の違いなのでしょうか?
それとも業界を問わず存在している認識なのでしょうか?

ふと疑問に思いましたので書き込みさせて頂きました。
>ちまきさん

私は基本的にものづくり(絵・音楽・シナリオなどの3種類)のみ限定してクリエーターさんと言ってます。
絵と言ってもイラスト関係のみで、油彩や水彩してる人はアーティストさん、って言ってますけどね。
あくまでも私個人がなんとなく、世間でこういわれてるだろうなというものに基づいて言ってるだけなので、定義も確かに曖昧かなと。
基本的に向上心や責任感やプロ意識の無い人をクリエーターさん、とは言いたくないのは事実ですねー。

>mixkenjiさん

私らの業界では、兼任してる人が多い状態です……
芸能界や音楽業界なら無論、完全に分業しているし、ゲーム業界やコンテンツ業界でも大手なら確かに独立した部門、職業かなと。
mixkenjiさんのおっしゃることでおおむね業界問わず意味はあっています。
なんだか主観的な書き込みになっていたようで、混乱させてすみませんorz
私も色々な方の意見を聞きたいので、今後とも宜しくお願いします。

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