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妄想日誌コミュの日誌2 キーワード

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はい!今回も妄想に妄想を重ねたイタイネタ(KinKi)ですわーい(嬉しい顔)
楽しく読んでもらえると嬉しいですぴかぴか(新しい)


あらすじ:
コンサート会場に着いた2人の前にあやしき男が…。
何かを手渡され困惑する私達。
指示され命令され、逆に飲まして潰してみたり…。


感想などを、感想トピまでいただけると、管理人はとても喜びます。

では、お楽しみください!

コメント(18)

Vol.1

雨だ…。嫌だなぁ、これからコンサートなのに…。

私はさつき。フツーの会社員でKinKiさんのファンである。
今日はKinKiさん待望の夏ツアーin地元!ツアーが始まってもう1ヶ月がたち、かなり待ちに待った日である。

なのに…

KinKiさんの「つよ」は自他ともに認める雨男なのだ。晴れ女を掲げる私としては、負けた気がしてかなり悔しい。

ゆうき「どした?なんか暗いよ?」

この心配してくれているのは親友のゆうき。KinKiさんの「こーいち」のファンである。
ゆうきの運転で会場に向かっているのだが、夕方であるのと雨のため、のろのろ進んでいる感じだ。

ゆうき「今日はほんとにコンサートあるのかなぁ?」
さつき「何言ってんの!?向かってるんじゃん!それに席いいんだよ〜、今日!」

ゆうきは当日になると、やる気をなくすんだよな〜。私なんか、かなりドキドキなのに!…少しうらやましいな…。


ゆうき「ここで曲がるんだよね。」

うわ〜…!道路曲がったら会場正面だ!
やばい!ドキドキしてきた〜!!
vol.2

会場が見えてきた。久々なこの会場でのコンサートということもあって
なんだかとても嬉しくなってしまう。

ゆうき「うわー・・。人だらけ・・。」

さつき「ほんとだ・・・。」

かなり時間に余裕を持たせてきたのに、会場の周りは人だらけ。
グッズを買う人、すわって買ったものを広げている人。

この光景を見ているだけで、楽しい気分が少し落ち着いてきちゃう。
・・人ごみは苦手だな〜。

脇に人の集団を見つつ、車を停めに駐車場へ。

ここの駐車場、安いんだよね!1日停めて、なんと500円!
絶対電車よりも車のほうが楽だって!


まあ・・値段はさておき。


いつもは機械で料金前払いなんだけど、あまりに人がきてしまうので、この期間は常駐の方が、清算をしてくれている。

清算の列に並んで・・。
・・・・。
・・・。
・・?
いやに前の車が行くの遅いんじゃないかい?
なにやってんだろう?

少ししてやっと自分らの番がやってきた。
ゆうきは1000円を準備している。
あ、珍しい・・。常駐の人、若い人だ。おじいさんばっかだったはずなのに。

窓をあけ、1000円を渡すゆうき。
若そうな常駐さんは、ふかぶか帽子をかぶっていて顔がよく見えない。

常駐「・・はい。500円のおつりで〜す。」

以外に低い声でゆうきに500円と領収書を渡している。
ま、いいか。さ、これで車停めて・・・。ん?

ゆうきはもらったおつりを握り締め、しばし常駐さんを見ていた。
なんかあったんだろうか?
少しして、後ろが詰まっていることもありあわてたように、ゆうきは車を進ませた。


さつき「・・どした?なんかあった?」

すこし気になって私はゆうきに聞いてみた。
しかし、ゆうきは停めるとこを必死に探していて返事をしてくれない。
仕方ないので、車が止まってから聞くことにした。


少しして車を停めた。

ゆうきに問いただそうとすると・・

ゆうき「ちょっとごめん。まってて!」
さつき「えっ!?・・あ、うん。」

真剣なまなざしに言葉を詰まらせたので、待つことにした。

ゆうきはダッシュで駐車場入り口に向かっていった。





vol.3

・・・さっきのは、あの声は・・・。

ゆうきは猛ダッシュで精算所にたどり着いた。
自分が見た人を確認するために。


ゆうき「・・・あれ?なんで?」

常駐さんは確かに男性だったはず。でも、今いるのはおばちゃん。
どう見てもおばちゃん。・・なんで?

やっぱり単なる見間違いだったのかな〜?
でもあれは・・。

感慨にひたっていると、ふと自分が握り締めている領収書に気がついた。

ゆうき「・・?まってよ。ここって、領収書なんてくれたっけ?」

機械清算なら当たり前でも、手渡しの場合は小さなレシートで、こんなに大きな用紙じゃなかった気がする。
なんとなく中身が気になったので開けてみた。

するとそこには、『電話番号』『コンサート終わったらすぐに電話しろ!』『変な暗号?』が書いてあった。

何ですか?これは・・。変質者?嫌がらせ?なに?


