ＳＯＮＧＳコミュの第332回(3/14)　卒業ソングＳＰ

３月は別れの季節。ここ10年卒業式で歌う曲として最も人気があるのが「旅立ちの日に」
です。共に笑い泣き同じ時を過ごしてきた共や恩師。掛けがえのない人たちとの別れの時
そこにはいつも歌があります。
「SONGS」では、これまでさまざまな卒業ソングの名曲を紹介してきました。
旅立ちの時を迎えた若者と触れ合ったアーティストたちのはなむけの歌は生涯忘れる事の
ない特別なパフォーマンスとなりました。
「SONGS」今夜は卒業ソングのコンピレーション。感動の名シーンを集めてお届けします。

♪さくら　森山直太朗
2008年、森山直太朗さんは仙台市内の高校の卒業式サプライズで登場しました。
「さくら」の合唱で心を通わせ合う直太朗さんと卒業生たち。
彼女たちにとって「さくら」は特別な歌です。
「さくら」は有名な独唱だけでなく実は合唱バージョンがあります。
この合唱バージョンを直太朗さんとレコーディングしたのが当時の宮城県第三女子高校
音楽部の生徒たちだったのです。

参照→第37回(2008/2/13)http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=28016535&comm_id=2180798
レコーディングから５年後。2008年の「SONGS」で、直太朗さんは再びこの学校を訪れ
ました。実は彼女たちの後輩から、直太朗さんと一緒に「さくら」を歌いたいというFAXが
届いていたました。直太朗さんは「SONGS」でその願いに応えようと考えたのです。
直太朗さんと生徒たちと出会いによって生まれた「さくら(合唱)」以来、この高校でずっと
歌い継がれている特別な卒業の歌です。

さくら

♪手紙～拝啓十五の君へ～　アンジェラ・アキ
人生の新たな扉の前で迷いもがく人たちに力を与える歌あります。
この曲のベースになっているのは15歳のアンジェラが30代の自分に宛てて書いた手紙です。
大人になったアンジェラが読み返した時、そこには当時の切実な悩みが綴られていました。

参照→第80回(2009/2/25)http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=40178621&comm_id=2180798
みんなの歌声を聴いて「SONGS」で声を合わせて歌いたいと考えました。
人生の階段を上っていく若者たちへ贈るはなむけの歌です。

手紙～拝啓十五の君へ～卒業

♪卒業写真　松任谷由実
ユーミンが参加した卒業式で歌われたのは「卒業写真」
その背景にはユーミンと中学生たちとの偶然の出会いから始まった触れ合いがありました。

参照→第85回(2009/4/ 8)http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=41508372&comm_id=2180798
この卒業式の前の年、ユーミンは音楽制作のアイデアを練るため立科町を訪れていました。
町を歩いていた時、偶然に出会ったのが写生をしている立科中の生徒でした。
その後、ユーミンは生徒の一人から１通のメールを受け取ったのです。そこには秋の文化祭
の合唱コンクールい来て欲しいという願いが綴られていました。

卒業写真