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問いかけと独りよがりな解答。コミュの自由意志について。

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日記からの抜粋です。
手抜きですみません。
説明がわかりづらかったら質問してください。


自分の意思が脳によって生まれるということに反論を唱える人間は少ないだろう。
疑うなら脳の思考に必要な部分を少し削ってみればいい。途端に思考が困難になるはずだ。

ではその意思。
基本的に脳の中の電気信号の動きによってどのような判断が下されるか決定する。


ここで、形も色もまったく同じ右にある箱と左にある箱どちらを選ぶかせまられた場合を考えよう。

脳科学者ではないのでこういう表現が正しいのかどうかに自信はないが、ニューロンXからニューロンRに電気信号が伝わったら右の箱を選び、ニューロンXからニューロンLに電気信号が伝わったら左の箱を選ぶとする。

結果として被験者Aが右の箱を選んだとする。

脳内で起こったのは、ニューロンXからニューロンRへの電気信号の伝播だ。

さて、ここからが問題。

ニューロンX→ニューロンRの電気信号は、物理法則に従い起こるべくして起こったのか、それとも「自由意志」とやらがRとLで悩んだ末Rと決定したのか?

もしも物理法則によって決定されたのだとしたら、自由意志なんて存在しないことになる。
なぜなら決定を下すまでもなく、その瞬間に「右の箱と左の箱の選択」というインプットを与えられたら、「右の箱を選ぶ」というアウトプットになるというのはすでに確定しているのだから。

もしも「自由意志」が右か左かを決定したなら、これは物理学上の大発見だ。
なぜなら電子によって構成される電気信号を、「意志力」によって動かしたからだ。
電気信号がRに行くからLに行くか決まってない、しかし「意志力」によってRに向かわせたということになる。
念力に近い。

どちらの結果にせよ、人類には大問題だ。
自由意志の存在を否定するか、物理的エネルギーではない「精神力」のようなものを認めるか。

みなさんは、どちらだと思いますか?

量子力学のコペンハーゲン学派の考え方を入れるともっと複雑になるのだけど、今回は電子を古典的に捉え、単純化しました。

コメント(11)

要は「因果律」が成り立つかどうかってことですよね?


直感的にはノーかな。
ニーチェの言う永劫回帰の下で、「人生100回繰り返しても同じものになる」とは思えないので。

ただ、直感で何かを選んだとき、それは自由意志なのかランダムな試行の結果なのか・・・よくわかりません。
もう少し時間をいただきます。


ちなみに「自由意思があるか否か」、これはカントの挙げた二律背反の1つで結論は出せないそうです。
>SHUNさん
因果律って調べてみたら「原因と結果」の関係のことみたいですね。

因果律は成り立つような気がするのですが、この話とはどういうふうに関わってくるのですか?

>二律背反

結論が出ないのは薄々感じていましたが、1番のコメントで問いかけが終了してしまうのは予想外でした(笑)

では感想の場ということで。
>因果律

自分がある決断をしたということは、それに先行する何らかの原因があるはずで、その原因に従っただけ。
これを繰り返していく過程で「意思」が出てこないので。


>二律背反

まあ、カントが言ってるだけですし。
俺としては「脳への電気的な刺激と、思考は等価か?」って問いだけでも興味深いので楽しめますが。
因果律の考え方でいうと、ひとつの原因に対して、いつも結果は1つなのでしょうか?

1つだとしたら因果律が成立するなら、自由意志はないことになりますね。

じゃあ私の考えてる「この自由意志のある私」はなんなんでしょう?

いちおう好き勝手やってるつもりなのですが。
う・・・.ひどく難しい話ですね...
ま,面白いですがね!

>「脳への電気的な刺激と、思考は等価か?」
直感的には,等価ではない,かな.
なにかこう,受け皿のようなものがある気がします.
まともな答えを思いついたら,また書きます.