考えても考えても何も答えは出てこないまま、てくてく車へと戻っていった。




さつき「あ、おかえり〜。もう大丈夫?」

ゆうき「うん・・・。ごめんね、いきなり飛び出して。」

さつき「いいよ。・・で、何があったの?」

ゆうき「・・・。」

こんなことを言うべきか、ただのアホなようにも思えるのに。
第一、余計に心配させちゃうよね・・。

返事に困っているゆうきをみて、さつきは

さつき「・・ま、いいや。何もなかったみたいだし。何かあるなら、話せるようになってから話してよね。」

ゆうき「・・ありがとう。」


ごめんね、さつき。
・・自分でも信じられなかったから走って見に行ってきたの。
もう一度見れば絶対わかるから。

だってあの常駐の人・・・・。




「こーいち」にそっくりだったから。
なんかワクワクしてきた目がハート
はっ早く続き見たいですわーい(嬉しい顔)
vol.4

コンサートが始まった!
今年は急遽決まったコンサート!それも地元には約8年ぶりになるコンサート!
盛り上がらない訳がない!!!!!

ゆうき「・・・すご過ぎ!やりすぎ、あいつら!」

私たちの席はステージからは右のスタンド。でもステージがとにかくでかいので、こんなに見れていいの?なくらい、よく見える!視線もよく合う気がする!!!

ゆうき「『こーいち』かっこいい・・!」

さつき「そう?『つよ』のほうが可愛いよ!」

まったく話はかまないが、むちゃくちゃ楽しい!
「こーいち」すごいよ!どこにいても、射抜くような視線を感じるもん!
そりゃ「つよ」は可愛いけど、見ているヒマがないよ〜!


ゆうき「・・ん?あれって、ハワイの挨拶だよね。」

親指と小指だけをたてて、手をふる。しきりにやってるな〜、「こーいち」。
私もやろっと!

ゆうき「いえーい!」

「こーいち」のまねをして手を振ると、「こーいち」が答えるように自分の顔の横でこちらを向きながら、手をふった。
うんうん、好きなんだよね、これが!私も一緒にやるよ!

きゃーきゃーしながら手を振り続けた。
すると、「こーいち」は不機嫌そうに顔をしかめた。

ゆうき「?」

なんだ?あの顔?

・・と思ったのも一瞬で、「こーいち」は反対側に歩いていった。

ゆうき「・・・・。」

さつき「いまの『こーいち』すごかったね!・・って、聞いてる?」
ゆうき「・・あ、ごめん、・・うん、すごかった・・。」
さつき「ね〜!!!」

さつきはかなり興奮気味でとてつもなく楽しそうだ。
私も楽しいけど・・さっきの「こーいち」の顔が気になって・・。
vol.5

約3時間半のコンサートが終わった。
・・ええ、もうかなり楽しかったですよ!

・・・でも気がかりがないといえば嘘になるんだけどね〜。

さつき「さて、帰るとしますか。」

さつきはかなりなご機嫌で、にっこにっこしている。
確かに私も楽しかったから・・でも・・。

あ、そうだ。あのメモ・・・。

ゆうき「・・ねえ、さつき。・・ちょっと電話してもいいかな?」
さつき「ん?いいよ。待ってる。」


あの変な内容のメモ、たしか『コンサート終わったらすぐに電話しろ!』と書いてあったなと思い出し、気分のいいのも手伝ってかけてみた。



truu…  truu…   ピッ!


男性「・・・・はい。」

出たのは男の人だった。えらく低い声で・・くらい感じ?

ゆうき「あの・・・。誰ですか?」

こっちからかけてなんだけど、いきなりかけろのメモだけじゃ分からないよね。
聞いて当然でしょ。

男性「はぁ?・・おまえ、何言うてんねん?だれや思ってかけて来とんねん!?電話しろ言うたやろ?ライブ中に!わかっとんたんちゃうんか〜!?」


なに!?なんで怒られてるの、私?で、なんで関西弁!?
ってか、ライブ中?・・え・・?えー!!!?何のこと?

わけが分からず、怒鳴る相手に答えることが出来ずにいると、相手がすこし口調を和らげてきた。

男性「・・手を顔の横にあてて、親指と小指たててふるやつや。何度かしとったやろ?おまえもやっとったやないか?」
ゆうき「手を・・顔の横に・・・・。あっ・・!」

確かにやった。何度かやった。

でも、でも、でも、・・・あれは・・・あれは・・。

男性「ようやく分かったか〜。」

分かったか〜って、この声って確かに確かに聞き覚えがある・・ね・・。



ゆうきは思い切ってたずねてみた。



ゆうき「あの・・・もしかして、『こーいち』さんですか?」


私が考えうる記憶をたどってもこの答えしか出てこないんです・・。
間違っていたとしても、出てこないんです・・・。

か細く小さな声での質問に電話の相手は答えた。




男性「合言葉は?」


ゆうき「合言葉〜!?」


何、それ!?
vol.6

ゆうき「あの・・・、申し訳ないんですが『合言葉』とはいったい?」

私が聞いたのは、「こーいち」ではないか?なのに、何で合言葉なんて答えがかえってくるのか全くわからず、恐る恐るたずねてみた。

男性「・・!・・・おまえは〜どんだけ鈍いねん!渡した紙見てみい!」

渡した紙?領収書のこと?

