ハチドリ計画コミュの皆さん、知っていましたか＆皆で考えましょう！

まじめな話題にお付き合いください。

自分も最近知り始めいろいろと話を聞いたり
本を見たりで知ったのですが
日本の山が　危ないと言うことを…

このまま行くと　あと　数十年で山々が死んでいってしまうと
言う事を…
みなさん　御存知でしたか？

山の中に移住してきた時は　「あ～緑に囲まれて幸せ～」
なんて軽く考えてましたが　
時間が経つにつれ「杉山・杉林」が多い事に気付きました。
と　言うよりもほとんどが「杉」なんです。

これは　戦時中に山々の木を切り崩してしまい
木が無くなってしまった変わりに杉を植えろと
戦後　条例で植えたそうです。（あまり　詳しくないですが…）
また　色々使えるし金にもなるという事で
その時の山の所有者が　一斉に「杉」を所狭しと植えました。

でも　それが原因で今　日本の山々が危機に陥ってます。

なぜか？

本来　日本の山というのは「雑木林」で成り立っていました。

１年を通して春　芽が息吹　夏　青々とし　秋　紅葉し冬　落葉する　色々な顔をみせていました。

自然のサイクルとは　とても1つ1つに意味があります。
落葉した葉っぱは　積もり腐葉土として土に栄養を蓄えます。
冬に葉が無くなり　太陽の光が地面まで行き届き活性化します。
雑木林の木々は　横に根っこが伸び土砂崩れしない地盤を作ります。
木の実が豊富で山に住む自然動物達の食料も確保されます。

が…

逆に　杉山は　所狭しと植えてありますが
緑葉樹で1年中　葉が生い茂っています。
土に光が当たりません。　
それどころか杉自信にも当たりません。
なので全然育たずヒョロヒョロで
立ったまま腐っているのもよくあります。

光が入らないので他の植物は　全然育たず殺伐としてます。
植物が生えないので土は　乾燥し荒れています。
杉の根っこは立てに伸び　地盤を繋ぎ止められないので
山崩れを起こします。
木の実もつかないので山の動物達が　畑を荒らすようになります。
本来なら山の持ち主が　杉を間伐（かんばつ）し
山を手入れすれば　序所に直って行くのでしょうが
相当な　お金がかかるので　ほったらかしです。
杉も間引きして光を当てないとヒョロヒョロで売り物にも
ならなくなります。
はっきり言って　悪循環です。

ちょっと前ならヒョロヒョロの間引いた杉（間伐材）
が多少の値段で売れたので赤字でも手入れする
山の持ち主がいたんですが　
今は　使い道に困る位なので　全然値段もつきません。
なので杉山は　悪くなる一方です。

その原因なのですが　「間違った認識のエコ」です。

最近　ファミレスや飲食店で　「割り箸」を置かない
店が増えてきてます。
一見「関心　関心。」と思われがちです　　…が
それが原因。

今　日本で大体　使われている「割り箸」のほとんどが
間伐杉で作られているそうです。　

「割り箸」があまり使われなくなったため間伐杉も
売れず放置もしくは　山をほったらかしにつながるとは
想像できず
その現状を知ったときには　とても驚きました。
その上　割り箸をやめた店が使う箸は　
プラスチック製であったり
他の国の大切な木が切り倒されて作られた箸だったり
するわけですよ