>ひとつの原因に対して、いつも結果は1つなのでしょうか?
「ひとつの原因」の範囲をどこまで広げるかが問題のようにも思います.電気的な刺激と(上記の)受け皿をひっくるめて「ひとつの原因」と拡大解釈するならば,いつも結果は1つなのではないでしょうか.それは,「あの人(受け皿)だったら,ああされれば(電気的信号を得る),こうするな」というのが大よそ把握できるようなものです.

トピを読んで,2つ,思い出したことがあります.
「ロボトミー手術」と「ラプラスの魔」です.

>脳の思考に必要な部分を少し削ってみればいい。途端に思考が困難になるはずだ。
これ,ロボトミー手術のことでしょうか?思考が困難になるかどうかはわかりませんが,自分の意思(復讐)で殺人を犯した患者さんもいたようです.削り方によるのだろうけど,そう簡単に思考はなくならないようです.

>今回は電子を古典的に捉え、単純化しました。
ラプラスの魔って,全ての現象を予想できる超越者でしたっけ?でも,これは存在しないはずなんですよね.となると,「物理法則に従い起こるべくして起こる」ことなんてないんじゃないかしら.つまり,自由意志を認めるかどうかは別にして,少なくとも古典的物理学の範囲で「物理法則に従って行動が決まる」ことはないような,気がします.
>因果律
>ひとつの原因に対して、いつも結果は1つなのか

選択肢は幾つかあっても、ある局面で何かしらの結果が出力されたことは必然であるという意味です。
日記でいうと
>物理法則に従い起こるべくして起こったのか
これを認めるかどうかです。
脳科学に関する本を読みました。

まず訂正。
脳内の電気信号は電子ではなく、イオンによって発生しているとのこと。

そして今回のテーマに関わる話もありました。

「自分の好きな時にスイッチを押してください」と伝えてスイッチを渡し、脳内の活動を調べる実験があったそうです。

すると運動前野という運動をプログラムするところが動き始めて、それから1秒たってから「動かそう」という意識が現れたそうです。

つまり自分が「動かそう」と思ったから動かすのではなく、脳が動かすことを決定してから、「動かそう」と自分で考えるようです。
>かーくんさん
そうなると、「動かそうと考えた自分」よりも先に「動かすことを決定した脳」という存在が興味深いですね。脳は自分の一部なのか、自分が脳の一部なのか…。意味不明…。
無意識の活動は自ら決定できる訳ではないので人間に自由意志はないと思いました。
>やぎぃさん
いくつかの意見に答えてなかったですね。

ロボトミー手術に関しては、言語を司る部分を削ればしゃべれなくなり、見ることに関わる部分を削れば見えなくなることから、思考を司る部分を削れば思考できなくなると考えました。
削る場所によっては影響ないかもですね。

ラプラスの魔って聞いたことあるようでいて結局やぎぃさんの言ってることがわからないのでもう少し詳しく教えてもらえませんか?
今のところ古典物理学ならば「物理法則に従い起こるべくして起こる」と考えています。
なんか9の発言で自分が「人間に自由意志はないと思いました。」なんて平然と言ってるのを読んでびっくりしました。

じゃあ今ここでコメントを書いてる俺の意思は一体何!?

7の実験に関して、もしも人間の自由意志とは関係のないところで人の行動が決定づけられているとしたら、この自我というものは何のためにあるんでしょうか?

自我において考えなくても脳が結論を下すなら、自我なんてものがなくても私は食べ、私は遊び、私はミクシィするわけです。

じゃあ何のために自我があるんでしょうか?

考えられるパターン
・実は意味や目的はなく、脳の発達段階で偶然生まれただけ
・自我の存在は生命、もしくは高等生命に必要不可欠だからこそ存在する→じゃあなんのため?

なんだか植物や昆虫が自我を持っているようには見えない(証明はできませんが)のを考えると、私は前者な気がしてきます。

そう考えると、「かーくん」という自我は、「脳が物理法則によって決定したことをいかにも自分自身が決定したかのように感じながらただ流されていく存在」となるのでしょうか。

悲しいような、儲けモンのような。

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