言われたとおり、渡された紙を見てみた。「電話番号」「コンサート終わったら電話しろ」「変な暗号?」

変な暗号?これのことかな?

ゆうき「えーと・・『ライブで必ず泣く歌は?』・・ですか?」

って、書いてあるな。うん。


男性「あほ!何でそのまま読むねん!その答えや!ボケッ!」

え?え?その答えですか!?異様に怒られてますけど、私!
答え?この質問の?・・・・ん?

ゆうき「あ・・!・・・『愛のカタマリ』ですか?もしかして?」

私が必ず泣く歌といったらこれしかない。前奏でもう泣いてんだよね・・。
いい歌だもん、これ。



しばしの沈黙の後、男性が答えた。


男性「お〜やっとわかったか〜。正解!ようかけてきたな〜。」

あたった!わーい・・・じゃない!当たったのはいいけど、あなたは誰ですか?

ゆうき「あの・・『こーいち』さんですよね?」

こーいち「そうや。ほかに誰がおんねん。」

誰がおんねんって、やっぱりー!!!!!??????
え?えー!?なんで、どうして、え?えー!!!?

やっぱり「こーいち」だった。でも、なんで?どうして?どういうこと?
何が起こっているの?
かなりな放心状態になりながら、受話器のむこうの楽しそうな声をただきいていた。



こーいち「で、今どこにおんねん?」

ゆうき「え・・?駐車場ですけど・・。」

こーいち「よっしゃ、今から来い。○○ホテル分かるか?」

ゆうき「分かりませんけど・・今からですか?私・・帰るんですけど・・。それに、友達いますし・・。」

何を言われてるかわからない。ホテル?今から?
何を言っているんだろう、この人は。

こーいち「友達?じゃあ、一緒に来い。ホテルの場所は俺もわからん。何とかして来い。で、ホテルの地下に駐車場があるから・・・。」

こーいちはとても楽しそうに、部屋までのルートをしゃべっている。細かく正確に。

私の頭には一応入ってくるのだが、現実味がまったくない。
ほんとに今、現実なんだろうか?



こーいち「分かったな?じゃはよ来いよ。じゃ。」


ピッ  ツーッ  ツーッ


言いたいことだけ言って、「こーいち」は電話をきった。
私も切れた電話をかばんにしまった。




さつき「長かったね〜。友達?「こーいち」ファンの子?」
ゆうき「え・・?」
さつき「『こーいち』って何度か言ってたから。違った?」
ゆうき「あ・・うん。」


さつきはきょとんとした表情でゆうきに問いかけた。

さつきに言うべきだろうか?でも友達も連れてこいといっていたし、言わないわけにもいかない状況ではないだろうか?
信じてもらえるのかな?こんなこと。


さすがに困った表情のゆうきにさつきは聞いちゃいけないことを聞いたかな?と不安になった。


さつき「・・大丈夫?やな電話だった?」

ゆうき「!!・・ううん、違うよ!・・・あのね・・」

心配させたままじゃだめだよね。



ゆうきはさつきに、すべてを打ち明けた。
vol.7

さつき「は?『こーいち』?」
ゆうき「・・うん。」

さつきに黙ってなんて無理だ。信じてもらえないかもしれないけど、すべてを打ち明けることにした。


さつき「・・そうなんだ。で、なんて言ってたの?」

ゆうき「今から○○ホテルに来いって・・。友達いるし、帰らなきゃっていったんだけど・・。」

いきなりこんな話しても困るだけだよね。でも、断れる状況じゃなかったんだよ。ほんとに「こーいち」なんだもん・・。


さつきは何か考えてるようでしばし沈黙が続いた。


さつき「よし!・・じゃ、行こう!」

ゆうき「え?・・本気?」

さつき「本気って、行きたくないの?行きたいでしょ?」

ゆうき「はい・・行きたいです。」

行こうって、まさか、こんなに簡単に言ってくれるなんて思わなかったよ〜!
だって、明らかに怪しいじゃん!直接電話で話したんなら分かるけど、わたしが説明しただけだよ!それを信じてくれるなんて・・!


さつきはメモに部屋までのルートを書いている。
・・ほんとに会えるのかな?ホテルに行ったら会えるのかな?



