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野口雨情の詩・歌詞が好き!コミュの童謡・新民謡

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野口雨情の作詞した童謡や、「波浮の港」などの新民謡のトピックです。同じ新民謡でも、地方小唄はのぞきます。

コメント(16)

「鶯の夢」

梅の小枝で
梅の小枝で 鶯は
雪の降る夜の 夢を見た

野にも山にも 雪ばかり
サアラサアラと 雪ばかり

雪の降る夜に
雪の降る夜に 鶯は
梅の花咲く 夢を見た

野にも山にも 梅ばかり
チイラチイラと 梅ばかり
「雨降りお月」

雨降りお月さん 雲の陰
お嫁に行くときゃ 誰と行く
ひとりで傘 さして行く
傘ないときゃ 誰と行く
シャラシャラシャンシャン 鈴つけた
お馬に揺られて 濡れて行く

急がにゃお馬よ 夜が明けよ
手綱の下から ちょいと見たりゃ
お袖でお顔を 隠してる
お袖は濡れても 干しゃ乾く
雨降りお月さん 雲の陰
お馬に揺られて 濡れて行く
「青い芒」

青い芒に 蛍の虫は
夜の細道 夜の細道かよて来る

細い芒の 姿がかわいネ
かわい姿に こがれた蛍ネ

夏の短い 夜は明けやすい
夜明け頃まで 夜明け頃までかよて来る

夜明け星なら チラチラチラと
夜明け星なら 夜明け星ならチラチラと

かよちゃ来なされ 芒のかげにヨ
芒ゃ姿は 細くてかわいヨ

明けりゃ一夜は 短いとても
寝ずにかよえば 寝ずにかよえば夜は長い
「信田の薮」

お背戸のお背戸の 赤とんぼ
狐のお話 聞かせましょう

絲機七年 織りました
信田の狐は 親狐

信田のお背戸の ふるさとで
子供にこがれた 親狐

お背戸のお背戸の 赤とんぼ
明日のお薮に 来てとまれ
来てとまれ
「波浮の港」

磯の鵜の鳥ゃ 日暮れにゃ帰る
波浮の港にゃ 夕焼け小焼け
明日の日和は ヤレホンニサ
なぎるやら

船もせかれりゃ 出船の支度
島の娘たちゃ 御神火暮らし
なじょな心で ヤレホンニサ
いるのやら

島で暮らすにゃ とぼしゅてならぬ
伊豆の伊東とは 郵便だより
下田港とは ヤレホンニサ
風だより

風は潮風 御神火おろし
島の娘たちゃ 出船の時にゃ
船の纜 ヤレホンニサ
泣いてとく

磯の鵜の鳥ゃ 沖から磯へ
泣いて送らりゃ 出船もにぶる
明日も日和で ヤレホンニサ
なぎるやら
「旅人の唄」

山は高いし 野はただ広し
一人とぼとぼ 旅路の長さ

乾く暇なく 涙は落ちて
恋しきものは 故郷の空よ

今日も夕陽の 落ちゆく先は
どこの国やら 果さえ知れず

水の流れよ 浮寝の鳥よ
遠い故郷の 恋しき空よ

明日も夕陽の 落ちゆく先は
どこの国かよ 果さえ知れず
「紅屋の娘」

紅屋で娘の いうことにゃ
サノ いうことにゃ
春のお月様 薄曇り
トサイサイ 薄曇り

お顔に薄紅 つけたとさ
サノ つけたとさ
私も薄紅 つけよかな
トサイサイ つけよかな

今宵もお月様 空の上
サノ 空の上
一刷毛さらりと 染めたとさ
トサイサイ 空の上

私も一刷毛 染めるから
サノ 染めるから
たもとの薄紅 下さいな
トサイサイ 下さいな
「ペタコ」

ペタコおっかさんに 白い帽子もろうた
ペタコ白い帽子 かぶってる
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン

ペタコ泣くとき 白い帽子ふった
ペタコ白い帽子 ふって泣いた
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン

ペタコ遊ぶに 白い帽子かぶる
白い帽子を かぶってる
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン
ハーリャンリャカリャンの リャンリャンリャン
「あの町この町」

あの町 この町
日が暮れる 日が暮れる
今来た この道
帰りゃんせ 帰りゃんせ

おうちが だんだん
遠くなる 遠くなる
今来た この道
帰りゃんせ 帰りゃんせ

お空に ゆうべの
星が出る 星が出る
今来た この道
帰りゃんせ 帰りゃんせ
「十五夜お月さん」

十五夜お月さん ご機嫌さん
婆やはお暇 とりました

十五夜お月さん 妹は
田舎へもられて ゆきました

十五夜お月さん かかさんに
も一度わたしは 逢いたいな
「俵はごろごろ」

俵は ごろごろ
お倉に どっさりこ
お米は ざっくりこで
チュチュ鼠は にっこにこ
お星さま ぴっかりこ
夜のお空に ぴっかりこ

居眠り ごろごろ
舟こぎ ぎっちんこ
こげこげ こっくりこで
おやおやお目々は ぱっちりこ
ちょうちん ぽっかりこ
鼻のちょうちん ぽっかりこ

雷 ごろごろ
いなづま ぴっかりこ
夕立 びっくりこで
せんたく びっしょりこ
お庭も びっしょりこ
雨でお庭も びっしょりこ

小石は ごろごろ
高下駄 かっちんこ
雨降り びっしゃんこで
細道 どんぶりこ
小道も どんぶりこ
はいた高下駄 びっしゃんこ
「木の葉のお舟」

帰る燕は 木の葉のお舟ネ
波に揺られりゃ お舟は揺れるネ
サ揺れるネ

舟が揺れれば 燕も揺れるネ
燕帰るにゃ お国が遠いネ
サ遠いネ

遠いお国へ 帆のないお舟ネ
波に揺られて 燕は帰るネ
サ帰るネ
「河原柳」

南風吹け 麦の穂に
河原柳の 影法師
最早今年も おもだかの
花はちらほら 咲きました

待ちも暮らしも したけれど
河原柳の 影法師
山に父母 蔦かずら
なぜにこの頃 山恋し
「旅は青空」

誰に迷うたか 一本桔梗ヨ
広い裾野の 中に咲く
スットントロリコノーヤイ

富士は伊達者で 白雪ゃ積もるヨ
解けてくれぬか 寒いから
スットントロリコノーヤイ

恋は気まぐれ あてにはならぬヨ
やがて別れる 時が来る
スットントロリコノーヤイ

泣いたからとて 今晩限りヨ
明日はあの山 越えてゆく
スットントロリコノーヤイ

籠に飼われた 子鳩じゃ辛いヨ
わたしゃ気ままな 旅の鳥
スットントロリコノーヤイ
「千羽鶴 」


千羽鶴さえ一羽でもかけりゃ
九百九十九羽はぐれ鶴

お月様さえ片隅かけりゃ
かけた片隅ァ真の闇

はぐれ鶴になりゃ啼きなき騒ぐ
かけりゃお月さんもやせ細る
十文字  野口雨情 作詞 藤井清水 作曲


道の 十文字で
烏が鳴いた
不思議 打ち打ち
烏が鳴いた
何の ことだろ
胸まで響く
今日も かんぶり振って
また鳴いた

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