・・あ!でも、帰りが何時になるか、分からないよね?家に連絡しないと・・。
明日も仕事だし、もしも泊まったりしたら・・。


ゆうき「家と職場に連絡しないと・・。」
さつき「ん?あ・・そうだね。・・・よし!じゃ、まず仕事場に連絡。今からでも連絡できる?」
ゆうき「今から・・。大丈夫、主任ならいるはず。」
さつき「じゃあ、電話して。かかったら代わってね。」
ゆうき「う・・うん。分かった・・。」

さつきがめちゃめちゃテキパキ動いている。
私はこんなに放心しているというのに。

言われたとおり、主任に電話をかけた。コールしてからさつきに電話を渡した。




truu ・・ truu ・・ ピッ




さつき「もしもし〜、私、ゆうきの母でございます〜。ゆうきが風邪をこじらせまして、・・えぇ、明日1日、大事を取らせてやりたいと思いまして〜・・。はい、ま〜ありがとうございます!・・・えぇ、はい。では失礼いたします〜。」


ピッ



さつき「はい終了ー。次は?」
ゆうき「・・家に連絡です。」
さつき「じゃ、かけて。で、このとおりしゃべるんだよ。分かった?」
ゆうき「・・分かった。」


さつきが出したのは、カンペ。
このまま読めばいいんだよね・・。

ゆうき「あ・・もしもし?これからさつきとご飯食べにって、そのまま泊まることになったから。今日楽しくて、語り明かそうってことになって!・・うん。・・・え?明日?仕事?・・・えーと・・」

カンペに書いてないよ〜!どうしよう!

さつきはカンペを1枚めくった。すると用意された回答が・・。

ゆうき「明日はね〜、シフトが変更になって、休みになった。だから大丈夫だよ。・・・うん、うん、分かった。・・じゃあね。」


ピッ



・・・終わった?私、明日、休みになった?
さつき、すごいね。さっき黙ってると思ったら、こんなこと考えてたのかい?


さつきは何かスイッチが入ったようで、メモを片手に地図を広げ・・。


さつき「じゃあ、終わったね。行くよ!ほら、急ぐ!」

ゆうき「は、はい・・!」


さつきのナビで○○ホテルに向かった。地図は見てるんだけど、さつきはホテルの場所を知っているようで、「次を右」「2つ目を左」と、最短ルートでナビしてくれている。
・・なんでそんなにテキパキしているんですか?
運転してる私は手がぷるぷるぷるしているというのに・・。





ナビの甲斐あってか、約15分後、○○ホテルに着いた。


1:地下駐車場にまず車を停める

1つ目の指示に従い、地下の駐車場に降りていった・・。
vol.8

ここはホテルの地下駐車場。まずここに車を停めることになる。
ビクビクなゆうきを尻目に、さつきはメモを片手に車を降りた。

次の指示は・・


2:1階のフロントに行き、携帯にワン切りする。


さつき「ほら、行くよ!もたもたしない!」

ゆうき「・・はい。」

なんでこんなに冷静なんでしょう、さつきは。
・・・相手が「こーいち」だからかな?さつきは「こーいち」苦手だもんね。
あんなにかっこいいのに・・。


スタスタ歩いていくさつきの後を、ゆうきは必死でおいかけ、2人はフロントまであがってきた。

さつき「さ、かけて。」

ゆうき「はい・・・。」

指示通り、「こーいち」の携帯にワン切りをする・・。



さつき「よし。・・・次は・・。」


さつきはメモを見た。


3:2台あるエレベータの右側に乗り込み、最上階にあがってくること。
  あがったら、そのまま廊下で待機。


2台のエレベーター?・・あ、あれかな?


フロントの横、少し奥にエレベーターが2台並んでいる。
右側に乗り込めばいいんだよね・・。



2人は指示通り、エレベーターの前へ。
上のボタンを押し、少し待つことに。


ゆうき「・・・ね、怖いね。」

さつき「ん?なにが?」

さつきはきょとんとした顔で答えてくる。
怖いではありませんか。指示通りうごいているものの、このまま上に上がったら「こーいち」に会うってことではないんでしょうか?


さつき「大丈夫、大丈夫!とって食われたりしないって!」

ゆうき「あ・・あたりまえでしょ!そーゆー意味じゃないって!」

さつきにからかわれながら待つと、エレベーターが到着してきた。



エレベーターのドアが開く・・。



少し重い足を前に出し、2人はエレベーターに乗り込んだ。
vol.9

エレベーターの中、さつきはのん気に鼻歌を歌っている。
私といえば、さっきから手の震えがおさまらない。

指示は・・最上階まであがる。そしてそこで待つ。

ということは、最上階にやつはいるということになる・・。


さつき「あ、着いたみたい。」

ゆうき「・・・!」

とうとう最上階についてしまった。

エレベータのドアが開く・・。

・・・。

恐る恐る・・・は、ゆうきだけだが、エレベーターを降りた。
指示だと、ここで待機だったよね?

降りたすぐ、私は顔を上げることができないでいた。
だって、いたら、嫌じゃん!!!!


さつき「ん?誰もいないよ?」
ゆうき「・・・え?」

さつきは降りたとたん、キョロキョロとあたりを見回していた。
でも、ホテルの従業員すらいない、ガランとした空間だけがあるだけだった。


さつき「んー・・・。ま、待つか。仕方ない。」


ここで待機。


それが指示だから、仕方ないので、エレベーターの前で2人で待ちぼうけ。
なんかすこし、拍子抜けで少し緊張がほぐれてきた。




沈黙を破ったのは、エレベーターの音だった。

さつき「エレベーター、ここで止まるね。」

先ほど私たちが乗ってきたのは右側。今度最上階に来るのは、左側のようだ。


降りてくる人の邪魔になるかな?と思った私たちは、少しずれて立つことに。




少しして、エレベータのドアが開いた。


ゆうき「・・!!!!!」
さつき「お・・!本物!」




エレベーターの中から1人男性が降りてきた。


明らかにニヤニヤした顔で、楽しそうな笑顔を振りまいて歩いてくる。




それは、まさしく「こーいち」だった。








こーいち「おつかれさーん。じゃ、いこか。」

さつき「うん!・・・で、どこに?」


さつきー!平気で会話をしなーい!こ、こ、こーいちだよ!!!!

私がしどろもどろしているのを「こーいち」はチラッと見て、ニヤニヤしだした。そして、わざわざこちらのほうを見ながら・・


こーいち「俺の部屋。」

ゆうき「・・・!!!!」

さつき「ちょっと!私が質問したんだから、こっちに答えなさいよ!」



だ、だ、だ・・・誰か、あの男を止めてくれ〜!
さつきも、喧嘩をしかけないでよ〜!

なんだ〜?という顔で、「こーいち」はさつきとにらみ合っている。



そんなことよりも、というか・・・もう無理!許容オーバー!

vol.10

前を「こーいち」が歩いている・・。
私はそれについていってる・・。

現実味はないが、確かにいる。
・・・さつきは相変わらず、「こーいち」に喧嘩を売っている。

こーいち「ここや。」


部屋に到着したようだ。


カチャッ・・とドアをあけ「こーいち」は部屋の中に入っていく。
当然のようにさつきも入って・・。

さつき「・・?ゆうき、早く。」

ゆうき「はい・・!」

さつきにうながされ、やっと足が動いた。
恐る恐るドアに手をかけ、中へと入っていった。



こーいち「てきとーにくつろいで〜。あ、なんか飲む?」

あくまで自然に「こーいち」は聞いてくる。
私は部屋に入ってから、一度も顔を上げれないでいた。

こーいち「・・・そっちは?」

さつき「そっちって・・。まあいいか。お酒が飲みたい気分!」

さつきはかなりリラックスしているようで・・。
すごいな〜。尊敬しちゃうよ・・。

さつき「・・あー!「まーちん」だー!「よね」もいるー!」

ゆうき「え・・?」



部屋の奥に、男性が2人。

あれは、「まーちん」と「よね」だ。

さつきはテンション上げながら、2人のほうへ歩いていった。
どうやら2人はゲームの真っ最中みたいで、さつきはコントローラーを奪い取ろうとしている。
・・どんだけ神経図太いんですか、さつきさん・・。




結局ゆうきは、「こーいち」に何飲む?ときかれても答えられないでいた。

あきらめた「こーいち」はキッチンに飲み物を取りに行った。




こーいち「はい。」

ゆうき「あ!・・ありがとうございます!・・・あ・・!」

目の前に飲み物を差し出され、とっさに受け取った。
それはコーラだった。
これ、私の好きなものだ・・。

こーいち「俺もコーラ好きやから、好きやろう?」

ゆうき「・・・はい。」

その理由はどうかと思うが、確かにコーラは好きなので、ありがたくいただくことにした。


「こーいち」はゆうきが、素直に飲み物を受け取ったことに気分がよくなったようで、にこにこしながらさつきに飲み物を届けにいった。

さつきは3人でゲームバトルをしていた。
すでに2人とは打ち解けて、時々ハイタッチをしている。

こーいち「ほらっ・・!」

さつき「え・・?・・わっ!あぶなっ・・!」

ビンのスパークリングワインをそのままさつきに向かって「こーいち」は投げた。
さつきは驚きながらもなんとか受け止めた。

こーいち「ナイスキャッチ〜。」

さつき「あぶないな〜!でも、ありがとう!」


いたずらに「こーいち」は笑っていた。
さつきも少しムッとしたようだったが飲み物が届いたことに機嫌を良くして、ニコニコしながら飲み始めた。
vol.11

ホテルの部屋に「こーいち」と私が一緒にいる。

直視は出来ないけど、いる・・。視界に入る・・。


半信半疑でここまで来たのはいいけど、どうしていればいいのか分からない。



渡されたコーラをちびちびと飲みながらビクビクしている私に、「こーいち」がやさしい口調で話しかけてきた。

こーいち「ゆうき・・ちゃん?大丈夫か?」

ゆうき「!・・はい!・・だ、大丈夫です・・!」

名前〜!!ちゃん付けって〜!

余計にあわあわしだした私を見て、「こーいち」は一瞬きょとんと、すぐにニヤニヤ笑い出した。
完全に遊ばれてるんでないでしょうか、私・・。



ゲーム会場は盛り上がっているようだ。


さつき「はーい!私の勝利〜!弱いな〜2人とも!」
まーちん「ひでー!今のは反則でしょ〜!?」
よね「お前が弱いだけだよ!・・ね〜さつきちゃん!」

大きな声がしてそちらを向くと、「まーちん」がさつきにいじめられているようだ。
いじめって・・・。
さつきのテンションはかなりな高め。羽目をはずしすぎなきゃいいんだけど・・。



さつき「よっ・・。あれ〜?ちょっと、暗いよ?こっち。せっかくの機会なのにもっと楽しまなきゃ〜。」

さつきはそう言うと、ワイン片手にこちらに歩いてきた。
・・・かなり上機嫌、というか、酔っ払いになっている・・?


こーいち「おまえ、こっち来んな!邪魔!」
さつき「ん?言ってくれるじゃないの〜?」

わざわざ「こーいち」に絡まなくてもいいのに、さつきはけんか腰に「こーいち」を見ながら、ゆうきの隣にすわった。

さつき「ゆうき、よかったね〜。・・まあ、どこがいいのかは分からないけど、「こーいち」にこうして会えて。」
こーいち「・・おまえってさ、一言多いよな〜。仮にもオレがここにおるってのに。」

「こーいち」はさすがに自分にまったく興味がないさつきに残念がってるみたいだ。

ゆうき「・・「こーいち」はかっこいいよ!・・すごく。」

あ〜!!!なに言ってんだ〜私!?
は、は、恥ずかしすぎる〜!!

こーいち「!・・ありがと〜!嬉しいわ〜!」

思わず出た言葉に、「こーいち」は嬉しそうに笑っている。
さつきはそんな「こーいち」を見て面白くないようで・・


さつき「・・ね?「こーいち」くん?」

こーいち「ぁん?・・気持ち悪いわ。何やねん?」

え?さつきがくん付け?
・・・さつき、変なことはしないでよ〜。お願いだから!



ゆうき「!」

こーいち「・・・何やねん?」

さつきはスクッと立ち上がり、「こーいち」のほうへ向かっていった。
そしてなんと、「こーいち」の肩に腕を回そうとしだした。
さすがに「こーいち」は怪訝そうな顔をして、振り払った。


ゆうき「さつき・・・。どうしたの?」

さつき「いーなー、さつきは。「こーいち」いるんだもん。・・ね、「つよ」呼んでよ、「こーいち」くん!」

こーいち「はあ?「つよ」〜?」



振り払われたことにも動じることなく、さつきはにっこりと「こーいち」にお願いしていた。
お願い・・じゃないな。命令口調で・・。




vol.12

こーいち「「つよ」かぁ・・。呼べんこともないけど・・。」


さつきの無理なお願いに、「こーいち」はまじめに考えているようだ。

ただ、今の時刻・・。23:00過ぎ・・。
まじめな「つよ」が果たしてきてくれるだろうか・・。

そりゃ私は確かに「こーいち」がここにいて嬉しくて。さつきは「つよ」がいないことが寂しいんだろうとは思うけど。



すこし違う空気を感じでか、奥の部屋の「まーちん」と「よね」がやってきた。



まーちん「呼んだらきてくれるんじゃないですか?」

こーいち「たぶんな〜。でも、寝てへんかな〜。」


ぶつぶつ言いながらも呼んでくれようとしている「こーいち」をみて、さつきはニコニコしていた。

さつき「・・ね、「こーいち」案外いいやつじゃん。」
ゆうき「当たり前だよ!「こーいち」は素敵だもん!」

こーいち「!」

はっ!として、口を押さえたが、「こーいち」はこっちをガン見している。
明らかに嬉しそうだ。


さつき「はいはい、ごちそうさま。・・・で、呼んでいただけますよね〜?「こーいち」くんなら、出来ないはずないもんね〜。」

こーいち「あったりまえやろ〜?それくらい!」



うわぁ・・。明らかにはずんでいる・・。
喜んでもらえたのは確かだけど、恥ずかしすぎる・・!




「こーいち」はベット脇の内線の受話器をとってかけだした。



少しして、相手が出たようで話し始めた。


こーいち「おったおった〜。・・・今から部屋来れへんか?ちょとな、ライブのことで話したいことがあんねん・・・」


いたってまじめな口調で「こーいち」は話をしている。
相手はたぶん、「つよ」だろうけど・・。



さつき「・・来るかな?」
ゆうき「・・わかんないよ〜。」


さつきもさっきと違い、緊張気味になっているようで、私に寄り添ってきてる。
やっぱり好きな人は緊張するよね、さつき。



少しして、「こーいち」は受話器をおいた。



そのままこちらに歩いてくる。



さつき「どうだった?来るって?」

さつきは目をキラキラさせながら「こーいち」に問いかけている。
私も心配だったが、そんなに簡単に問いかけたりは出来ない。

ちらっとこちらに「こーいち」は視線をおくって、すぐさつきのほうを見なおした。


こーいち「「つよ」来るって。えらい不機嫌やけど。」

さつき「やったー!・・って、何で不機嫌!?怒らせないでよね〜!」


「つよ」がやってくることになった。まあ不機嫌なのはこんな時間だし、しかないのかも知れない。
さつきも分かってるんだろうけど、「こーいち」に詰め寄っている。





傍観していた「よね」が、とっさに口を開いた。



よね「「つよ」さん、来るんですよね?脅かしたりしません?」



全員の視線が「よね」に集中した。
脅かす?「つよ」を?


vol.13

よね「まずは、これを使います。」


何か脅かすネタを考えたらしい「よね」は、浴室からバスローブを取り出した。


こーいち「で、それをどーすんねん?」



早く脅かす内容を知りたい「こーいち」は「よね」をせかした。
そんなに脅かしたいんですか、目がキラキラしてきてますよ。


よね「はいはい、落ち着いてください。順番に説明します。まずは、このバスローブをお二人に着ていただきます。」

こーいち「!!・・いや〜、えっち〜!」

バスローブを着る・・ときいて、「こーいち」はやらしい笑いをしながら叫んだ。


さつき「アホがおる・・・。服の上からに決まってるでしょう?」

こーいち「!!!・・・わ、わかっとるわ、それくらい・・。」


明らかに勘違いな「こーいち」はおいといて、「よね」は話を続けた。



よね「頭にはこれを巻いてもらって、僕らのふりをして、ゲームをしててもらいます。」

まーちん「俺らはどーすんの?」

よね「浴室にでも隠れてます。そして、ここからが重要!」


しばし落ち込んでいた「こーいち」も、重要ときいて話しに戻ってきた。


よね「ここからは「こーいち」さんの演技にかかってます!あくまで自然に、ぎりぎりまで気づかせないようにしないと、この作戦は失敗になります。」

こーいち「!・・つまり、俺次第っつーことやな・・。」



ん?なんか特に大変でもないような気がするんですけど・・。
「こーいち」はかなり気合が入ったようで、「よね」「まーちん」とともに最終確認をしている。



ゆうき「ねぇ、こんなので「つよ」は驚くかなあ?」
さつき「どうだろうね。・・・でも、来るんだねぇ!いや〜ドキドキする〜!」


さつきは「つよ」が来るということでいっぱいで、この作戦にも特に疑問を抱いてないみたいだ。
・・・絶対、失敗する気がする。



よね「じゃ、はやくスタンバって!もう来ちゃいますよ!」


確かにそうだ!「つよ」同じフロアにいるんだから、大して時間はかからないはず!
あわててバスローブを受け取り、私たちは奥のゲームがあるところに座った。
頭にはタオルをまいて、風呂上りを演出している。



こーいち「おー、分からへんな〜こっからやと。」

「こーいち」は私たちの隠れ方を確認している。こんだけぐるぐる巻きすれば髪の長さも分からないし、バスローブで全身隠してるし、まず遠くからなら気づかれないだろう。



ピンポーン!




部屋のインターホンが鳴った。


こーいち「来たで。・・・よっしゃ!」


「よね」と「まーちん」は浴室に隠れた。
「こーいち」はドアのほうへ歩いていった。



待機中の私たちは落ち着かなくなって、そわそわしている。
さつきなんか、いまにもドアに走ってきそうな気配だ。
私もかなりドキドキしている。こちらから行くのと、向こうから来るのの違いなんだろうか?



カチャ・・



こーいち「おつかれさん。」


つよ「手短に頼むわ・・。ごっつ疲れてんねん。」


さつき「!!!!」

ゆうき「!」



「つよ」の声だ!来た!「つよ」が来たーーーーー!
vol.14


こーいち「わるいな〜、こんな遅い時間に。」

つよ「悪いと思ってんなら呼び出すなや。・・しゃーないなぁ。」


おー!おー!「つよ」がしゃべってる!!!
ふたりが会話してるよー!これって、かなりなレア度なんじゃない!?


さつきとゆうきは目で会話して、互いのどきどきを和らげようとしていた。
でも、後ろから聞こえてくる会話にいちいち反応して、体はつねに震えていて、「つよ」を驚かすどころではなくなっていた。


このドッキリの重要人物?「こーいち」が仕掛けだした。



こーいち「なあ・・。コンサートのときの2人、覚えてるか?」

つよ「2人?・・・あー、あれか?おまえがよう見とった子か?」

こーいち「そうそう、あの2人や。」



なんか、えらい話になってますけど・・。
かなり衝撃的な話になってますけど・・・。

あまりの衝撃内容に、さつきは体のふるえがとまり、逆に動けなくなってしまった。
ゆうきは・・・涙目になっている。



こーいち「あの子らと、楽しく遊んだりしたいと思わへん?」


ニヤニヤと「こーいち」は「つよ」に持ちかけた。


つよ「はあ?おまえ、何言うてんねん!?・・・って、そんなこと言うために呼んだんか?」



「つよ」は何かを察知したらしく、つきあってられへん・・な感じで立ち上がろうとした。



こーいち「まあまあ、そうかっかせんと。」




「こーいち」はそう言って「つよ」をたしなめ、とりあえずもう一度座るように促した。



・・あぶないなー。「つよ」が帰るかもしれないでしょ〜!
・・・でも、『そんなこと』か。・・痛いなあ・・。


こーいち「で、話戻るけど、遊びたいと思わへん?」

つよ「・・おまえ、ありえへんこと言われても無理やろ。・・もう寝たほうがいいんやないか?」


半分あきれたように、お前は疲れてるかそんなことを考えるんやなオーラで、「つよ」は「こーいち」をたしなめた。



こーいち「分からんで〜、以外にありえたりするかもしれんで。もしそうなったら、遊びたいと思うやろ?」

つよ「しつこいなー・・。・・まあ、ありえるんやったら遊びたいとは思う・・かなぁ。」

さつき「!」

ゆうき「!」



遊びたい!という言葉にうれしくなり、私たちは目で喜びを分かち合った。
あー!ドッキリ中じゃなければ叫ぶのに!思いっきり叫ぶのにー!!!

vol.15

頭の中は嬉しい言葉のリピート。

ライブ中も気にしていてくれて、こうやって呼んでくれて、遊びたいと声に出して言ってくれている。

・・・こんな幸せなことってないんじゃない?



つよ「そや、・・ オイ、お前らもいかげんにはよ寝えや。」


さつき「!!」

ゆうき「!」


「つよ」は明らかにこちらに向かって叫んでいるようだ。
変装は完璧のようで、ほんとに「よね」と「まーちん」と思ってくれている。


というか・・・


いま、「つよ」はこっちをガン見してんだよね・・。


こーいち「お前もゲームやってきたら?面白ろいで以外に。」

無責任な「こーいち」は面白がって「つよ」にゲームを進めている。
となりのさつきは怒りと恥ずかしさとドキドキで、より一層プルプルふるえている。絶対「こーいち」だけならつかみかかっているんだろうな。


問いかけに反応しない私たちに少しイラっとした「つよ」は、椅子から立ち上がり、こちらに来ようとした。

こーいち「ま、まーまー、剛さん、座りましょ。」

つよ「?・・何や?気持ち悪いな〜。」

あわてて「こーいち」は「つよ」の服をつかんで、阻止した。


ありがとう!!「こーいち」!
さすがに近くに来られたらばれてしまう!


つよ「?・・何か企んどるんか、おまえら?あやしいな〜。」


第6感?な感覚で明らかにおかしいみんなの態度を「つよ」は不信がり、疑いのまなざしをむけてきた。

いまだに「つよ」の服をつかんでいた「こーいち」は手を離し、観念してしゃべりだした。


こーいち「おまえ凄いな・・。どこで感じ取るんやろうな?しゃーない!ネタばらしや!・・・。2人とも、こっち来れるか?」



「こーいち」は私たちに全部脱いでソファーの方へ来るように言ってきた。


うそ・・・。早いよ、急だよ、なんだよそれ。
だから失敗すると思ったんだよ!


さつきとゆうきは目をあわせ、はあ〜・・とため息をついた。
仕方ない、どうせバレるんだから。



意を決してまず、頭のタオルを取った。
2人とも髪が長いので、「よね」と「まーちん」ではありえない後姿になっていた。


つよ「・・・ん?」


背後から「つよ」の疑問な声が聞こえるがとまるわけにもいかない。


次に着込んでいたバスローブをゆっくりと脱いだ。
そしてゆっくり、後ろを振り返った・・・。




さつき「・・は、はじめまして。」

ゆうき「・・はじめまして。」


つよ「はい?だ、誰?ってか、えっ!?えー!!!!?」

こーいち「だーい成功!」



バンッ!


その声をきいて、バスに隠れていた「よね」と「まーちん」が飛び出してきた。

よね+まーちん「大成功〜!」

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